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双子の義弟【官能レベル】★★★☆☆

ひととき

双子の義弟 作:セラ

私は葉山若菜、もうすぐアラフォーです。小さいながらもIT企業を経営するバツイチの女です。鏡に映る自分の姿を見て、私は思わずため息をつきました。若い頃からずっと悩んできたこの体。中学の頃から人並み以上に胸が大きく、歩くだけで人目を引きました。大人になれば落ち着くと思っていたけれど、そう甘くはありませんでした。いつも男たちがそれ目当てで近づいてくるので、若い頃は自衛のために合気道を習ったり、さらしを巻いたりして過ごしてきました。

年を重ねるごとにそんな視線は少なくなったものの、代わりにセクハラまがいの言葉を投げかけられるようになりました。特に60代以上の経営者たちは、「体で仕事を取ってきたんだろう?」と軽口を叩くのです。年を取るにつれ、肩こりもひどくなり、この胸の重さがただの負担にしか思えないようになりました。若い頃は多少は「メリット」になっていたはずのこの体も、今はただの厄介な悩みの種でしかありません。

 大学卒業後、私は小さなIT企業のSEとして働き始めました。27歳の時、当時の先輩だった哲夫さんに気に入られ、結婚することになりました。哲夫さんは親に捨てられ施設育ちだった為、独立心が強く、結婚後すぐに独立して会社の社長になりました。

「俺が守るからね。ずっと一緒にいよう」と彼は言ってくれて、私たちは幸せな結婚生活を送ることができました。

しかし、結婚して10年が経つ頃、私たちには子供ができず、それが私の心の中で静かな悩みとなっていきました。哲夫さんはそれまで「二人で幸せにやっていければそれでいい」と優しく励ましてくれていたのです。が、ある日突然、「別れてくれ」と切り出されました。彼の瞳はどこか遠くを見つめていて、言葉に熱が感じられませんでした。「やっぱり自分の子供が欲しい」と冷たく言い放たれ、5000万円もの大金の分与とともに私の結婚生活は終わりました。あまりに急な展開で、私はその理由が理解できず、怒りと悲しみで何も言えないまま離婚に応じてしまいました。

 あの時、どうしても一言も言い返せなかった自分が悔しかった。子供がいなくても、辛くても、私はただ彼と一緒にいたかっただけなのに。

 その後時が経ち、私はそのお金を元にIT企業を起業していました。ひどい振られ方をしたはずなのに、バツイチの自由な生活を楽しみ、今の人生もそう悪くないと思えるようになっていました。少しずつ仕事に打ち込み、新しい日常を築くことで、自分の痛みも薄れていくような気がしていました。

 そんなある日、商工会で主催される経営者が集まる親睦会に参加しました。経営者たちの集まりでは、いつも通りセクハラまがいの言葉が飛び交い、私はそれを軽く受け流しながら過ごしていました。ところが、その日の会合で、ある社長が、「うちの所と取引するかい?その体でどうだい」と言った瞬間、静かに割って入る声がありました。

「それ、セクハラですよ!」静かながらも凛とした声に、場の空気が一瞬凍りつきました。振り返るとそこに立っていたのは、見覚えのある顔、でもどこか違う人でした。

「哲夫さん…?」私は息を吞みました。

思わず口をついて出た言葉に、相手の男性は微笑んで首を振りました。

「初めまして。杉本哲也です。俺は双子の弟です。」

え? 弟? そんな話、聞いたことがありませんでした。驚きと戸惑いで胸がいっぱいになる私に、彼はさらに信じがたい事実を告げました。

「実は、兄の哲夫は先月亡くなりました。」

私は言葉を失いました。頭が真っ白になり、心臓が早鐘のように鳴り響きました。そんな私を見て、哲也さんはさらに申し訳なさそうに続けました。

「この後少し時間はありませんか?」という言葉に頷くしかできず、二人で親睦会を抜け出しました。

哲也さんと名乗ったその男性は、静かに話し始めました。

兄は検査を受けた結果、自分が原因で子供が出来ないことがわかったこと、でも、そのことを正直に打ち明ける勇気が持てなかったこと、そして俺と一緒じゃなきゃ若菜さんにはまだ子供を産むチャンスがあると、そう思ったから離婚を決意したんだそうです。

さらに、直後に体の不調が続いて検査を受けたら、末期の肺がんだということが分かったそうです。

「…そういえば、タバコ、ずっと吸っていたわね。」私は遠い記憶を辿りながら呟きました。

「ええ、余命が限られていると知って、兄は貴女を巻き込みたくなかったのでしょう。別れを告げて、お金を渡して、離婚したんです。」

哲夫さんがあの時見せた曖昧な態度と、多額のお金の理由が、ようやく腑に落ちました。子供が欲しいと言い出したのも急すぎて、何か隠しているのではと薄々感じてはいましたが、まさかそんな事情があったとは思いませんでした。

