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ダイレクトメッセージ(オリジナル作品)

ひととき
YouTube版はマイルドに再編集しています。

お店を出て「今夜は楽しい時間をありがとう」と言い帰ろうとした私・・

すると彼女が「ホテルでもう少し飲みません?」と言ってきたのです。

その時にはさすがの私も期待に胸が膨らむような思いになり「熱いもの」がこみ上げてきました。

「えっ?いいんですか?」なんて返事を返したかと思った次の瞬間、彼女は私と腕を組んできました。そのまま自然に彼女が宿泊するホテルに入りました。

私は、まじめで気が弱い方で流されやすいタイプの人間です。

そんな私にこんな展開が訪れるなんて夢にも思っていませんでした。

50歳を過ぎた頃の私には妻も子どももいましたが、その当時は単身赴任で地方暮らしをしていました。

子どもは2人、それぞれ大学に通う日々となり、お金はかかるが手はかからない年齢になっていました。

夫婦関係は、特別良くも悪くもありませんでした。私が単身赴任であったため妻にしてみれば気楽だったかもしれません。私も妻に余計な気遣いをすることなく単身生活を過ごしていました。

とは言っても、子どもの学費に追われる家庭でしたので、自由に使えるお金がある訳でもなく、細々としがない単身生活を送っていました。

そんな私の楽しみと言えば、赴任先の魅力等をS N Sで発信することでした。

ある時、赴任先の地元の女性にフォローされコメントが入るようになりました。

しばらくしてダイレクトメッセージが入るようになり、赴任先の地元民がよく行くようなお店や「映える」景色のポイントなどいろいろと教えてくれました。

そのうちに「今日は忙しかった」「カットしたよ」とか「何食べたのですか~?」「一人で寂しくないですか?」等、SNSとは関係のないたわいもないやりとりをするようになりました。

彼女は40代前半で、20代で結婚したが30過ぎには離婚しそれっきり一人なんだそうだ。聞いてもいないのにメッセージは送られてきました。

私は「そうなのですか・・」くらいで済ませていましが、単身暮らしで、夜は特にすることもなかったので、暇つぶし程度の感覚でやり取りをしていました。

どんな人か写真も載せていないし、もちろん会ったこともない。

私は家庭に不満がある訳でもないし、気が弱いところがあるので特別女性を求めてもいませんでした。

それに顔も出していないし、もしかしたら「詐欺」かもしれないとも思ったりしていました。

なので、特に意識することはありませんでした。

しばらくして「一度会ってみたい、一緒に飲みませんか?」というお誘いのメッセージが入りました。

「SNSに顔も載せてないし、どんな人なのだろう?」と思い、「写真見せてくれませんか?」と聞いてみたのですが「会ってからのお楽しみで」との返事でした。

会うのは不安でしたが、何かあれば逃げれば良いかくらいの軽い気持ちで、出会う約束をしたのでした。

地元といってもやや離れたところに住んでいるらしく、夜に食事をする約束となったので、彼女はホテルに宿泊すると連絡がありました。

日々過ぎていくだけの毎日だったので、それはそれで少し楽しみになっていました。

当日、どんな人かも分からないまま駅の改札口で私は彼女が降りる電車を待っていました。

SNSに投稿していた私を知っていたので彼女に見つけてもらうしかありませんでした。

待っている間、正直なところ「詐欺とかだったらどうしよう?」などとやや後悔気味でした。

しばらくして・・・

こちらを見てニコッと微笑む女性と目が合いました。

「あ、どうも」

お互いに気づいてあいさつをしました。

内心「なかなかいい感じの女性だな」と思いました。

その時は特にこみ上げるような「熱いもの」を感じることはなく、「楽しく飲めそうだな」くらいに思ったのを覚えています。

家に帰ることを気にせず誰かと飲めるのは、単身生活者のお気楽なところでした。

メッセージの時と同様に気さくな感じで会話をしてくれる彼女でしたので、初対面ながらも楽な気分で飲むことができました。

本当に何の下心もありませんでした。(ホントです)。

彼女が宿泊するホテルまで案内し、荷物を置いてくるのを外で待ち、予約した居酒屋に向かいました。

「妻以外の女性と一緒に食事するなんて何時振りだろう」。ふとそんなことを思いながら楽しい時間が過ぎていきました。

時間は過ぎお互いにけっこう飲んで酔ってきたかなあと言った頃・・・

彼女がトイレから戻ってきたタイミングでいきなりキスをしてきたのです。

そしてニコッと微笑んで「今夜は楽しいね」って。

50歳を過ぎたおっさんですが、予想外の出来事に一瞬戸惑ってしまいました。

「はははっ」と返すのがやっとでした(情けねえ)。

元々私は初対面の人にガツガツいく方ではなかったので、自分からアクションはしませんでした。

しかし、彼女の目つきはそれまでとは明らかに違ってきていました。

ニコニコと楽しそうな表情から、目がトロンとした感じで微笑んでくるような感じになりました。

そして時折、向かいに座る私のお世話をするように立って前のめりになり、胸元を見せてくるのでした。

そう思えば、トイレに行くまでの彼女のシャツのボタンは上まで止めてあったような気がします。

後から「わざとボタンをはずしていたのか・・」と思い知ることになるのでした。

店を出て「今夜はありがとう」と言って帰ろうとした私・・

すると彼女が「ホテルでもう少し飲みませんか?」と言ってきたのです。

その時にはさすがの私も期待に胸が膨らむような思いになり「熱いもの」がこみ上げてきました。

「えっ?いいんですか?」なんて返事を返したかと思った次の瞬間、彼女は私と腕を組んできました。

時折覗き見る彼女の表情が、何気に艶めかしく見えて私の気持ちはさらに高まっていきました。

そして彼女が宿泊するホテルに一緒に入っていったのでした。

部屋に入ると彼女がすぐに「シャワーしてくるね」と言いました。

「えっ?部屋で飲み直すんじゃなかったの?」と言うと

「もうガマンできないの」と、彼女はすぐにシャワールームへ消えていきました。

その時私はやっとそういう目的だったのかと理解出来ました。

バスローブをまとってシャワーから出てきた彼女は

「シャワーしてきて」と矢継ぎ早に言ってきました。

高まる心臓音を感じながらシャワーを終えて室内に戻ると・・

照明はやや暗く落とされ、ベッドに座って微笑む彼女が目に入りました。

「早く来て」という彼女。

私に抱きつき、倒すようにベッドに横たわらせる彼女。

そして、何も言わずに積極的に動いてくる彼女。

私は、彼女にされるがままに気持ち良くなりながら

あとは考えることもなくただただ愛し合うだけでした。

彼女はとにかく積極的で私は常に後手後手になるくらいでした。

こんなに気持ちのいい夜はこれまでなかったかもしれないくらいの一夜となり・・

2人とも時を忘れたかのように愛し合いました。

そして私はいつの間にか眠っていました。

ふと目が覚めると・・「もう一回だけ」とさらに求めてくる彼女。

時間の許す限り愛し合いました。

彼女の精力はすごかったです。

こうしてSNSでつながり、はじめて出会った彼女と楽しい夜を送ることができたのでした。

その後、SNS上では何度か絡んできていましたが個人的なメッセージの連絡はありませんでした。

彼女からすれば、思っていたほどではなかったんだと考えるとちょっと凹んでしまいます。でもあとくされが無く私はこれで良かったと思っています。

今頃も彼女は誰かにメッセージを送る人を探しているのかもしれませんね。

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