同窓会の招待状~汚嫁さん 作:セラ
同窓会の招待状が届いたのは、僕が妻との関係に限界を感じ始めていた頃だった。
「あなた、同窓会なんて行ってどうするの?どうせみんな、いい年して昔話ばかりするだけでしょう?」妻の由貴は、そう言いながら僕を一瞥した。彼女の言葉に棘があることは今に始まったことではない。美しい顔立ちに似合わず、その内面は僕が結婚前に知っていた彼女とはまるで別人のようだ。
僕の名前は爽太。大手商社で管理職に就き、表面的には安定した生活を送っている。しかし、内心は、結婚生活に疲れ果てていた。由貴は専業主婦だが、その散財癖は目に余るものがあった。僕が必死に働いて稼いだ金を、高級ブランドや贅沢な食事に惜しみなく使う彼女に、もはや愛情は感じられなかった。
「こんな美人な私と結婚できたのに文句があるなら離婚してもいいわよ。その代わり、慰謝料はたっぷりもらうわ」彼女が僕を離婚で脅し始めたのはいつからだっただろうか。最初は可愛らしい振る舞いで僕を虜にした由貴が、今ではまるで別人のように冷たく、欲望にまみれた人間になってしまった。
そんな時に届いた同窓会の招待状は、僕にとって一筋の光だった。かつての友人たちに会える楽しみはもちろんだが、それ以上に、今の生活から少しでも逃れたいという思いが強かったのかもしれない。だが、僕はまだ知らなかった。同窓会が、僕の人生を根底から揺るがす出来事の始まりになることを。
同窓会の幹事は乃木山香織さんだった。彼女は大学卒業後に警察官となり、退職後は探偵事務所に転職し、今では独立し探偵事務所を経営している。彼女が同級生たちをまとめる役目を引き受けたのは、ある意味で自然な流れだった。幹事として僕と由貴に連絡をくれたのも香織であり、僕たちは同窓会に出席することにした。しかし、この同窓会が、僕の人生を一変させることになるとは、その時の僕には想像もつかなかった。
同窓会当日、僕は高校時代の友人たちと再会できることに胸を躍らせる一方で、あまり会いたくない相手もいるのではないかという不安も抱えていた。まあ、話したい人と話せればいいかな、と軽く考えていた。会場はホテルの大広間で、ビュッフェスタイルの料理が並び、ドリンクも飲み放題だった。僕が会場に入ると、幹事の香織がすぐに歩み寄ってきた。ブルーのワンピース姿で、清楚で可憐な彼女の姿は、昔の記憶よりもずっと美しく見えた。
「爽太君、久しぶり」
「ああ、久しぶり。連絡ありがとうね」
「ううん良いのよ。好きでしたことだから」彼女は微笑みながら去っていった。
会場には懐かしい顔ぶれが集まり、思い出話や近況報告に花が咲いていた。その中に、昔からチャラいと評判だった宮田彰浩もいた。40代に入っても、金髪に派手なジャケットとダメージジーンズという場違いな格好で現れていた。そんな彰浩を、由貴がじっと見つめていた。何かが違う、その視線に僕は不安を覚えた。
その時、香織がマイクを持ち、会場全体の注目を集めた。
「皆さん、楽しんでいただいているところですが、今回の同窓会の大イベントを開催します」
会場の照明が暗くなり、中央のスクリーンにスライドが映し出された。そこには、彰浩と由貴がホテルに入る姿、手を繋いで歩く姿、そして二人の子供と思われる小学生くらいの男の子と中学生くらいの男の子が映し出されていた。二人の子供は、彰浩にも由貴にも似ていた。
「皆さん、ここにいる彰浩は実は既婚者です」会場がざわめいた。
「独身を偽り、同級生に近づいて金銭を騙し取っている詐欺師です。そして、その詐欺師に協力しているのが、ここにいる由貴です!」
僕は、耳を疑った。由貴が詐欺に関わっている? 何が起きているのか、頭が混乱していた。
「こんなの作り話よ!」由貴は必死に否定したが、次に映し出されたのは、彰浩と由貴の結婚式の写真だった。写真の日付は13年前のものだった。
「この二人は高校を卒業してすぐに結婚し、今でも婚姻関係にあります。しかし、それを隠しながら他の人に結婚を装い、金銭を要求していたのが由貴のやり方です」香織の言葉に、僕は足元が崩れるような衝撃を受けた。7年間信じていた結婚生活が偽物だったとは…。
「違うわよ! そんなの嘘よ!」由貴は必死に否定するが、周りの人たちは軽蔑の眼差しで彼女を見つめていた。
「ねぇ、由貴さん。あなたって、婚姻届けを自分が提出するって言って、実は提出していなかったんでしょう?」香織の問いに、僕は過去の出来事を思い出した。由貴が「私が提出しておくね」と言って預かっていた婚姻届け。その日、僕は仕事で忙しく、由貴に任せていたが…本当に提出していなかったのか?
