妹の彼は元カレ 作:ひな
最愛の彼氏と別れてから、15年が経ちました。
35歳になった今でも、私は私の初めてを奪ったあの男性のことを忘れられません。
あの人は今どうしているのかしら……
そう考えて一人で自分を慰める夜を幾度となく過ごしました。
叶うならもう一度会いたい。
そう願っていたある日、衝撃的な再会をしたのです。
妹が婚約者を家に連れてきた日のことでした。
妹の隣に並ぶ男性に、私は目を疑いました。
なんと、妹の夫はあの彼、正和さんだったのです。
「そんな……正和さん……?」
私が思わずそう呟くと、彼はハッとして私を見つめました。
「加奈?まさかそんなことって……」
なんと、彼も私に気づいてくれたのです。
15年ぶりに再会した彼は、少し痩せていましたがあの優しい目は当時のままでした。
妹は、私たちが見つめ合っていることに気づきました。
「なに?もしかして昔の知り合いとかなの?」
私はあわててごまかしました。
「ええ、そうなのよ。大学時代に同じサークルだった人なの」
嘘は言っていませんが、付き合っていることは隠した方が絶対にいいと思ったのです。
「あ、ああ。そうなんだよ、菜々。古い知り合いなんだ」
正和さんも私と同じ考えのようでした。
それにしても、妹と正和さんが結婚することになるなんて…
まさかの出来事に、正直に言うと私は運命を感じずにはいられませんでした。
食卓の席に着くと、正和さんは何度も私に視線を送ってきました。
なんというか、申し訳なさと困惑の滲んでいる表情でした。
彼もまた、私と同じように複雑な感情を感じているのでしょうか。
でも、どっちかというと私は嬉しさが大きかったです。
なにしろ、最愛の人と再会できたのですから。
「正和さん……ちょっとお話があるのですが……」
妹と婚約者が席を外したタイミングで、私は彼に声をかけました。
「ああ……うん」
2人きりになった瞬間から、私たちはもう昔に戻っていました。
15年前、あの夏の日に戻ったかのように。
「まさか君が奈々の姉だったなんて……驚いたな」
彼は少し気まずそうに言いました。
「ええ……私もすごく驚いてるの……」
2人の間に沈黙が流れました。
でも、私はいまだに正和さんのことが好きで仕方がありません。
その声を聴くたびに胸が高鳴るからです。
妹の夫に手を出すなんて、許されることではありません。
それでも、私は正和さんに未だに心を奪われたままなのです。
「でも、再会したのも何かの縁よね、きっと」
私はそう言って微笑みました。
「加奈……変わらないな」
そういって彼は微笑み返してくれました。
ああ、彼もあのころと変わっていないんだわ。
私はまたときめいてしまいました。
私たちは帰り際に連絡先を交換し、その日は家族に挨拶して帰宅しました。
正和さんとの再会は、私に新たな感情を呼び起こしました。
15年前のあの夏、私たちは愛し合っていました。。
そして今、私は再び彼に惹かれているのです……
もう一度会えたら、どんな話をしようかしら。
そんなことを考えている自分に驚きました。
でも、彼と話したいことがたくさんありすぎて頭がいっぱいです。
それに、体も疼いていました。
久しぶりに彼に抱かれたら、私はどうなってしまうんだろう。
そんな不埒な考えも止まりません。
でも、体は正直なものですから逆らえませんでした。
次の週末に、私は彼と再び会うことにしました。
会いたい、と正和さんにメールを送るとその誘いに乗ってくれたからです。
新婚なのにこんな誘いに乗るなんて、悪い人ですね。
でもそんな彼をお誘いするなんて、私はもっと悪い女です。
週末に私の住む家にやってきた彼は、少し緊張しているようでした。
「ふたりきりで話すのは久しぶりだね……」
「ええ、そうね……15年も前のことだもの。もう大昔の話だわ」
私はそう言いました。
私はずっと変わらずに正和さんのことが好きでした。
妹と結婚していようが、この気持ちを抑えることはできないのです。
「加奈……君は本当に変わらないね……」
彼はそう言って私を見つめ、顔を近づけてきました。
そして私の肩に触れました。
その左手には妹の菜々との結婚指輪がはめられています。
「15年経っても、君は変わらず綺麗だよ」
罪悪感がないとは言いきれませんが、私はその言葉に赤面してしまいました。
新婚なのに、どうしてこんな言葉が言えるのかしら。
でも彼に見つめられると、胸が高鳴って仕方がありません。
15年の月日は経っているはずなのに、私たちの気分はすっかり20歳の恋人同士になっていました。
「正和さんも……かっこいいわ」
私はそう呟き、そっと唇を重ねました。
「加奈……!!」
彼は私の体を強く抱きしめ、そのままソファベッドに倒れ込みます。
ああ、私はなんて罪深い女なんでしょう。
