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農家の嫁 作:セラ
昼下がり。
奈央はいつものように洗濯物を取り込んで居間で畳んでいた。
すり足のような足音が聞こえてきて奈央はビクッとして手を止めた。
「奈央さんここにいたんだね」
声をかけられるとゾクっと背中に凍り付く寒気を感じる奈央。
「奈央さん。今日も家事お疲れ様、肩が凝っているね」
言いながら奈央の肩に手を添えてきた義父。その手は優しいような冷たいような気持ち悪い感触でしかない。振り払いたくても義父相手にそんな態度はできない奈央はただ動かずに黙っているしかできなかった。
「いいねぇ奈央さん。若い女性は首筋も綺麗で肌もツヤツヤだ。高雄が羨ましいよ」
肩を揉んでいる義父の声が奈央の耳元で聞こえ息が首筋に拭きかかってきた。
ヒッと声を出しそうなくらい奈央は気持ち悪さを感じた。
「奈央さん私は早く孫を見たいのだが。高雄とはちゃんとシテいるのかい? 」
「え? 」
尋ねる義父の声は嫌らしく気持ちが悪い。奈央は畳んでいる洗濯物をギュッと握りしめていた。
「高雄はちょっと奥手すぎるようだ。同居を始めても、二人がそんなことをしている声すら聞こえてこないからねぇ」
なにそれ? 監視しているの? 気持ち悪さと恐怖が込みあがり、奈央はかすかに震え始めた。
「奈央さん…溜まっていないかい? 」
「はぁ? 」
身震いを覚えて奈央は義父から離れようとしたが、グイっと強い力で引き留められた。
「どうしたんだい? 奈央さん。最近では女性の方が性欲が強いと聞いているよ。男が弱くなっているようだね? 」
肩に置いていた義父の手がいやらしい手つきで奈央の胸へ降りてきた。
「ひぃっ…」
服の上からワシ掴みにされ奈央は悲鳴のような声を上げた。
「ほうほう、どうやら溜まっているようだね。服の上から振れただけでも、そんな声をだすとは」
ギューッと強く胸をワシ掴みにされた奈央は逃げたくても体が動かなかった。
「奈央さん…私が慰めてあげよう…」
ドン! と畳の上に押し倒された奈央。
「ちょっとやめて下さい! 」
「ん? 拒否してもいいのか? 」
「え? 」
「拒否するなら奈央さんが私に誘いをかけてきたと、高雄には言うが? 」
「そ、そんな…」
強く押し付けられている義父を何とか押しのけようとした奈央だが、年の割に力強くビクともしなかった。
「大人しくしなさい。私は優しいから、痛くはしないよ」
まるで獲物を得た野獣のような顔をしている義父に、奈央は旋律を覚えた。
「私は夫ではないからね。キスはやめておこうか」
言いながら奈央のブラウスを引きちぎるように脱がせた義父。
ブラウスのボタンが無残に畳の上に転がってゆく…。
露わになった奈央の下着姿にペロッと舌を出し唇を舐めた義父は、そのまま奈央の下着をはぎ取った。
「ほう…これはいい胸をしている…」
露わになったメロンの様にふんわりとした奈央の胸をマジマジと見ながら、義父は両手で奈央の胸をわしづかみにして揉み始めた。
「嫌! やめて! 」
嫌がる奈央を高みの見物の様に嘲笑しながら義父は手を緩めない。指先で奈央の乳首を刺激して、もがいている奈央を見て楽しんでいるようだ。
乱暴に乳首を刺激されながら奈央は何とか逃げようと必死にもがいていたが、逃げようとすると足を組み敷いて動けなくされ、次第に乳首に吸い付かれて刺激される奈央。
「離して下さい! やめて! 」
声を出して抵抗する奈央だが。義父の目は狂っているような目になり嫌がる奈央の声も心地よく聞こえているようだ。
「そろそろ準備ができてきたかい? 」
舌で乳首を刺激しながら義父の手が奈央のスカートの中に入ってきて、ショーツの中に入ってきた。
「いやーっ! 」
悲鳴のような奈央の声が居間に響き渡った。
「嫌と言っているわりには、ココはしっかり濡れているよ」
いやらしい義父の声が耳元で囁かれる。だが、悔しいほどに奈央の体は医師とは真逆の反応していた。
どうして? 確かに高雄さんが忙しくて数年レス状態だけど。嫌なのにどうしてこんなに感じるの? こんなの嫌…。
ショーツの中に忍んできた義父が指で奈央のクリトリスを刺激し始めた。
「いやーー!! 」
大きな奈央の悲鳴を上げる声が響き渡った。
その時。
ピンポーン。
チャイムが鳴った。
そのチャイムの音に義父は動きを止めた。
「誰だ? いい所じゃまして」
言いながら義父は奈央のクリトリスに触った指を舐めた。
