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未亡人~不幸を呼ぶ女~【官能レベル】★★★☆☆

官能小説

未亡人~不幸を呼ぶ女~ 作:セラ

私の名前は京子。ごく普通の女性でありたいと願っているけれど、周囲からは「不幸を呼ぶ女」と呼ばれています。その理由は、私のこれまでの人生を振り返ると分かるかもしれません。
最初に結婚したのは24歳の時でした。大学を卒業して社会人2年目、仕事に少しずつ慣れてきた頃でした。職場の上司で、私より10歳年上の男性から熱心なアプローチを受け、やがてその気持ちに応え結婚することになりました。彼は裕福な家庭の一人息子で、結婚後、私たちはすぐに彼の実家に住むことになり、彼の両親は私を温かく迎え入れてくれました。特に義母は「若いお嫁さんが来てくれて、これから孫の顔が見られるのが楽しみだわ」と目を輝かせていました。義両親はすでに70代後半。私も彼らの期待に応えたいと思い、できるだけ早く子供を授かろうと考えていました。しかし、運命は私たちに対して無情でした。結婚してわずか1年後、夫は交通事故でこの世を去ったのです。信号無視の車に跳ねられた彼は、即死でした。その知らせを受けたとき、私は現実感がまるでなく、ただその場に立ち尽くすしかありませんでした。
葬儀が終わっても、私にはまだ夫の死が実感できず、義両親とともに悲しみの日々を過ごしました。義母は、夫の死をきっかけに認知症を発症し、やがて施設に入ることになりました。義父もその後、急激に体調を崩し、数ヶ月後に亡くなりました。彼らは私にとっても家族でしたから、その喪失感は計り知れませんでした。そして、私はわずか27歳で未亡人となり、家族を全て失ったのです。
 数年が過ぎ、私は30歳を迎えました。前夫の遺産相続も無事に終わり、私には数億円という大金が残されました。それは、悲しみとともに重くのしかかるものでした。その遺産のせいもあり、周囲の男性たちは私に言い寄ってくるようになりました。明らかにお金目当てで近づいてくる人ばかりでした。
しかしそんな時、商社で管理職を務める男性と出会いました。彼は穏やかで落ち着いた人柄であり、過去に子供に恵まれず離婚したという境遇も、どこか私と通じるものを感じさせました。彼との関係はゆっくりと進展し、やがて私たちは結婚を決意しました。しかし、結婚して2年が経っても子供はできませんでした。そんな中、夫は重い病にかかり、長い入院生活を送ることになりました。彼の病状は次第に悪化し、死を待つばかりの日々が続きました。そして彼は最期に私にこう言いました。
「幸せにしてやれなくて、すまない…」彼の言葉は、私にとって深い悲しみとともに、二度も夫に先立たれた自分自身を責める感情を呼び起こしました。
ある時、私は「不幸を呼ぶ女」なのだという噂が耳に入ってきました。聞いた時はもちろんショックでしたが、もう誰も愛してはいけない、いつしか自分でもそう思うようになっていました。そうして、生涯独身を貫くことを決意したのです。
 その後、私は新しい人生を始めるために、知らない土地へ移住しました。誰も私の過去を知らない場所で、静かに生きていこうと決めました。選んだのは、北国ののどかな田舎町。自然に囲まれたこの場所は、私にとって心の安らぎをもたらしてくれる場所となりました。田舎での生活は、最初は孤独でしたが、次第にその静けさが心地よくなりました。買い物も車で20分ほどの場所にあるスーパーやコンビニまで出かけるのが日課となり、夜道をドライブするのも楽しみの一つでした。家の中で過ごす時間も多くなり、料理や読書を楽しみながら、過去の傷を少しずつ癒していきました。
 そんなある日、隣に新しく引っ越してきた男性がいました。彼は45歳で、アルバイトで生計を立てている人でした。最初は何気ない挨拶から始まり、顔を合わせるうちに自然と会話が増え、次第に親しくなっていきました。彼は素朴で飾らない人柄で、私たちはお互いの過去について話すこともありました。彼は私にとって、初めて心を開ける相手となっていったのです。
 ある日、彼が突然「俺と付き合ってください」と真剣な表情で言ってきました。私は驚きとともに戸惑い、
「ありがとう。でも、私は二度も夫を亡くしているの。不幸を呼ぶ女なの」と告白しました。しかし、彼は真剣な顔でこう答えました。
「俺は死なないです!昔から何度も死にかけたことがあるけど、京子さんに出会って初めてこの人の為に生きたいと思ったんです。」彼の言葉は、私の心を揺さぶりました。
私は再び誰かを信じてもいいのだろうか?そう思い始めましたが、まだ恐怖は拭いきれませんでした。それでも、彼は私に寄り添い続けてくれました。彼と過ごす日々は、私にとって少しずつ新たな希望をもたらしてくれました。
 そして、彼の優しさと誠実さに惹かれ、ついに彼を受け入れることに決めました。ある晩、彼が
「今日は泊っていいですか?」と申し出たとき、私は恐れながらも「…いいわよ…」と答えました。その言葉には、彼を信じたいという私の小さな決意が込められていました。夜が更け、彼が先に寝入ったのを確認してから、私はそっとベッドに入りました。彼が隣にいることの安心感と、彼がもしかしてまた死んでしまうかもしれないという恐怖が入り混じっていました。すると、彼が突然私の手を握ってきました。
「京子さん…愛しています…ずっとそばにいさせてください…」その言葉に、私は涙が溢れてきました。彼が本気で私を愛してくれていることが、痛いほど伝わってきました。それでも、私は再び誰かを失う恐怖に怯えていました。
「…1日でいいから、私より長生きしてくれるって約束して…」と言うと、彼は笑って
「はい、絶対にそうします!」と答えました。
「でも俺、後遺症のせいで長く働けなくてアルバイトなんですけど、それでもいいですか?」彼は、過去の事故の後遺症で、長時間の労働が難しく、アルバイトで生計を立てているのだと告白しました。
「それは心配しないで。生活には困らないから大丈夫よ」
その言葉を聞いた彼は安心したのか私たちは自然と抱き合い、その夜を共に過ごしました。
お互いに安どの笑みを浮かべると自然に唇が引き合いました。
 重なり合った唇から暖かいエネルギーを感じると、たまらなくなり求め合いました。
激しくディープキスを繰り返しながら、彼が私のパジャマを脱がせ、唇から首筋へと彼の唇が降りてきました。
 優しくてあたたかい唇を感じながら、私は彼を制止し、私から先に彼の下半身へと手を伸ばし下着を下ろしました。
 
