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従姉弟(官能小説版)

禁断の関係

元小説はこちら→https://huroku-ch.com/675

「従姉弟」 30年前のあの日、俺はいとこの礼子とキスをした。祖父の葬儀の静かな喧騒の中、ひときわ輝く礼子の姿に目が留まった。

30年ぶりに再会した彼女は、悲しみの中にも変わらぬ明るさを湛えており、時を経ても変わらぬ彼女の存在感に、心が熱くなった。

30年の歳月を隔てても、あの瞬間の記憶は俺の心に鮮烈に残っていた。彼女はもうすぐ45歳になるというのに、時間を止めてしまったかのように変わらず美しかった。

あの日、俺たちは年下のいとこたちと一緒にかくれんぼをしていた。俺はいつもの隠れ場所、押し入れへと向かった。扉を開けると、そこにはすでに礼子がいた。

「ふふ、やっぱりここへ来たのね。」彼女の声に、俺の心が跳ねた。 別の隠れ場所を探そうとしたが、礼子は俺を押し入れに引き込んだ。毎年一度会うだけの関係だったが、俺たちはいつも自然と打ち解け、姉弟のような、友達のような不思議な関係だった。

しかし、その年の礼子は何かが違っていた。もはや少女ではなく、大人の女性の雰囲気が漂っていた。狭く密閉された押し入れの中で、礼子の温もりが隣からじわりと伝わってきた。そのぬくもりは、冷え切った季節を忘れさせるかのように、私の心の隅々まで温かさを運び、ほんのりとした甘い緊張感が空気を満たしていった。

「ゆうき、彼女はできたの?」礼子の大人びた問いかけに、俺は恥ずかしさでどう返答していいか戸惑った。かくれんぼのハラハラドキドキとは異なり、心臓がバクバクとなり礼子に聞こえてしまうのではないかというほど鼓動が早まっていた。

「キスしたことある?」。彼女のふいの提案に心臓が跳ね上がる。礼子がゆっくりと顔を近づけてくる。その瞬間、俺たちを取り巻く空気すらも緊張で張り詰め、時が静止したかのような感覚に包まれた。そして、そのまま二人はキスをした。まるで時間が止まったかのような、この世界に二人だけの感覚に包まれた。

しかしその瞬間、子供たちがふすまを開けて「みーつけた」と叫んだ。キスの後、罪悪感と興奮、恥ずかしさが入り混じり、複雑な感情に包まれていた。その後、お互いが大学生や社会人になり、帰省のタイミングが合わなかったりで、会うことがないまま静かに時間が流れていった。

しかし、今、祖父の葬儀で久しぶりに再会し、あの時の感情がふたたび蘇ってきていた。

「久しぶりね。元気だった?」久々の再会だったため、お互いぎこちなかったが、お酒の力も入り徐々に会話が弾んだ。その時、礼子がふいに「ねえ、あの時のこと、覚えてる?」と尋ねてきた。

「ああ、忘れることなんてないよ」

「ふふ、私もだよ。」と答え、お互いに顔を見合わせ微笑み合った。その時、お互いの子供たちが「え?なになに?何の話?教えて!」と興味津々に聞いてきたが、「内緒だよ」と言うと、「えー、なんか怪しい」と子供達は言っていたが、すぐに他のことに気を取られ離れていった。 そして、俺たちは誰にも邪魔されることなく、過ぎ去った時を静かに振り返りながら、深い絆と温かな感情を共有し合う、そんな静謐な晩酌を楽しんだのだった。

それから幾日か経ったとき、また再開するときが来た。そのときは子供もおらず、二人だけだった。「今日は時間がいっぱいあるね」そう礼子はいうと子供のようないたずらっ子みたいな顔をして俺をある場所につれていった。そこは礼子の寝室である。確かに相談事があるとのことで昼間に礼子の家に来たが所詮はリビングでの相談だと思っていた。