「そんなこと、ありえない…」僕はその場に立ち尽くしていた。7年間、騙され続けていたのか。あの男の為に俺は働いていたのか。散財され、離婚をちらつかせられて、僕が踏み切れないのをいいことにやりたい放題されていたのだ。
気づけば、僕は由貴に向かって歩み寄り、彼女を平手打ちしていた。周りが静まり返ったが、僕の怒りは収まらなかった。
「君と結婚していなくて心底良かったと思う。二度と僕の前に現れるな!」そう言い残し、僕は会場を後にした。
外へ出ると、パトカーのサイレンが聞こえてきた。どうやら、警察が由貴と彰浩を捕まえに来たらしい。僕にはもうどうでもいいことだった。家に帰り、7年間の結婚生活を振り返りながら、由貴が残した私物を段ボールに詰め、実家に着払いで郵送した。思い出の品もあったが、考えても仕方がない、もう過去のことだ。
そんな時、玄関のチャイムが鳴った。インターフォンを見ると、香織が立っていた。何か用があるのだろうか?玄関を開けると、香織は少し潤んだ目をしていた。
「ごめんなさい、夜遅くに。入ってもいい?」僕は彼女を家に招き入れた。香織はリビングのソファーに座り、頭を下げた。
「ごめんなさい、あんな形で由貴の正体を暴露してしまって」
「いいよ。僕も離婚しようって考えていたけど、なかなか踏み出せなかったから。ちょうどいい機会だったんだ」
「彰浩には800万円ほど騙し取られたの。調べているうちにあなた以外にも被害に遭った同級生も多くいたんだ。事前に言っちゃうと逃げられる恐れがあったから警察とも協力して誰にも言えなかったの。本当にごめんなさい。」
「そうだったんだ」
「でも大勢の前で急に暴露されて、傷つけてしまったでしょう?」
「傷ついていないって言ったら嘘になるけど、もういいよ。終わったことだし」香織は僕をじっと見つめてきた。そして、そっと手を重ねてきた。その手は冷たく、申し訳なさが伝わってくるようだった。
「…ちょっと愚痴に付き合ってくれる?」僕はそう言い彼女にお酒を勧めた。
「うんもちろん」彼女の笑顔は俺の乾いた心に染みわたっていった。
お酒の力もあり今までのことを全て話していた。そして2,3時間程経った頃、すっきりしたからか急に眠気が襲ってきた。彼女の顔を見ると彼女の顔もトロンとしている。愚痴に付き合わせ申し訳ないなと思ったその時、
「お風呂に入る?」僕は何を言っているのか自分でも分からなかった。だが、香織の返答は「いいの?」だった。自分で言っときながら戸惑いながら僕は新しいタオルとパジャマを用意して、香織を風呂に入れた。香織がパジャマ姿で出てくると、濡れた髪をタオルで拭いている姿が色っぽく、彼女に見惚れていた。順に風呂に入ったが、この後のことが気になり今日あったことなどすっかりと忘れていた。ただ、風呂から上がると、香織はソファーで眠ってしまっていた。そこでようやく何をしているんだろうと我に返り、僕は彼女を起こさないようにそっと抱きかかえ、ベッドへ寝かせてあげた。
布団をかけ出ていこうとしたその時、香織が僕の手を掴んで、突然ベッドに引っ張り込んできた。
「爽太君…やっと捕まえた」香織は僕に覆いかぶさり、彼女の告白が始まった。高校時代から僕を好きだったこと、そして自信がなくて告白できなかったこと。忘れるために彰浩と付き合ってみたが、それが詐欺だったこと…。僕は驚きながらも、香織の唇に引き寄せられ、二人は自然と激しく求め合った。
歯列を割ってお互いの舌が入ってくると口の中で絡み合った。息継ぎも惜しむくらい絡み合い唾液が糸を引いていた…。
キスをしながらパジャマを脱がしていく。
「はぁっ…あん…」
吐息を漏らしながら香織が僕にギュッと抱きついてきた。そして指先で僕の乳首をいじり始めた。
「ちょっと…そんな…」
初めて味わう感覚に僕は戸惑いながらも、それだけでイってしまいそうだった。
「爽太君…好き…」
ペロッと香織の舌が僕の乳首を舐めて舌先で転がすように刺激を与えてくる。
「…か、香織さん…」
いつもと違う声がでてしまう…これって女性の気持ち? こんな感じ方しているのか?