その瞬間、義父の力が緩まったのを感じた奈央は力いっぱい義父を突き飛ばしてそのまま逃げた。
「チッ…」
義父は舌打ちをして玄関へ向かった。
奈央はそのまま二階へ向かい、トイレにかけこみ義父に触られた気持ち悪い股を綺麗にウォシュレットで洗った。そしてトレイから出るとタオルを濡らして吸われた乳首を何度も吹いた。
このままじゃいつか襲われる。…もう限界だ。
その後。
義父は訪ねてきた近隣の人と長話をしていた。
その隙に奈央は着替えを済ませて家を抜け出した。
高雄の仕事が終わる頃に電話をかけ家では話ができないと言って、駅前のホテルに部屋をとって、高雄に仕事が終わったらホテルに来てほしいと呼び出した。
高雄は困惑している様子だったが、今まで奈央がこんなに深刻な様子で、ホテルまで取って高雄を呼び出すことなんてなかったことから何かの一大事だと感じ取った。
19時を回る頃に高雄がホテルにやってきた。
青冷めた奈央を見て高雄は驚いた。
話を聞くと高雄は怒りが込みあがってきた。以前から父が奈央を見ている視線がどこかいやらしいのは気づいていた。だが入院中の母を恋しく思っての事なのだと思うようにしていた。時々、奈央の顔色が悪く何か言いたそうな表情をしているのを見て何かあったのかとは思っていたそうだ。
「分かった。仕方がないけど、父さんには施設に入ってもらうよ。ちょっとお金はかかるけど、すぐに入れる老人ホームがあるからそこにいってもらう」
「いいの? 承諾してもらえるかしら? 」
「しなくても一緒に入られない。母さんの事もあるけど、奈央の方が俺には大切だから」
ベッドの端二人で座ってそっと抱き合った高雄と奈央。
「奈央…どこ触れたの? 」
「え? もういいわ、ちゃんと拭いたから」
「嫌だよ。俺がちゃんと浄化してあげるから」
「え? 」
そっと奈央の顎をとった高雄は、愛しそうな目で見つめてきた。
「ごめんね、ずっとほっといて」
「仕方ないじゃない、高雄さん忙しかったから…」
「それでも…俺、ずっと寂しかったよ。奈央とシテないから」
唇が重なると高雄の唇はまだちょっと冷たかった。外を歩いてきた事もあり、まだ温まっていないようだ。だが、久しぶりに感じる高雄の唇が気持ちよくて奈央はそのまま身を任せた。
ついばむようなキスから激しく唇を吸い上げられ、歯列を割って高雄の舌が奈央の中に入ってきた。お互いを追いかけるように舌を絡み合わせディープキスが繰り返された。
「奈央…もっと…」
唾液を引っ張りながら激しく高雄が奈央を求めてくる。
キスを繰り返しながら奈央は高雄のネクタイを緩め、シャツのボタンを外して行った。
はだけた高雄の体を優しく愛撫する奈央。高雄も奈央の服を脱がせてゆき首筋に唇を這わせてきた。
奈央の下着の肩紐を下ろすと、乳首の辺りに赤い跡がついていた。
「奈央、ここやられたの? 」
尋ねられると恥ずかしそうに奈央は頷いた。
チューっと少し痛いくらいに高雄が奈央の胸に吸い付いてきた。
「もういいよ、俺が上書きして浄化したから」
優しく見つめてきた高雄に、奈央の目が潤んだ。
「もっと俺でいっぱいにするよ」
露わになった奈央の胸を手で覆った高雄は、優しくもみほぐしてゆく。
義父のような乱暴な揉み方ではない。ちゃんと愛のある優しいほぐし方で労わってくれる。チュッと高雄の唇が奈央の乳首を吸い上げ、舌先で乳首を刺激してゆく感覚も気持ちよくて。結婚初夜を思い出させてくれる。
初夜の高雄は初めての事で何をしたらいいのか分からず戸惑いながらだった。胸を揉む力が強くて奈央が何度もいたいと言った。その度に謝る高雄だったが、どうしても力んでしまう。それでも優しさが伝わって奈央は苦痛ではなかった。
その時よりもずっと今の高雄は優しい。もみほぐす力も労りがあり愛を感じる。
ビンビンに硬くなった奈央の乳首を高雄が吸い上げると、奈央の吐息が激しくなり喘ぐ声が漏れてきた。
そのまま奈央の体を愛撫してゆく高雄。
愛撫されながら奈央は高雄のベルトを外してズボンを下げた。ズボンを下げられると高雄は下着越しでも分かるくらい肉棒が育っていた。その育った肉棒を下着の上からさすった奈央。さすられると高雄の肉棒はすぐにでも出たいようにピクピク動いていた。
「高雄さん、元気になってるわよ」
「ごめん、久しぶりだから。早く奈央に触ってほしくて」
「もう、高雄さんはすぐ謝るのね。謝る事はないじゃない、普通の事なのに」
サッと奈央は高雄の下着を下ろした。
下着を下ろされると元気に育った高雄の肉棒が直立して飛び出てきた。
