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私は由美。今年48歳になる専業主婦です。
夫と子供の三人で東京に住んでいたが、子供が独り立ちしたので今は夫と二人暮らしになりました。
未だに子供が心配で毎日連絡をしてしまう。いつもはメッセージだが、たまには電話もする。そんなとき、子供にいつも笑われる。
「母さんは心配性だな。大丈夫だよ」
夫にも「あいつももう大人なんだから」と言われる始末。しかし、親にとって子供はいつまでも子供です。
ある日の休日、夫とゆっくりとした時間を楽しみながら朝食を摂っていると、夫に電話がかかってきました。電話に出ると、義父からでした。
夫の実家は長野にあって、年に一度帰省をしていました。だから、電話は珍しい。何かあったのだろうかと心配になりました。
夫が電話を切り、私の方を向く。
「母さんが倒れた」
この義母の入院がきっかけとなり、私たち夫婦は夫の実家へ引っ越すこととなったのでした。
「いやあ、賑やかになって嬉しいよ」
夫の実家は農家を営んでいて、義父は大変のんびりした方です。義母が入院して落ち込んでいたのですが、私たちが引っ越してきたことにより、少し元気を取り戻したようです。
私たちはもともと田舎に住みたかったのです。だから、今回の引越しは思わぬものではあったものの、嬉しいものでした。
夫は転勤が認められ長野支店で働くことになり、私は相変わらずの専業主婦です。
義父は午前中に農業をし、午後は家でまったりとしている。なので自然と義父と二人きりの時間が増えました。かなり気まずい状態でした。
「由美さんや。ぬか漬けは漬けたことあるかい?」
「いいえ」
義父に声を掛けられ、いきなり台所へ連れていかれて、ぬか床を見せられた。
「母さんがいつも大事に漬けていたぬか床だ。これの管理を由美さんにやってもらいたい」
「私がですか?」
東京に住んでいて、漬物なんて自分で漬けたことがないので私は戸惑いました。しかし、義父は急に私の手を取ると、ぬか床の中に二人の手を入れた。ぬちゃっとした手触りが気持ち悪く、私は思わず小さく悲鳴を上げてしまいました。
「大丈夫。これをな、こうして」
義父の顔が近、体も密着していました。後ろから私の手を義父の手が掴んでぬか床をぬちゃっとかき回している。
「毎日、こうしてかき混ぜるんだ」
義父が言葉を発する度に耳に息がかかって不快でした。私は軽くパニックに陥っていました。
「これで終わり。あれ? 由美さんどうしたかの?」
「い、いえ……何でもありません」
恐怖で声が震えていました。
義父はそれからも私の体を不意に触ってくることがありました。
「由美さん、ちょっと手伝ってくれんかの」
「は、はい」
私は緊張をしながら畑を耕していると、
「いや、違うんだ。ちょっといいかな」
私に抱き着くように背中に密着し、くわの柄を持つ。私は耳元で話す義父にまたもや嫌悪感を抱いてしまいました。
「どうした、由美さん」
義父はのんびりした人なんです。だから、この状況を別に何とも思っていないのかもしれない。夫に義父についてどう相談しようか迷っているうちに、私はある決意をしました。
外で働こう。
この歳になって、ずっと専業主婦でやってきたので働く場所に困るかと思ったが、私には簿記の資格があったので幸いにも経理で小さな会社に入ることができました。
夫からは無理に働きに出なくてもいいのにと言われたが、家にいると心もとなく、家から出て義父から離れている方が心が休まりました。
コツコツと仕事を続けていると、男性が近づいてきた。安本さんだ。
「お疲れ様です」
私が笑顔でそう言うと、安本さんは笑顔で返してくれた。歳が近いこともあり、私と安本さんは話すことが多かったのでした。
「今日もお昼ご飯はお弁当ですか?」
私はいつもお弁当を持参しているのですが、今日は詰めるものがなくてお弁当を諦めていました。
「いいえ。今日は外で食べようかなと思って」
「なら、一緒に行きますか?」
私は快諾し、安本さんの車に乗って近くのラーメン屋さんに入りました。
係の人に案内されてテーブル席に着く。安本さんはよく来るお店らしい。私は安本さんのおすすめを注文しました。届いたのは塩ラーメンと餃子のセット。
「まあ、美味しそう」
「食べてみてください」
私は言われるがままに餃子を一口食べた。
「本当! 美味しいわ」
「でしょう」
安本さんは満足したように自分のラーメンを啜り始めた。
こんな風に夫以外の男性と食事をするのは久しぶりだ。しかし、安本さんは職場の同僚である。恋愛感情などは一切ありませんでした。
「ごちそうさまでした。本当に奢ってもらっていいのかしら」
「いいんですよ。特別です」
また安本さんの車で職場に戻りました。
「ただいま戻りました」
家に帰ると、義父が一人で本を読んでいました。
「ああ、由美さん。おかえり」
「今、夕飯を作りますね」
今日は夫は本社に出張でした。義父と二人きりで緊張していましたが、私は買ってきた食材を並べ、すっかり慣れたぬか床からきゅうりと人参を出すと皿に盛り付ける。食材は切って炒め物にしました。
テーブルの上にご飯と味噌汁、ぬか漬け、炒め物を置き義父を呼びました。
「おお、美味そうじゃないか」
勢いよく食べ始める義父。
「由美さんの料理は相変わらず美味いな」
「ありがとうございます」
褒められて嬉しいが、義父に言われると素直に喜べない。私は愛想笑いをした。
全てを食べ終わり、食器も片付けた後、広い家の中はシンとしていた。気まずい。
(早く帰ってきて、あなた!)
