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隣の愛人 作:ひよ
私は既婚者ですが、職場の同僚である遼太郎さんと不倫をしています。
年齢はもうアラフォーですが、自分で言うのもなんですが20代後半に見えると言われるほどです。
私の夫とは学生時代に知り合い、そのまま結婚をしました。
特に大きな問題もなく、平穏な家庭を築いていたと思います。
でも、だからこそ、日常に刺激を感じたくなるんです。
私はだんだん、遼太郎さんへの思いが止められなくなっていきました。
それは、夫と過ごす家庭内でも彼のことを意識してしまうほどです。
夫は淡白な人で、性欲も人よりかなり弱いらしく、ベッドを共にすることはほとんどありません。
いわゆるセックスレス夫婦というものです。
だから余計に、彼への思いを募らせていたのかもしれません。
刺激が欲しくなった私は、夫に隠れて遼太郎さんと関係を持つことにしました。
夫には、友達と旅行に行くからと言って出掛けました。
でも行き先は友人の家などではなく、近くのホテルでした。
私たちは、人目を忍んで待ち合わせをし、そのまま体の関係を持つようになりました。
それはとても刺激的で、私はすぐにこの関係の虜になってしまいました。
私の人生において、かつてない素晴らしい感覚でした。
遼太郎さんも既婚者なのですが、私と同じくセックスレスの夫婦だそうです。
私たちは悪いことをしているという自覚はあるのですが、この行為を止められるかどうかは別問題でした。
私はさらなる刺激を求めて、ある行動に出ました。
「こんにちは。お隣に引っ越してきた浜田です。これからよろしくお願いします」
私は遼太郎さんの奥さんにご挨拶をしました。
そう、私は遼太郎さんの住むマンションのお隣に引っ越したのです。
夫はこのマンションに遼太郎さんが住んでいることは知りません。
そもそも、私が不倫していることにすら気づかないような人ですもの。
それに、夫は最近単身赴任をすることになり一緒には住んでいないんです。
数日後、仕事帰りにエレベーターで、遼太郎さんに声を掛けました。
「遼太郎さん、こんばんは」
私の顔を見た遼太郎さんは唖然としていました。
なんでこんなところに、とでも言いたいのでしょうね。
「な、なんだ。え?ど、どういうことだ?」
「ええ。ご挨拶が遅れましたね。隣に越してきました。」
「いやいや……いや…まじか…」
「これでもっと一緒にいられるでしょ?だから越してきたんです」
そう言うと遼太郎さんはため息をついていいました。
「このことがもしもお互いばれたらどうするんだ」
「そのスリルも味わいたいんです」
遼太郎さんは私のその言葉に呆れながらもこう答えました。
「全く、君って子は……」
そう言いつつも、遼太郎さんは私と同じ考えの様に思えました。
それから遼太郎さんは仕事帰りに一度私の家に帰ってから家に帰ることになりました。
することと言ったら、決まっています。
「奈美、こんなことしちゃいけないって分かってるよな?