奈央はその肉棒を手で引っ張りもっと元気にしながら、口にくわえて口ぶりで吸い上げてゆく。
「あっ…奈央さん…」
「もう、奈央さんなんて他人行儀な呼び方やめて。奈央って呼び捨てにしてよ、高雄」
「…奈央…。もっとシテ…」
恥ずかしそうに頬を赤くした高雄が感じている目で奈央に催促してきた。
その想いに応えるように奈央は加えて口を上下に動かして、肉棒に刺激を与えつつ舌先で肉棒の先端を刺激していった。
「あっ…あぁ…」
感じる高雄から声が漏れてくる。
女性の声とは違う色っぽい高雄の声に奈央は興奮してきた。
奈央の口の中で高雄の肉棒がピクピクと脈を打ってきて、先端から液が漏れ始めた。
「奈央…」
名前を呼びながらスーッと奈央のショーツの中に手を入れてきた高雄。
ショーツの中はネッとりとした蜜が溢れはじめていた。
そのまま高雄は奈央のショーツを脱がせて、ベッドに押し倒した。
グイっと両足を開かれた奈央はタラーっと溢れてきた蜜が太ももを伝ってきたのを感じた。
高雄は奈央の太ももを伝ってきた蜜を舐めながら股へ向かってゆく。
「はぁぁん…高雄…」
高雄の舌が奈央のクリトクスを刺激する。
「高雄もっとシテ…」
奈央に催促されると激しく舌を動かし高雄がクリトクスを刺激してきた。そして指で膣の入り口にふれた。まだ入り口は狭そうで、中に指を入れてザラザラとした部分をいじくりながら広げてゆく高雄。
広げられるたびに奈央が声を漏らしてくる。
奈央の愛液が溢れてくる中、高雄の肉棒も液にまみれてきた。
「奈央、入るよ」
ほぐされた膣の入り口から高雄の肉棒が入ってきた。だが、まだ狭い入口は育った高雄が入るには小さくこじ開けて入って行った。
「いっ…」
久しぶりの挿入に痛みを感じた奈央。だが愛する高雄を受け入れる為、ギュッと高雄の背中に手を回してしがみついた。
奈央の溢れる愛液とぬめっている高雄の肉棒が上手く絡み合い、狭いトンネルの中もスムーズに進む事ができる。トンネルを広げられるたびに、奈央が激しく吐息を漏らし喘ぐ声を高ませる。
子宮の奥まで貫かれると言葉では言い表せない衝撃が体に走るのを奈央は感じた。
「奈央、愛している」
「高雄…私も愛している…」
激しく腰を動かしながら愛を囁き合う高雄と奈央。
ズビュッ…ズビュッ…激しい動きと共に愛し合う音が部屋に響く。
感じるたびに奈央の激しい喘ぎ声も響いてくるが、ホテルの部屋では周りも気にならず今まで抑えていただけ声も出て動きも激しくなる。
「はぁん…もっと…」
よつんばになった奈央が腰を振りながら言った。
バックから責めてくる高雄に、もっとしてほしいと催促している奈央はまるで買われているペットのようで可愛い。
「今度は私が…」
高雄の上に乗り騎乗位で責める奈央。
高雄の肉棒が子宮の中でグリグリと激しく責めてきて刺激が強く、奈央は腰を振って喜んでいる。
「奈央…出ちゃいそう…」
絶頂寸前の高雄が言った。
「だして…たくさん出して…」
腰を振りながら奈央が言った。
その瞬間、ベッドの押し倒された奈央。
グイっと再び入ってきた高雄は、さっきより力強かった。
「…もっと感じて…俺でいっぱいになって…」
銃撃のように動く高雄に奈央は頭が真っ白になりそうだった。
「奈央…奈央…なおぉぉぉー! 」
奈央の名前を呼びながら高雄は絶頂に達した。
奈央の子宮の中に高雄の液が広がってゆくのが心地よかった。
絶頂を感じた高雄と奈央は暫く二人で抱き合ったまま黙っていた。
「奈央。ちょっと遠い場所に引っ越そう。父さんが追いかけてこられない場所に」
「うん…」
「母さんの病院に行くのに時間がかかっても、それが一番いい。父さんとは絶縁する」
「…分かったわ…」
それから暫くは奈央は高雄の母親の付き添いをすると言って病院へ泊まり込みで看病していた。
高雄の父親は近所の人にアノ行為を見られていたようで、白い目で見られるようになった。そのせいもあり、高雄が老人ホーム行きを進めると素直に応じたようだ。
家を売りに出しその元金は父親の老人ホーム代にあてた高雄。
母の病院から30分ほどの場所にマンションを購入した高雄と奈央。
5LDKの広いマンションは見晴らしも良く新鮮だ。
一安心した高雄と奈央。
その時二人には待望の赤ちゃんが授かった。
恐れる義父ももういない。これで安心して二人の家庭が作れる。 再び愛を確かめ合った高雄と奈央は、これからも方きずなで結ばれてゆくだろう
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