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裏切りの影で~親友の裏で 作:
街の灯りが優しく照らす夜、私は真紀の家にいた。
彼女はまた夫の浮気に心を痛めていて、私はいつものように彼女の悩みを聞いていた。
真紀にとって私は理想の友人であり、彼女の悩みを共有し、どんな時も支える存在だった。
「恵美、本当にありがとう。あなたがいてくれるから、私はなんとかやっていけるの」
真紀の目には涙が浮かんでいた。
私は微笑んで、
「大丈夫だよ、真紀。いつでも話を聞くからね」と答えた。
私の優しさは、ただの言葉の慰めにとどまらなかった。真紀の子供たちを学校に送り迎えすることも厭わず、彼女が時間を必要とする時は家事を手伝い、夕食を作って持っていくこともあった。真紀が自分自身を見つめ直し、心の平穏を取り戻すための時間を作ることを何よりも大切にしていた。
数か月前にも、真紀の夫が数日間の出張から戻った後、三人で夕食を共にする機会があった。私はこの機会を利用し、真紀の夫に対して彼女の心の痛みを静かに伝えることにした。食卓の雰囲気は当初和やかだったが、私は慎重に言葉を選びながら、彼に向かって話し始めた。
「家族は支え合うべきですよね。真紀さんが最近、とても辛そうにしているのを見て、私にも何かできないかなと思っています。あなたがきちんとしないと、家庭を守ることはできませんよね。」
彼は一瞬驚きの表情を浮かべたが、すぐに何かを悟ったように深くうなずいた。
「わかった、わかったよ。俺も考えが甘かったかもしれない。」
その夜、彼は自分の行動を見直し、家族への責任感を持つ約束をした。真紀は私の言葉に喜び感謝していた。
ただ、実際に彼が改心することはなかったが。
今日もいつものように酔いつぶれてしまった真紀に「もう帰るね」と伝え、私は真紀の家を後にした。彼女に寄り添う理想の友人としての役割を全うし、静かにドアを閉めた。街を歩きながら、何事もなかったかのように、穏やかな夜の空気を感じながら家路についた。
家に帰ると、奥から声がした。
「おかえり。遅かったな。ご飯どうする?」
私はその声に驚き、一瞬立ち止まった。
「もう来てたのね」
家で待っていたのは、真紀の夫だった。彼との関係は私の心の中に深い影を落としていたが、それを見せることは決してなかった。
私は微笑みを浮かべ、
「何か作るね」と答えた。
彼に向かう私の心は、理想の友人としての役割を演じ続けるために、今日もまた裏切りの影を抱えていた。
彼とこんな関係になってしまったのは奇しくも彼を諭したあの夜からだった。
あの後、夜道は危ないからと真紀の夫、昌が私を家まで送ると言い出したのだ。
心配する真紀をよそに、昌は強引に私を車まで連れ込む。
「本当に大丈夫ですから、気にせずに真紀のそばに居てあげてください。」
無言で車を走らせる昌は、明らかに不機嫌だった。
気まずい車内に、趣味の悪い洋楽が響いていた。
「レスなんだ。」
「・・・え?」
「あいつが原因のレスなんだ。どうしろっていうんだよ。」
私は返答が思いつかず、昌の顔を見つめた。とても嘘をついているようには見えない。
私の家と真紀の家は、目と鼻の先なのですぐに私の家についてしまった。
車から降りようとした私の手を昌がすがるように掴んだ。
昌の目には、涙が浮かんでいた。私は真紀の友人として、昌を嫌ってきたが、昌には昌なりの苦悩があったのかもしれない。私が昌に抱いた罪悪感を、昌は見逃さなかった。
昌は私を抱き寄せ、耳元に優しくキスをした。私は昌のことを、性欲におぼれた理性のない男だと決めつけていたが、現実は全く異なっていた。
