体の相性官能小説版 作:セラ
「セックスを何のためにしますか?」 気持ちよくなるためですか? 性欲を満たす道具ですか? 千尋はそう問いかけるような目をして秀明を見つめていた。
「俺はセックスって愛し合うためにするものだと思っている。だから、お互いが満足しなければ、セックスとは言わないと思っている」
千尋の気持ちを汲み取ってくれたような秀明。
秀明の言葉を聞くと千尋は小さく笑みを浮かべた。その笑みからは安堵の兆候が見えた。
「愛し合うためのセックス…。それは、どんなものなのですか? 」
潤んだ瞳で尋ねられると秀明は小さく微笑んだ。
そしてそっと千尋の頬に手を添えた。
頬に手を添えられると千尋はペロッと唇を舐めて顔を上げた。その舐められた千尋の唇はプルっと潤って見えて秀明は思わずゴクリと息を呑んだ。
「好きと言うのは気持ちの問題。そして愛し合うという事は体を求める事だと俺は思う。だから今、俺はすごく千尋の唇を奪いたいと思っている」
「…私も秀明さんに奪ってほしいです。唇だけじゃなく全部…」
言いながら千尋がブラウスのボタンを外して自分から服を脱ぎ始めた。
シャワーから出てもその気になれないようで、また服を着ていた千尋だったが、ブラウスを脱いでキャミソールも脱ぎ捨て下着姿になった。
可愛いロイヤルイエローのブラは上品のレースで模様づけられ、両脇からグイっと千尋の綺麗な胸を盛り上げている。白くて柔らかいマシュマロのような胸を見ると秀明はそのまま千尋の唇にキスをした。
唇が重なると千尋がギュッと秀明に抱き着いてきた。身体が密着すると、千尋の大きな胸が秀明の身体に当たり柔らかさとフワフワ感を与えてくれる。
よだれが出るくらい激しいディープキスが繰り返される中、千尋は秀明のシャツを脱がせて行った。
年の割には引き締まって鍛えている秀明の体をまさぐるように千尋は撫でまわす。
唇が離れる度に唾液が糸の様に引っ張られ、時に体に滴り落ちてくると、千尋は指でなぞってそのまま秀明の下半身へと手を伸ばしてゆく。
それにつられて秀明も千尋のブラのホックを外し、露わになったマシュマロのような大きな胸をワシ掴みにして味わうように揉み始めた。
「はぁん…」
吐息を漏らしながら千尋は秀明の下着を脱がせて、下半身へと顔を近づけた。
唾液で濡れた手を利用して秀明の操に触れると、直立不動に硬くなってきた。
ああ…なんて大きな操なの? 今まで見てきた男の中で一番大きいかもしれない。大きくて力強そうで…そして愛しい…。
そう思いながら千尋は秀明の操を咥えた。
「あっ…」
千尋の柔らかい唇に操が覆われると秀明は激しい刺激を感じだ。
き…気持ちいい…。たまの奥だけじゃなく体の奥底にまで唇の感覚が伝わってくる。そして俺の操がどんどん大きくなっていくのを感じる。パワーがみなぎってくるとは、こういう事を言うのかもしれない。
千尋の唇と唾液で刺激を与えられると、秀明は心にあった迷いや不安が吹き飛んでゆくのを感じていた。
ああ…こんな刺激は初めてだ。妻はあまりフェラチオが好きじゃなくしてくれたことは無かった。手で触ってくれる時もあったが、勢い任せで触っているだけで正直痛かった。だが、千尋はとても労わって咥えてくれる。そして滑りが良くなるように唾液を混ぜてくれて。その刺激がたまらない。こんなセックスなら何度でもしたくなる…。
「ち、千尋…もっと早く動いて…あぁ…もっと…」
言われるままに千尋は動いてくれる。そして舌先で秀明の操の先端を刺激してきた。
「あぁダメ…そこは…もっと…あぁ…そこ…」
かわいい。まるで子供みたい。でも、この操ならずっと舐めてあげても苦にならない。私の口の動きに応じてドクドクと脈を打ち、感じる度に太くなり硬くなっていく。
今までセックスした男はいくら奉仕しても、こんな反応をしなかった。フェラチオは下手だと言われていたけど、ただ単に、あいつらが不感症だったのかもしれない。
千尋は秀明の操を咥えて刺激しながらお尻りに手を回して撫でていた。
キュッと引き締まった秀明のお尻りは千尋の手を感じると、さらにギュッと閉まる。
その閉まったお尻をバンバンと千尋が叩きさらに刺激を与える。
「あぁん…もう…。もっと…」
お尻への刺激を気に入ったのか、秀明がもっとおねだりしてくる。
撫でては叩いて。まるで飴と鞭を使い分けるかのように千尋が秀明のお尻と操に刺激を与える。