「若菜さん、兄は貴女を愛していました。どうか許してあげてください。」

「全然怒ってなんてないですよ。もういいんです。あれは8年前のことだから。」そう口では言いながらも、胸の奥が締め付けられました。子供ができなくても構わなかった。辛くてもよかった。最後まで一緒にいたかった…。そんな思いが込み上げてきて、私は言葉を詰まらせました。

「若菜さん…。」次の瞬間、哲也さんが私をそっと抱きしめてきました。驚きつつも、そのぬくもりにかつての哲夫さんの温もりが重なり、私は突き放すことができませんでした。

その後、哲也さんは哲夫さんがどのように過ごしていたのかを話してくれました。二人は幼少期、別々の施設に入れられて育ち、互いの存在すら知らずに過ごしていたこと。哲也さんが哲夫さんと初めて出会ったのは、二人の元親の葬儀の場でした。同じ顔をした見知らぬ男性を見て、自分に双子の兄がいると知ったときの衝撃。そして、その時にはすでに哲夫さんは癌と闘っていたこと。二人は離れて育ったにもかかわらず、すぐに打ち解けて、兄弟の絆を取り戻していったそうです。

「兄を死なせたくない、その思いでできうる限りの治療を行いました。半年と言われていたのに、それでも、7年も頑張ってくれました。でも兄は最後まであなたを愛していました。」

哲也さんはそう語りながら、哲夫さんが最後に私のことを書いた手紙を託してくれたことも教えてくれました。もし余裕があったら、若菜を影から見守って欲しい、と。哲夫さんの最期の言葉は、「哲也、今までありがとう。こんな俺にここまでしてくれて。」だったそうです。

「…そうだったんですね。」涙が止まらず、私はただ泣き続けることしかできませんでした。

その時、また哲也さんが優しく抱きしめてきました。

私はつい、哲也さんを受け入れ彼に手を回してしまいました。

その後の事は正直よく覚えていません。

そのまま彼を受け入れ、私たちはホテルに入りました。

一人でいることの寂しさと、哲也さんの思い、さらに彼のぬくもりが合わさりどうしても一人になりたくなく、誰かの温もりを感じたかったのです。

 

「若菜さん…俺じゃ駄目ですか?…」

「兄にあなたを託されたけど、俺はあなたに一目ぼれしてしまいました。」

 そう言った哲也の目は潤んでいるがとても真剣な眼差しでした。

「…今夜だけなら、いいです…」

「え? 」

「今夜だけなら…貴方と結ばれてもいいです…」

「今夜だけ? どうして? 」

「…もう…嫌だから…。誰かと別れて悲しむことが…」

 気づけば頬に涙がしたたり落ちていました…。

 人前で泣くなんて何年振りだろう…恥ずかしい…。

「若菜さん…」

 スッと哲也さんの優しい指先が私の頬に伝った涙をぬぐい、そして、そっと私を抱きしめてくれました。

「本気で兄の事愛してくれていたのですね。」

そう言うと、哲也の優しい唇が重なりました。優しいけど哲也さんのキスは激しくて情熱的でした。

彼がリードしながらもいつの間にか私も哲也さんを求めお互いが息をするのも惜しむくらい激しく求め合いました。

「若菜さん綺麗です…」

 私の服を脱がした哲也さんがじっと見つめていました。

「…こんなに綺麗な女性は初めて見ました」

「やめてよ。もう歳だし、みんな、私の胸ばかり見ているし…」

「それはきっと、若菜さんが魅力的だからですよ」

 

 綺麗…そう言われた事あったかな? 

 首筋にチクっと痛みを感じました。そして哲也の唇が私の首筋から鎖骨へと降りてきて胸をワシ掴みにしてくる…。

 私の胸をすっぽり覆い尽くすかのようにワシ掴みにしたまま哲也さんの口が私の乳首を吸い上げる。

「あん…」

 程よい刺激と舌先で乳首を刺激されると自分でも分からない声が漏れた。

伝わる哲也の温もりはとても暖かいというよりも熱くて、私はその体にしがみつき唇を這わせた。

 ペロッと哲也さんの乳首を舐めると

「あっ…」

 色っぽい吐息が彼から漏れてきた。

 舌先で刺激すると哲也さんの乳首も硬くなり尖っていた。その乳首を指で刺激すると

「うふぅ…」

 と色っぽい目つきで私を見ながら哲也さんが喘ぎ声をもらす姿は、まるで男優顔負けだ。

「若菜さん…もっと…」

 そんな色っぽい目で言われると従わなくてはならないと思ってしまう。

 