チュッと香織が僕の乳首を吸い上げてきた。
吸い上げられた刺激がたまらなく声を出してしまった僕は無意識のまま香織の胸をワシ掴みに掴んでいた。
プニュっと柔らかくフワフワしている香織の胸は綿菓子の様なマシュマロの感覚で、優しくしてあげないと壊れそうだ。フワフワしている中にプルンとしたサクランボの様な乳首があった。その乳首に触れて僕は指でキュっとつまんだ。
「いやぁん…はぁ…」
香織から吐息が漏れてきた。その声がかわいくて、もっと聞きたくなり僕はもっともっと刺激していった。
「はぁん…康太君の意地悪ぅ…」
吐息を漏らしながら香織が僕の下半身へ手を伸ばしてきた。
そのまま下着を下ろされるとすでにいきり立っている僕の肉棒を上下に刺激していく…。
「ああ…気持ちいい…」
優しい刺激に僕は我を忘れそうになった。
パクっと香織が僕の肉棒を咥えた。今度は唇で刺激されるとまるで優しい何かに包まれているような刺激に身も心も緩みそうになる。香織の舌先が僕の肉棒の先端を刺激する…。
「おぉ…香織さん…で、出ちゃう…」
「出したい? 爽太君」
そう尋ねられると僕は素直にうなずいた。
「じゃあ来て…」
手を引っ張られると僕が香織の上に覆いかぶさる形になった。
香織の綺麗な白い肌…絹のような滑らかさに僕はゴクンと息を呑んだ。
僕は香織の首筋から鎖骨に向かって唇を這わせ、むさぼるように胸を揉み乳首を舐めて刺激した。舌先で乳首を転がすと吐息交じりの喘ぎ声が香織から漏れてくる。そして唇で吸い上げ甘噛みをするとまた違った喘ぎ声が聞こえ、それがたまらなくて何度も繰り返した。
胸を刺激しながら香織の体に愛撫を繰り返しながら、香織のショーツに手をかけた。
クロッチの部分は既に湿っていた。それを確認して香織のショーツを脱がせた僕は指でクリトリスを刺激した。
「はぁん…」
タラーっと香織の股からねっとりとした愛液が滴り落ちる。
「あ〜ん、いやん! 爽太君、そんなに激しくしないで! あっ!」
僕はそのまま香織のクリトリスを舌で愛撫し続けた。すると・・・
「ダメッ!」
と叫ぶ声とともに膣口から愛液がドバッとあふれ始めた。少しイってしまったみたいだ。僕はそれを無視し、今度は指を香織の中に挿入した。
まったく引っ掛からないくらいヌルヌルだった。指が香織の中で動くたびに、香織は体をビクビクさせながらあえぎ声をあげる。すると突然、今まで以上の喘ぎ声をあげた! どうやら香織のGスポットらしい。僕は何度もその部分を愛撫し続け、ついに・・・潮を吹いた。
「香織さん 」
僕がそういうと彼女はゆっくりと頷いた。
いきり立ったイチモツを僕は我慢できずに一気に挿入してしまった。
「お、大きすぎる」その瞬間彼女のビクビクーと痙攣しまたイってしまった。
「すぐにイッちゃうね」
彼女はもう言葉を返せなかった。恍惚の表情を浮かべる彼女をみると僕はさらに興奮し、一段とイチモツが大きくなった。気持ちいい…こんなに気持ち良いなんて。
育っていく僕の肉棒をさらに奥へ突っこむ。
香織の中は暖かくフワフワして気持ちいい…まるで天国のようだ。
「あぁぁん! 」
ズンズンと子宮の奥を突く。僕は激しく腰を動かした。彼女は突かれる度に体がブルブルとイキそうになっていた。
「そ…爽太君…好き…」
喘ぎ声と共に香織が言った。
「香織さん…僕も好きになりました…」
「ねぇ…離れないで…傍にいて…」
「離れたくないです。…ずっと一緒にいて下さい…」
感じた目のまま香織が僕を見つめてきてそっと微笑みながら頷いた。
「もうダメだ!我慢できない!」
僕の肉棒は一段と大きくなり、ドピュと勢いよく精液が飛び出していった。
彼女の膣に僕の熱い精液がかかると彼女は絶頂し、体をビクビクとさせながらイっていたようだった。彼女が絶頂するほど感じイっているのを見ると、僕のイチモツはすぐに復活した。
僕はそのまままたピストンを始める。
「だ、駄目~」
彼女の顔はもう限界そうだったが、僕は止まれなかった。そのまま彼女を突く。突いて突いて突きまくった。その度に彼女は絶頂し痙攣した。僕は合計5回も連続してやってしまった。彼女は20回ほどイってしまったのではないだろうか。
「そ、爽太君…もう無理だよぅ…す、凄すぎる…」
僕が激しすぎたのか彼女はそのまま落ちてしまった。
僕たちは何度も愛を確かめ合い、香織の中で心地よい幸福感に包まれた。過去の傷が癒え、未来への希望が見えていた。
3か月後僕は香織との新しい生活を始めた。由貴に取られたと認められた金額2000万円と二度と僕の前に現れないのを条件に被害届を取り下げた。お金はすぐにご両親から送金してもらい、無事全て解決した。そのお金と現在のマンションを売却分とを合わせ、香織との新居を購入し、彼女の仕事をサポートしながら、僕自身も新しい目標に向かって歩み始めた。
ある日、香織が僕に嬉しい報告をしてくれた。彼女は妊娠しており、僕たちは新しい家族を迎える準備をしていた。香織と共に、新たな未来を築くことができる喜びを噛み締めながら、僕たちは幸せな日々を送っている。同窓会は、かつての自分を解放し、新しい人生を始めるきっかけとなったのだ。あの招待状が、僕にとっての救いの手紙だったのかもしれない。
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