心の中で叫んだ。
「ちょっと由美さんいいかな」
義父が私を呼ぶ。居間に行くと、義父がスマホを触っていました。
「由美さん、ちょっと見てこれ」
スマホの画面をこちらに向けてくる。
「……あっ!」
私と安本さんが写っていた。
「これはどういう関係の人かね」
「……会社の同僚です。あの、それをどこで?」
「今日、私もあの店へ行ったんだよ。あそこのラーメンが好きでね」
「そうだったんですね」
動揺が隠しきれない。もしかして、これは脅されているのでしょうか。
「何が目的ですか?」
「いいや、そういうんじゃないんだ」
スマホを再びいじって、こちらに画面を見せてくる。メッセージ画面だ。宛先は夫。
やっぱり脅している。
「やめてください。本当にただの同僚なんです」
「あの子はそうは思わないかもしれないよ。私はね、これは親心だと思っているんだよ。分かるだろう、由美さんも」
子供のことを心配する親。確かに私はまさしくそうだ。でも、だからといって嫁の何の罪もない写真を送りつけるのはいかがなものか。
「何が目的か言ってください」
「まあまあ、落ち着いて」
義父は立ち上がって怒りに震える私の肩をポンと叩く。今の状況で「触らないでください」とは言えなかった。
「おや、もうこんな時間だね。お風呂に入ってきなさい」
義父はそう言い残して自分の部屋へ引き下がりました。
私は力が抜けそうだったけれども、気をしっかり持ってお風呂に向かいました。
じゃぶとお風呂に浸かっていると、脱衣所の扉が開く音がしました。
まさか。
「由美さん、いいかい?」
いや、普通に考えて嫁がお風呂に入っているのに脱衣所に入ってきました。
脱衣所の方で服を脱いでいる音がする。
そして、がちゃりとお風呂場の扉が開いた。
「きゃっ」
「私も一緒に入らせてもらうよ」
おかしい。何故。疑問が頭を駆け巡る。しかし、義父は体を洗い始めた。本格的にお風呂に入るつもりだ。私は体を見られたくなかったので、お風呂の中でじっとしていた。
「おっとっと。由美さん、お願いがあるんだ。背中を流してくれないかい?」
私は「えっ」と小さく声を漏らした。
「お風呂から出たくありません」
「そう」
その返事がまるで、「だったら、あの写真を息子に送りつけるよ」と言っているようで、私に拒否権はなかった。
仕方なくお風呂から出ると、義父に見られないように背後に回る。そして、背中を洗う。
そのまま風呂から上がろうと出ていこうとすると、
「由美さん」
くるりとこちらを向く義父の速さについていけず、私は全部を見られてしまいました。
その時、「ただいまー」
「おかえりなさい、あなた」
タオル1枚のまま夫に向かって駆け出していました。
「おいおい、どうしたんだよ。ビチャビチャじゃないか」
「お義父さんが入ってきたの」
「え?どういうことだ?」
夫に全てを説明すると、夫の顔は今まで見たこともない恐ろしい顔をしていました。
この日以降私たちは実家から出て、義父との関係を断ちました。
夫は義母とは連絡を取っているみたいだけど、もし義母が先に亡くなってしまったらと考えると恐怖でしかありませんでした。
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