触れるだけのキス。尾てい骨から腰、首筋を愛でるようになぞり、私の大きな乳房に顔をうずめる。服の上から小さな突起を刺激し、甘い声が漏れる。昌は私の顔を覗き込み、ゆっくりとボタンをはずしていった。
「綺麗だ。」
昌はあらわになった乳房の中心を、舌で優しく刺激し、唇で包み込む。甘い刺激に体が耐えられなくなり、自分で下半身を慰めると、昌も自分のいちもつを慰めはじめた。車内に昌の匂いが充満してく。私たちは欲望のままに互いの性欲を満たした。
それから私たちは、互いの性欲を満たすためだけに、真紀の目を盗んで密会するようになった。私は昌に抱いた少しの罪悪感につけ入れられ、ずるずると関係を続けていた。
男性経験があまりない私にとって、昌とのセックスは衝撃的だった。ただただ男の欲望を満たすために耐える、私にとってセックスとはその程度の行為だったが、昌とのセックスは違った。昌はいつだって私のことを恋人のように優しく接してくれた。真紀への罪悪感から何度も昌との関係を絶とうとしたが、あの甘い言葉や優しい前戯、恋人のような時間を失うことが怖くなっていた。
私は月に一度行っているボランティア活動のために地域の老人ホームへ向かった。
暖かな春の日差しの中、花壇の手入れをしながらも、心は重かった。
老人たちの笑顔に癒される一方で、自分の行動に対する罪悪感が心を蝕んでいた。
「恵美さん、今日もありがとうね。あなたのおかげでここが明るくなるわ」と、おばあさんが笑顔で話しかけてきた。
「いえ、そんなことないです。皆さんの笑顔が私に力をくれるんです」と答えるが、その言葉には嘘が含まれていた。私は自分自身をも騙していたのかもしれない。
その夜、家に帰ると真紀の夫が待っていた。「話がある」と彼が真剣な表情で言った。
「何?」と答えながら、私は心の準備をしていた。
彼の言葉がどれほど私を揺るがすのか、わからなかったからだ。
「恵美、俺たち、このままでいいのか?」彼が真剣な眼差しで私を見つめた。
「何が言いたいの?」私は冷静を装ったが、心臓は激しく脈打っていた。
「俺は真紀と別れて、君と一緒になりたいんだ」と彼が言った。その言葉に私は一瞬息を呑んだ。
「それは無理よ」私は静かに言った。
「真紀を傷つけることになるし、私たちの関係は間違ってる。」
「でも、俺は本気なんだ。君と一緒にいたい」彼の言葉に、私は心の中で揺れ動いたが、決意は揺るがなかった。
「もう終わりにしましょう」私はきっぱりと告げた。
「これ以上、真紀を裏切ることはできない」
次の日、私は一人で公園のベンチに座っていた。自分の行動が真紀をどれほど傷つけるのか、考えると胸が締め付けられた。過去の出来事を回想し、自分の行動の正当性について自問自答する。
数週間後、私は真紀に会いに行った。彼女は驚いた表情で私を迎え入れた。
「恵美、どうしたの?」
彼女の声には心配がにじんでいた。
「真紀、話があるの」と私は静かに言った。彼女の目を見ながら、私は心の中で覚悟を決めた。
「何があっても、私たち友達だよね?」
「もちろん」と彼女は即答した。その言葉に、私はほんの少しの勇気を得た。
「実は…」私は深く息を吸い、真紀に真実を告げる決心をした。
真紀に全てを話すと、彼女の顔は一瞬で変わった。信じられないという表情から、怒り、悲しみ、そして裏切られた絶望に変わっていった。
「どうして…どうしてそんなことができたの?」彼女の声は震えていた。
「ごめんなさい。言い訳はしない。ただ、あなたに真実を知ってほしかった」と私は涙を流しながら答えた。
「もう出て行って」と彼女は冷たく言った。その言葉に、私は何も言えず、ただ部屋を後にした。
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