 スッと手を伸ばして彼のズボンを下げると、既に彼のモノは大きく育っていた。

 私は彼のモノを上下に手で刺激しながら、さらに口に咥えて優しく責めていった。硬くなった彼のモノは哲夫さんよりもかなり大きかった。比べてはいけないとは思いつつも、私の口の中でどんどん大きくさらに、ドクドクと脈を打っていた。

私はここで唯一使える武器をここで使いました。

胸で彼のモノを挟み、口で刺激する。

 ベッドの上の彼は体をのけ反りながら感じている哲也さんの姿に私自身もたまらなく感じてしまった。 その姿を何度も見たくて私は何度も胸で挟み激しく吸いつきました。

「あっ……。若菜さん…でてしまう…」

 両肘をついて起き上がった哲也さんがトロンとした目で私を見つめてきた。

「若菜さん…凄すぎるよ。俺もお返しだよ」

 彼は起き上がってきて私をベッドに押し倒し覆いかぶさってきました。

言葉もないまま胸をワシ掴みにされ、味わうように揉みしだかれ乳首をむさぼるように吸っている。舌先で乳首を刺激され続け、さっきとは違う激しい刺激に私の体は大きく反応して激しい吐息が漏れてしまいました。

「あぁん…はぅ…」

 久しぶりの感覚に、胸を攻撃されえているだけで、体が火照っていた。

「若菜さん、これからだよ」

 そう言った彼が私の太ももに触れて、太ももをさすって来た。そのさすり方がゾクっと背筋に響いて体中に電流が走る。

 唇が胸からお腹に降りてきて、そのまま履いていたショーツも脱がされてしまった。

 ショーツを脱がされた私は既にぐしょぐしょでした。たらーっと蜜が太ももに滴る感覚を感じました。

 私の太ももを舌でなぞり唇が這ってくる…。太ももから股へと繰り返し唇を這わせながら指先で私のクリトリスを刺激してくる。

「だ…ダメっ…あぁぁぁん…」

 彼の舌が私のクリトリスを攻撃してくると自然と腰を振っていました。

 クンニってこんなに気持ちよかったの? こんなに気持ちいいクンニをされたら、これだけでイってしまいそう…あぁ…彼のを早く入れてほしい。

「若菜さん欲しいの? 」

 え? 分かっているのに聞いてくる哲也さん。

「何が欲しいか言ってみて」

 言うの? ちょっと恥ずかしくて言えない…。

「若菜さん、言わないとあげないよ」

 え? 意地悪すぎない?もう我慢できないのに…

「…ほしい…」

 かすれる声で私が言うと彼は悪戯っぽく笑いました。

「何が欲しいの?」 

 そう言いながら私の太ももをさすり、クリトリスにも刺激を与えてくる。

「入れて…欲しいの…」

「じゃあ入れるよ」

 

 グイっとゆっくり私の中に入り口から入ってくる哲也さんのモノ。さっきより大きくなっているような気がする。

 ドクドクと脈を打っているのが伝わってきて、私の入り口を広げながら進んでくる。

 どんどん大きくなる彼のモノに、少し痛みを感じたが私は声に出せませんでした。

「大丈夫?……」

 私を労わるように彼が耳元で囁くと、感じた痛みが、だんだんと快楽へ変わっていきました。

 グイっと奥まで入ると、私の子宮に当たりました。やっぱりこの人は哲夫さんよりも大きい。

 それと同時に激しく子宮を突いてくる哲也さん。

「あぁぁぁぁ・・・・」

リズムよく、徐々に早くなり、マシンガンのように激しく突かれると、私も合わせて腰を動かしていました。

 ズポズポ、ジュクジュクと二人の愛し合う音が部屋に響く…激しい吐息と、喘ぎ声が入り乱れ頭の中は真っ白でした。

 彼のモノはさらに太く硬くなり、私の子宮をズンズンと突き上げてくる。私は突き上げられる度に体がビクビクと反応する。

「も、もうだめ…」

この言葉と共に彼の動きはさらに激しくなり、私の胸が上下に大きく揺れている。

「あぁ! 」

 絶頂を感じた私が声を上げた時、子宮の中に彼の精子が勢いよく吹き出されました。

全身が痙攣し、私は何も考えられませんでした。

 明らかに哲夫さんとは違う…言葉では言い表せないこの感じ…。

 しばらく私は哲也さんと抱き合ったままぬくもりを感じ合ってました。

それから数か月、哲也さんは時折私を訪ねてくるようになり、一緒に過ごす時間が少しずつ増えていきました。彼といることで、心に空いていた穴が少しずつ埋まっていくのを感じました。お互い、言葉にはできないけれど、支え合う関係になりつつあることを実感しています。会うたびに温もりを感じて、悲しみが少しずつ和らいでいくのです。

まだ時間はかかるかもしれませんが、いつかこの関係が新たな一歩になると信じています。

むふふな画像

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