でももう私たちは、自分を止められませんでした。
私は彼の首の後ろに手を回し、さらに深く口づけました。
「ん……」
彼は私を抱きしめながら何度もキスをしました。
「正和さん……」
私もまた彼の背中に手を回します。
もう後戻りはできません。
「加奈……本当にいいのかい?」
彼は私にそう尋ねます。
「ええ……私は正和さんじゃないとダメ……」
そして彼は私のあそこに触れました。
「ああっ……」
思わず声が漏れてしまいました。
「加奈……可愛いよ、すごく」
彼は私のブラウスのボタンを外し、下着をはぎ取ります。
ああ、なんて恥ずかしい姿なのでしょう……
でも私はそんな自分をさらにさらけ出しました。
彼が欲しいのです。
妹と結婚していたとしても、今だけは私だけのものにしたいのです……
彼は私のあそこに指を入れ、激しく動かします。
「ああっ、あんん!!」
私のあそこはすっかりとろとろになっていて、もう声を我慢することができませんでした。
こんなに気持ちいいのは久しぶりで、一人でするのとは全然ちがいます。
「加奈、いい?」
彼は私にまたがり、そして私のあそこに彼のものをあてがいます。
「ええ……来て」
そして彼は私の中に押し入ってきました。
「ああっ!!」
久しぶりの彼のものはとてもたくましくて、私は気持ちよさから涙目になってしまいます。
「ああ……正和さん、いいっ!」
私は彼のものを奥までしっかりと感じることができました。
「加奈、動くよ」
彼は私の腰に手を添え、そしてゆっくりと腰を動かします。
「ああっ、いいっ!!」
気持ちいいところにあてられて、もう私はすっかり彼のものになっていました。
ああ……なんて気持ちいいんでしょう……
彼は私の胸を揉みながら、さらに激しく腰を動かします。
「ああん、もっと!もっと突いて!」
私ははしたない言葉を口走っていました。
でも、なりふり構っていられないほどに気持ちいいのです。
「ああ、加奈……!!」
彼はさらに激しく腰を動かします。
そしてついに、私の一番気持ちいいところに彼のものがあたりました。
「ああっ、いいっ!そこ、そこがいいのっ!!」
私は思わずそう叫んでしまいました。
もう、私は彼のものなのです。
「ああ、加奈……出すよ!」
「お願いっ!出してっ!!」
もう、私は彼が欲しくてたまりませんでした。
そして彼は私の中で果てました。
ああ……気持ちいい……彼のものがびくびくと脈打つのがわかります。
「ああ……加奈」
彼はそう言って私を抱きしめ、キスを交わします。
「ん……」
私が目を閉じると、彼もまた目を閉じました。
ああ、なんて幸せなのでしょう。
彼は既婚者で、私の妹と結婚している。
そんな事実がどうでもよくなるほどに、私たちは快楽に酔いしれてしまったのです……
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みんなの声
- 清楚で幸薄そうな雰囲気が人妻役に非常によく合っており、堕ちていく演技にリアリティがあると高評価されている。
- 「妹の彼氏が大木さん」という設定に違和感を覚える声もあったが、それでも櫻井まみさんの艶っぽさを引き出すには十分だったという意見もある。
- 最初は抵抗しながらも快楽に負けていく流れが自然で、喘ぎや腰使いの描写も濃厚で見応えがあると好評。
- ストーリー構成については、テンプレート的で展開が急すぎる、堕ちる過程の描写が省略されているなど、物語性に対する惜しむ声もある。
- 「旦那より気持ちいい」などの背徳感を高めるセリフが欲しかったという要望が複数寄せられている。
- 妻としての清楚さと、セックスに堕ちていく淫靡な表情とのギャップに興奮したという声が多い。
- トニー大木との絡みは相性がよく、エロさが倍増していると感じたという意見もあった。
- 妹役の女優が可愛かったので、ダブル絡みがあればさらに良かったという要望も見られる。
- 初回のレイプ的な展開から、回を重ねるごとに積極的にセックスにのめり込んでいく描写が、まみさんの演技力と相まって非常にエロいと評価されている。
- フェラチオのシーンでは長く伸びる唾液や喉奥への咥え込みなど、生々しさがあって卑猥で良かったとの声もある。
- 衣装や髪型など、人妻としてのビジュアルにもこだわりがあり、作品に大人の艶が加わっていた。
- キッチンでのバック、風呂場での立ち絡みなど、シチュエーションの工夫も一定の評価を受けている。
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- 感じやすい体と自然な堕ち方、そして背徳的な設定の中での丁寧な絡みにより、多くの視聴者にとって満足度の高い作品になっているとされている。