下着を下ろされると彼のモノはすで固く直立不動にいきり立っていました。
久々に触ったイチモツは硬く熱いモノでした。私がそれを優しく手で上下にさすると
「おぉ…」
 刺激を感じた彼が色っぽい喘ぎ声を出していました。
 
 パクっと口で彼のイチモツを咥えると、彼の吐息が激しくなり、
「…ん…京子さん…うまい……」
 見かけによらず甘える彼は、とてもかわいく、もっとしてあげたくなりました。
「…もっと先っぽ…あぁ…気持ちいい…」
 今にもイキそうな彼の脈打つイチモツ。
「京子さん…でちゃうよ…」
 「まだだめよ」
そう言い口を話すと今度は彼が覆いかぶさって来ました。
「お返しだよ」
 今度は彼が首筋から鎖骨にかけて激しく唇を這わせてくる。時折舌先でなぞってくる感がたまらなく気落ちいい。
 ぐにゅっと胸をワシ掴みにされ乳首を刺激されました。転がしながらつまんできたり、あらゆる手段で刺激してくる感覚が子宮に響きます。舌で乳首を刺激され、もう片方の手は指で乳首を刺激してくる。両胸を刺激されると私の体は弓形のようにのけ反ってしまいました。 
「あぁぁん…」
 唇がだんだんと下へ降りてきて下腹部を刺激してくる。舌先でお腹をなぞられたり、手で太ももをさすられたり…子宮がすでにキュンキュンしていました…。
 
