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罪と償い~誰にも言えない秘密【官能レベル】★☆☆☆☆

ひととき

罪と償い~誰にも言えない秘密 作:セラ

俺の名前は植木力也、53歳。俺は妻を〇した男だ。20代で結婚し、30代で妻を亡くした。それは世間では事故として片付けられているが、実際は俺が仕組んだ“〇人”だった。妻が不倫していることに気づいた時、俺の中にどうしようもない怒りが渦巻いた。あいつが、俺の家に出入りしているのも知っていた。だが、問い詰めることもできず、ただ冷静を装って彼らを観察していた。復讐を決意するまで、そう時間はかからなかった。

あの日、俺は出張に出ると嘘をついて家を空けた。妻と浮気相手が俺の留守中に家で食事をするのはわかっていた。俺は食材にこっそり睡眠薬を仕込んだ。ただ眠らせて思い知らせるだけのつもりだった。しかし、結果は俺の想像を超えて悲惨だった。二人は運転中に深い眠りに落ち、操縦を誤り川に転落して死亡した。

事故として処理され、俺の思惑通りになったかに見えたが、後に警察の調べで二人の体内から睡眠薬が検出された。警察は「不倫のもつれでの無理心中」と判断し、片付けられた。俺は罪を免れ、田舎に引っ越してひっそりと生きる道を選んだ。しかし、その平穏は長くは続かなかった。

ある日、マンションの前に立つ見知らぬ女が目に入った。黒髪が長く、どこか物憂げな表情をしている。彼女は俺をじっと見つめ、ためらうことなく声をかけてきた。

「植木さんですよね。私、優里亜といいます。あなたの奥さんの浮気相手だった男の妻です」

その瞬間、俺の胸は一瞬で凍りついた。妻の浮気相手の妻、つまり不倫相手の残された家族が俺を探し出してきた。なぜ今さら? 彼女がここに来た目的が全く読めなかった。

「ずっとあなたに会いたかったんです。お礼を言いたくて」と、優里亜は静かに続けた。「あの人を〇してくれて、ありがとうって。」

彼女の言葉が突き刺さるように胸を抉る。感謝? どういうことだ?俺は表情を変えずに冷静を装いながらも、彼女の言葉の意味を探ろうとした。

「事故だったんじゃないのか?」俺はわざと平静を装い、問いかける。しかし、優里亜の瞳には、どこか見透かされたような光があった。

「事故ね、でも、あの時のニュースで見たんです。私の夫とあなたの奥さん、二人の体内から睡眠薬が検出されたって。最初は驚いたけど、なんとなく気づいたんです。奥さんに睡眠薬を盛ったのはあなたですよね?あの夜、私も夫を〇そうとしたんです」

彼女の言葉に息を飲んだ。彼女も睡眠薬を使っていたのか。優里亜はそのまま話し続けた。

「私の夫はひどい人でした。浮気をして、私を見下して、あなたの奥さんを巻き込んで死んだ。あの日、私は彼のたばこのフィルターに睡眠薬を染み込ませたんです。眠って、もう二度と目覚めなければいいと思って。でも結局、彼はあなたの仕掛けた罠にはまり、自分の手を汚すことなく消えた。」

俺たちは同じ夜に、同じような復讐を企てていた。俺が仕掛けたのは、妻とその不倫相手を眠らせる罠。そして優里亜は、自分の夫を殺すつもりだった。奇妙な偶然が、俺たちを結びつけ、今ここに引き寄せている。

「彼がいなくなって、本当に楽になりました。あなたが関わっていたと知っても、感謝の気持ちしかありません。あの地獄から解放してくれてありがとう」と、優里亜は微笑みながら言った。その笑顔には、どこか壊れたような不安定さがあった。

その瞬間、俺たちの間に漂う空気が濃くなる。俺が彼女の夫を殺したことを彼女は知っている。そして、彼女もまた同じように殺意を抱いていた。次第に共犯者のような感情で惹かれ合っていった。

 それから、優里亜は定期的に俺の元を訪れるようになった。最初は探るような視線を向けていたが、次第にそれは柔らかくなり、まるで罪の重さを分かち合うような穏やかさが漂い始めた。俺たちは何も言わず、ただ互いの存在を感じるだけで、罪悪感が少しだけ和らぐような気がしていた。

だが、言葉にできない不安は常に俺たちの間にあった。俺たちはお互い真実を知っている。妻を〇したのは俺であり、彼女の夫を〇したのは優里亜である。そんな二人が抱く疑念と感情は、簡単に言葉にはできなかった。

「力也さん、私たちって似た者同士なんですね」ある日、優里亜がぽつりと呟いた。俺は何も答えず、ただ彼女の隣で静かにコーヒーをすする。俺たちはお互いに罪を犯し、その重さを知っている者同士だった。だからこそ、言葉にはできない苦しみを共有し、互いの存在が救いになっていることに気づいていた。