「なにする気?」おれは訪ねたが、もちろん答えてくれない。礼子はベッドに腰かけて「こっちにおいで」といわんばかりに手招きする。自分も家庭を持っているのでここが二人にとって神聖な場所というのはわかる。それでも昔から礼子に惹かれていた自分を押さえきれなかった。 シャワーも浴びず、服も着たままキスをした。お互い家庭を持っているので所謂、不倫というやつである。

いや、不倫だと生ぬるい表現かもしれないい。家庭をもっている従姉弟である。近親相姦というやつである。俺も現役ほどではないがまだ性交渉は可能である。礼子も年齢を重ねて若い子にはない色っぽさがある。いけない関係だとお互いに頭では理解しているはずだが、昔のあのキスが忘れられなかった。礼子も俺も結婚してお互いのパートナーと永遠の誓いを交わしたはずであるのに、あの幼いときの一時の過ちがずっと心に引っ掛かっていた。

「奥さんには内緒だよ」言われるまでもない。妻だけではなくその他誰に対しても秘密である。バレれば家庭崩壊である。子供達もまだ小さい。妻に苦労を掛けることになる。それだけは絶対にしたくないが、目の前の誘惑にどうしても勝てない。ここまできたら礼子の誘惑に惑わされて自分が自分でなくなっていくのがわかる。本能に支配されている。男性器が現役の時に負けないぐらい大きくなっている。

礼子もそれに気づき笑顔を浮かべている。ズボンと下着を脱がされ、下半身が露になった。こちらも負けじと礼子の服を脱がしにかかる。長い髪の毛に引っ掛からないようにゆっくり脱がす。上はブラだけになり恥ずかしそうだが、こちらから見れば立派なものである。年齢の割に垂れておらずしっかりと形をキープできており、張りもある。とても中年女性とは思えない美貌である。ブラを剥ぎ取り乳房が露になり乳首を摘まむ。小声で喘いだがもっと聞きたいので、今度はキスしながら乳房をさわった。

そのうち、俺が我慢出来ない旨を伝えると「いいよ」と言ってスカートを脱いでパンツ姿になった。割れ目が濡れている。礼子も我慢の限界だったようだ。ベッドに寝転がらせて足を広げさせた。自分は準備万端である。しかし避妊具がない。礼子の性行為の頻度は知らないが、もし妊娠してしまったときは旦那との子供でないとバレしまうのではないか?と心配になったが、本能には勝てない。

目の前の妖艶な美熟女に種付けしたい男の本能が勝った。 挿入してしばらくし、「体位変えなくていい?」と聞かれたので、「じゃぁ後ろ向いて」と返事した。後ろから見ても十分エロい。張りのある尻、割れ目である。喘いでいる顔が見れないのが残念だが、正常位とはまた違った締まり、反応をしてくれるので興奮する。次に自分が寝転がり、礼子には上になってもらった。馬乗り体勢で足を広げて腰を振っている。胸も上下に揺れている。水音もよく聞こえて気持ちいいポイントを探しているようだった。 そのうち、おれは我慢できなくなり抜こうとしたが、何せ礼子が上で跳ね回っている。退くように懇願したが聞こえていないのか、ずっと動いたままである。我慢できなくなり俺は中で出してしまった。礼子も出された感触があったらしく、動きを止めた。礼子の穴が痙攣したようにビクビクしており、締め付けも強くなった。精液を搾り取ろうとしているようだった。

「出ちゃったね」いたずらっ子みたいなセルフを吐いたが、のんきなことは言ってられない。生中出しである。早くアフターピルを処方してもらわないと不味いことになりそうだ。お互いに服を着て病院に行こうとすると、子供達が帰ってきた。危なかった。

「何してたの~?」と聞かれたが本当の事を言えるはずもなく、「大人の話だよ」と誤魔化した。いや、ある意味本当の事である。 その後は危険を感じ、直接会うのは減っていったが、連絡は取り合っている。秘密の言葉でバレないように、あのときの感想を言い合っている。おそらく、もう身体を合わせることはないだろう。年も年だし何よりリスクがでかすぎる。リスクは興奮材料になるがそんな年でもない。一緒になるとすれば、それはカフェなどで他愛もない話をするぐらいである。今後はそういったデートで恋人気分に戻るのもいいかもしれない。

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