「ええ、もちろん」
そう言い、私たちはキスを始めました。
不倫しているからこそのスリルが堪らないのです。
背徳感とも言うべきでしょうか。
その行為をしている最中は、いつもとても気持ちがよいのです。
そして今日も私は遼太郎さんと愛し合おうとしています。
「んっ……あんっ」
私は胸を触られ、思わずはしたない声を出してしまいました。
遼太郎さんは私を見つめながら、胸の感触を愉しむように揉んでいます。
「遼太郎さん」
私は遼太郎さんの首に両手を絡め、抱きつきます。
そして私たちは何度も口付けを交わしました。
「奈美」
遼太郎さんは私の名前を囁きながら、私の体を愛撫します。
「あっ……ん……」
私はその快感に身を委ねました。
「奈美の体はいつ見ても綺麗だよ」
そう言いながらも、遼太郎さんの手が下半身に伸びてきました。
「んっ……そこはダメ……ベッド行ってから」
しかし、私の言葉を無視して遼太郎さんの手がアソコに触れました。
「もう濡れてるね」
と遼太郎さんが言います。
私は恥ずかしさで顔が熱くなるのを感じました。
「言わないで」
「どうして?とてもかわいいよ」
と言いながら、割れ目に沿って指を這わせます。
「ああんっ」
と声が出てしまいます。玄関で大きな声を出したら外に聞こえてしまいます。それが余計に興奮することになりました。
遼太郎さんはさらに激しく指を動かしました。
「ああ、ダメ!」
そして私はすぐに絶頂を迎えてしまいました。
「イっちゃったね。今度は俺の番」
と言いながら、今度は遼太郎さんの手が私の胸や首筋などを愛撫し始めました。
そして、ついに遼太郎さんのものが私の中に入ってきました。
急激に気持ち良くなってきて、私はまたすぐに達しそうになりました。
「ああん、いいっ!」
と声が出てしまいます。
「もっと激しく突いて!」
とおねだりすると、さらに激しく突かれました。
「ああん、またイッちゃう!」
と私が言うと、
「俺もそろそろ限界!」
と言って、彼も絶頂に達しました。
まだ私たちの欲望は止まりません。
今度は私が上になって腰を振り続けます。
「ああ、気持ち良すぎる!」
と言いながらも、必死で動き続けました。
すると、彼のものがまたどんどん大きくなっていきます。
「ああ、すごい!」
と私が言うと、彼は私の胸を触り始めました。
「ああん」
と思わず声が出てしまいます。
そして今度は彼が上になって動き出します。
「あん、ダメ!おかしくなっちゃう!」
と言いながらも、私は彼のものを離そうとしません。
もう完全に彼の虜になっていました。
「遼太郎さん、もっと……!」
私たちは収まらない欲望に従い続けて、行為を続けます。
「遼太郎さん、愛してる!」
と私は叫びます。
「俺もだよ……」
彼はそう言うと、私を強く抱きしめました。
「ああ!」
私は再び絶頂に達してしまいました。
でも彼のものは硬いままでした。
そして今度は私が上になって動き始めます。
「ああ、遼太郎さんのが奥まで届いてる!」
と私は叫びます。
「気持ちいい?」
と彼は聞いてきます。
もう私は何も考えられなくなっていました。
ただ快感を求めて腰を動かし続けるだけです。
そしてついにその時がやってきました。
「ああ、もうダメ!またイキそう!」
と私が言うと、彼はさらに動きを早めていきます。
「ああっ!」
私は再び絶頂を迎えました。
しかし彼のものはまだ硬くなったままでした。
私は息を整えながら彼に抱きつきます。
「遼太郎さん、すごい……」
と言うと、彼は優しくキスをしてくれます。
そして私たちはその後も何度も交わり続けました。
彼との行為は本当に最高なんです。
私たちはお互いを求め合い続けます。
「ああ、もうダメ!またイキそう!」
と私が言うと、彼はさらに動きを早めていきます。
「遼太郎さん、愛してる!」
と私は叫びます。
「俺もだよ……」
彼はそう言うと、私を強く抱きしめました。
その後も、私たちは何度も愛し合いました。
そして翌朝目が覚めると、隣には遼太郎さんがいました。
「おはよう」
と挨拶をして、私たちは軽いキスを交わしました。
遼太郎さんの奥さんにも私の夫にも悪いですが、彼はもう私にメロメロなのです。
しかし、そんな日々も長くは続きませんでした。
夫が単身赴任から帰ってきたのを遼太郎さんに伝え忘れてしまった私のミスで、遼太郎さんとの関係をおしまいにすることを余儀なくされました。
ある日いつものように遼太郎さんが私の家に入ってきました。そして私の夫と鉢合わせてしまったのです。
夫は驚き、遼太郎さんは部屋を間違えたということにし、すぐに出て行きました。
その後、私は夫に怪しまれ、居心地が悪くなってしまいました。
あの男性にストーカーをされているかもしれないから引越したい、と伝えて結局私達夫婦は引っ越し、私は職場も変えることになりました。
遼太郎さんには悪いですが、不倫がバレるのも、離婚沙汰になるのも避けたいのです。
夫に説明するときに、遼太郎さんだけ悪者にしてしまったのも心残りです。
間違いなく、私だって罪を犯していました。
でも、もうしないかと聞かれたらはいとは言えません。
夫が隣で眠る今だって、あのスリルを忘れられていないのですから……
むふふな画像
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