そして、俺たちはお互いに惹かれあい、自然と体を寄せ合った。

激しいディープキスを繰り返され、お互いに服を脱がせる。体を重ね、優里亜の手が下半身に伸びてくる。

「あっ…」

 思わず声が漏れそうになり俺はぐっとこらえた。そのままズボンを脱がされ、下着ごとズボンを下ろされた。すると、俺の操は既に恥ずかしいほど直立不動に起ちがっていた。

「お、大きい。」

 そう言った優里亜がパクリと俺の操を咥えた。柔らかい唇に包まれた俺の操はドクドクと脈を打ち初め、どんどん育っていく。優里亜の舌先が、先端部分を刺激してきた。

「あぁっ…」

 久々の刺激にそれだけでイキそうだった。頭ではダメだと分かっていても体が欲しがっている。優里亜の唇は気持ちよく、俺は腰を振りながらもっと彼女を求めてしまった。

 唾液交じりにジュルジュルと音を立てながら上下に刺激する優里亜。

 

 こんなに気持ちよすぎると口の中で出てしまう…。

 ああ…ダメだ…。

 そう思ったとき俺は優里亜を体から無理やりはがした。

そのまま彼女を押し倒し、首筋から鎖骨へと唇を這わせた。若くてすべすべしている優里亜の肌は気持ちよく、そのままワシ掴みにした胸も柔らかくボリュームがあった。久々のSEXに胸を揉むだけでもイってしまいそうだった。指先で乳首を刺激すると、優里亜の吐息が俺を刺激する。

「…はぁん…」

 キュッと乳首を刺激し、その硬くなった乳首を咥えて吸い上げる。

 刺激を与えるたびに優里亜は激しく反応し始めて、喘ぐ声も高らかになっていった。

「…あぁん…だめ…」

 乳首だけでもこんなに感じている優里亜。

 

 そのまま股へ手を伸ばすと、そこはもう既にぐっしょりと濡れていた。ねっとりとした愛液が太ももに滴り落ちていて、クリトリスは既にヒクヒクしていた。

 俺はそのまま彼女のクリトリスを舌で舐め始めた。ねっとりした愛液が溢れてきて、クリトリスを舐めるたびに体がビクビクとし始めた。

「…気持ちいい? 」

 俺がそう尋ねると優里亜は感じている目で頷いた。

 

 溢れる液で潤ってきた中、俺は優里亜に指を差し込んだ。俺の指に反応して優里亜の入り口はヒクヒクと動き、俺の指をギュッと締めつけてくる。

「あぁん…はぅん…だ、だめ…」

 ほぐされる感覚と一緒に優里亜が喘ぎ声を漏らし始め、もう入れて欲しいと体が訴えていた。

「入れるよ…」

 そう尋ねると優里亜がゆっくり頷いた。

 

 ねっとりした愛液の中から優里亜の入り口に操をあてて、俺はゆっくりと優里亜の中へと挿入した。

 ヌルッと入っていく。

「お、大きい…」。ヌルヌルした愛液が俺を優里亜の中への招いてくれグイグイと奥へ進ませてくれた。俺の操で広げられる優里亜のトンネルは素直に広がって行き、俺はそのまま奥まで辿り着いた。

「あぁぁぁん! 」

 奥の壁にぶち当たると優里亜の喘ぎ声が激しく、体がビクついた。

 その激しい喘ぎ声に俺の動きも激しくなっていく。

ズンズンと疲れるたびに彼女の体はビクビクと痙攣し、フワフワと柔らかい優里亜の胸は上下に激しく揺れている。合わせて腰を動かす優里亜の動きがたまらない。

 

 俺と優里亜の喘ぎ声と愛し合う卑猥な音が部屋中に響き渡る。

 「…力也さん…も、もうだめ…」

 「あ、あぁぁぁっ…」

 

 優里亜の子宮に熱い精液をぶちまけた瞬間、優里亜が激しく痙攣し果てた。

・・・ 

 優里亜が俺に罪の告白をしたとき、俺は心の中で彼女を責めることができなかった。それは俺自身が犯した罪と何ら変わりがなかったからだ。俺たちは同じ夜、同じような絶望の中でそれぞれの命を奪おうとし、結果としてお互いの望みが叶った。そして、そのことに安堵する自分をどこか許せずにいた。

お互いの罪について、それから口にすることはなかった。ただ、静かに寄り添い、罪の重さを分かち合うことで、俺たちは繋がっていた。過去の過ちと取り返しのつかない行為。それでも、優里亜と過ごす時間は、俺にとって救いでもあった。彼女もまた、俺の存在に同じような安らぎを感じているのだろう。

人には誰にも言えないことが一つや二つある。俺も、彼女も、罪を背負いながらその中で生きる道を見つけた。罪の重さに押し潰されそうになる日もあるが、それでも俺たちはこうして生きている。そして、互いの存在が、そんな暗闇に一筋の光をもたらしているのだ。

「力也さん、あなたはこれからどう生きていきたいですか?」と優里亜が静かに問いかけてきた。その声には迷いも恐れもなく、ただ純粋に俺の答えを求めているように思えた。

「俺は…」と口を開くが、言葉は喉の奥で詰まったままだった。答えなんて、本当は何も見つからない。だが、優里亜のそばにいること、それが今の俺にできる唯一の償いなのかもしれない。罪の重さに押し潰されそうになりながらも、俺たちは静かに寄り添って生きるしかなかった。

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