「はぁ…。もういい? 千尋の中に入りたい…」
口の中で秀明の操は先端から我慢汁を出し始めていた。
千尋は秀明の操を解放した。そして秀明の首筋に吸い付くように唇を這わせてゆく。
それに合わせて秀明が千尋の胸をワシ掴みにして揉み始め、フワフワのマシュマロの中にプルンと浮いているサクランボのような乳首を咥えて、転がし始めた。
「はぁん…秀明さん…もっと…もっと吸ってぇ…」
胸をこすりつけてきて千尋がねだってくる。
こんなに胸を吸われたのは初めて。何時も雑に揉まれて感じる事も少なかった。でも秀明さんはすごく労わるような揉み方で優しく吸い上げてくれる。これなら毎日やってもたまらないくらい。
「あぁん…秀明さん…。もっと危ない事してぇ…」
秀明の唇が千尋の下腹部へ降りてきてお腹に刺激を与えながら、千尋のまたへと降りていく。
ショーツを脱がされると千尋のぐっしょりと濡れた股からネットとした愛液が糸を引いていた。
秀明の唇がクリトリスへ吸い付いてきた。
「ひゃっ」
悲鳴の様な喘ぎ声が千尋から漏れてきた。
「はぁん…気持ちいい」
秀明の舌が触れる度、千尋の愛液が増してきてビショビショになっていく。上へ下へと動く秀明の舌は千尋の体の奥まで刺激を与えてくる。子宮の奥の扉が開かれるようで、もっと…もっとしてほしいと体も心もねだってくるようだ。
グイっと秀明の指が千尋の膣に入ってきて入り口をこじ開けてきた。
「あぁん…」
ちょっと痛みを感じたが、その痛みも快楽へと変わってくる。
「千尋…入れていい? 」
そう尋ねられると感じている目を開いて秀明を見た千尋。
潤んでいる千尋の目の中に秀明が写っている。そして、秀明の情熱的な瞳に千尋が写っている。
お互いの瞳の中に写る姿を確認すると自然と「愛している」と感じ合えたような気がした。
「…きて…秀明さん…」
そう答えた千尋の声がかすれている中でも艶やかな感じを受けた。
ほぐした千尋の入り口に操を押し当てて秀明がゆっくりと中へ入っていく。
まだ少し狭い千尋のトンネルが秀明の操で広がっていく。
トンネルが広げられるたびに千尋の愛液が溢れてきて、グイグイと秀明の操を引き上げていった。
「あぁん…」
広がるトンネルを感じる度に千尋が喘ぎ声をあげる。その声はもっと入ってきてほしいとねだっているようにも聞こえた。
ヌルヌルと潤っている千尋のトンネルが気持ちよくて、秀明もどんどん奥へ入って行った。
狭いトンネルを進み切るとフワフワの柔らかいクッションの中へ辿り着いた。
フワフワのクッションが気持ちよくて、秀明は飛び上がる喜びを感じて激しく動き出した。
ああ…こんなに気持ちいいなんて…。亡くなった妻はあまりセックスが好きではなかったようで、ここまで挿入する事が少なかった。すぐに「痛い」と言って出してほしいと言われることが多く、早く噴射する事だけを考えて自分が気持ちいいと感じる事はなかった。だが、千尋の中はこんなにフワフワと気持ちよくて。こんなに長く中にいる事を許してくれるなんて…。
ずっと妻に対して罪悪感を抱いていたが、これはただ相性が悪かっただけだったのかもしれないな…。
秀明は千尋の中を堪能しながらそう思った。
「はぁん…秀明さん…」
感じながら千尋が秀明を見つめてきた。
半分朦朧としている千尋だが、色っぽくて吸い込まれそうだ。唇もすぼませてキスをねだっているようにも見える。ギュッと秀明の背中にしがみついてくると、千尋の吐息が首筋にかかってくる。
「秀明さん…好き…」
感じながら千尋が言った。
「俺も…好きだよ…」
お互いが素直に好きと言えた瞬間。
秀明の力が抜けて千尋の子宮の中に思いっきり噴射していた。
フワフワのクッションの中に溢れんばかり噴射された秀明の液は、ゆっくりと千尋の中に吸い込まれていくようだった。
これが本当に相性がいいセックスというのかな?
身体の相性って大切だけど、見極める事ってなかなかできない。実際にセックスしてから決めますなんて言っても。そこまでしておきながら相性が悪いからと言ってサヨナラなんて寂しすぎる。
でも秀明とは相性がいいと言うよりもお互いが同じ思いだったことで、分かち合えたようにも思える。
千尋も秀明も心から満足したセックスを味わえて満足していた。
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