 その時、私の太ももにタラーっと愛液が垂れてくるものを感じました。
彼はその液を太ももから舐め、私の股間に顔をうずめる。
 クリトリスを舌で刺激され。余計に愛液が溢れるのを感じました。
「あっ…あぁぁん…。ダメ…」
 彼の太くて大きな指が私の中に入ってくるのを感じました。
指で膣の中を掻きまわされてると、私の腰は勝手に動き出しました。
「京子さん、そろそろ入れていい? 」
「うん…きて…」
 返事をするとグイっと彼のイチモツが入って来た。
「お、大きい」彼のイチモツは大きいだけじゃなくカタチが反りあがっている。私のGスポットに彼の先が当たる。
 ズンズン!ズンズン!と体の奥まで私の体を付く振動が響いてくる。
彼の腰使いに私の腰も勝手に動きました。ズキュン! ズキュン! と徐々に激しく突かれ、一突きされるたびに私の体がビクビクと反応しすぐにでもイってしまいそうになっていました。
私の喘ぎ声が響き、部屋中に響き渡っていたと思います。
もう何も考えられない…こんなに気持ちいいセックスは初めてでした…。
全てを受け止めてくれる彼を一生離したくない、そう思った時彼は

「京子さん愛しています。」と囁いてきました。
「私も愛しています」

彼の腰使いはさらに激しくなり彼のモノは一段と大きく膨れました。
「…ダ、ダメ」その瞬間彼のイチモツが爆発したのか思うくらい子宮の中にもの凄く熱い液体が大量に注がれました。それを掛けられた私の身体は全身が激しく硬直しイってしまいました。正直気絶してしまったのではないのかというほど頭が真っ白で何も考えられなくなり、その後数十分、私の身体は力が入りませんでした。
彼は動けない私を優しく撫でてくれ、私は心からの安らぎを感じることができていました。
私はそのまま彼のぬくもりを感じながら眠りに落ちました。翌朝目を覚ますと、彼は私の隣で穏やかな表情で眠っていました。その寝顔を見て、私は心からホッとし、彼が本当に私のそばにいることに感謝しました。
 その後、彼と私は正式に結婚することになりました。結婚を決意するまでの私の不安や恐れを、彼はすべて理解し、受け止めてくれました。彼の存在が私にとって、どれほど大きな支えになっていたのか、改めて実感しました。
彼の両親はすでに亡くなっており、彼は祖父母に育てられたということを、彼はぽつりと語ってくれました。幼少期は辛いことが多く、祖父母のもとで育った彼は、今でこそ穏やかに話せるようになったものの、心の奥底には寂しさを抱えていたようです。その孤独感が、私と彼を引き寄せたのかもしれません。
結婚式から4ヶ月後、私は彼の子供を授かりました。医師からは高齢出産になると告げられ、不安な気持ちもありましたが、彼は「大丈夫だよ」と優しく支えてくれました。彼の励ましに支えられ、私は無事に子供を産むことができました。私たちの間に新しい命が宿り、それが私にとっての新たな希望となりました。
 二度の死別を乗り越えた今、私は彼と共に最高の幸せを感じています。彼はいつも私のそばで笑顔を絶やさず、私を支えてくれます。彼がいる限り、私はもう「不幸を呼ぶ女」などと自分を責めることはありません。彼とともに歩む人生は、これまでの悲しみを乗り越えて、私は今、心から幸せだと言えるのです。
「京子さん、俺は君が死ぬ次の日まで必ず生きるからね」。その言葉と彼の優しい瞳に、私はこの人とならば本当に大丈夫だという確信を持つことができました。これまでの人生の中で抱えていた不安や恐れが、彼と共に過ごすことで少しずつ消えていきました。今、私たちは穏やかで幸せな日々を過ごしています。過去の悲しみは消えることはないけれど、彼と共にいることで、その悲しみも受け入れることができるようになりました。私はもう「不幸を呼ぶ女」ではなく、彼と共に幸せを紡ぐ女性でありたいと思っています。

むふふな画像

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