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最愛の兄 【官能レベル】★★★☆☆

官能小説

最愛の兄 作:ひよ

「沙良。お兄ちゃんはね、実は本当のお兄ちゃんじゃないの」

私は衝撃を受けました。

私がお兄ちゃんだと思っていた彼は、血が繋がっていないのでした。

大輔お兄ちゃんとは三歳違いで、幼い頃からずっと一緒に育てられてきました。

お兄ちゃんは優しい性格で、私が男子にいじめられていた時にかばってくれたり、私が好きな食べ物が食卓に出ると私に分けてくれるような人でした。

無鉄砲で大雑把すぎるところはありましたが、私にとってはいちばん親しい存在で、どの友達よりも仲がよかったのです。

次第に私はお兄ちゃんに惹かれていくようになり、十歳になる頃には将来結婚出来たらいいのになあ、とまで考えていました。

でも血が繋がっている同士ですから、そんなことは到底敵いません。

ですが私にとってお兄ちゃんより素敵な相手なんて存在しなかったのです。

叶わない恋として一生想い続けることになるのかな、と切なくなりながら寝る前に何度も何度も考えていました。

私たちが高校生になり、バイトや進路のことについて両親に相談するとき、いつも兄ばかりが優遇されていました。

兄には好きにしなさい、と言うのに私には厳しくてバイトは決してさせて貰えませんでしたし大学も家から近いところでないと許して貰えませんでした。

きょうだいなのに、どうしてこんなに不平等なのかなと悩んでいたある日のことでした。

バイトで疲れたお兄ちゃんが早めに寝た日、両親に呼び出された私は兄との血の繋がりについて話されました。

彼は私と血が繋がっていないということ。

本当は母の弟の子供で、彼と奥さんが事故で他界してからは私の両親が引き取って育てていたこと。

両親は本当の息子でないお兄ちゃんに厳しく当たることが出来ず、だからあまり怒ることができなかったこと。

「知らなかった……お兄ちゃんはそのことについて知ってるの?」

「いや、まだ隠しておくつもりだ。沙良も、お兄ちゃんには秘密にしておくんだぞ」

正直いって、かなりショックでした。

それまで私がお兄ちゃんと呼んでいた人が、実は本当の兄ではなかったのですから。

でもそれを知ってもなお、私は彼を本当の兄として慕うことにしました。

だって私にとってお兄ちゃんは本当の兄のような存在で、誰よりも大切だからです。

それに、血が繋がっていないなら、想いを伝えて結ばれることだってできるのです。

私はショックよりも、大人になってから彼に想いを伝えられることの嬉しさが湧いてきました。

私は約束通り、彼に、本当の妹ではないことを打ち明けませんでした。

いつか必ず想いを伝えてみせると胸に秘めたまま、私と彼は共に成長していきました。

でもその機会に恵まれないまま、私と彼は30代後半になっていました。

住む場所も働く場所も違う私達は、次第に連絡も取らなくなりましたが、彼への想いを忘れる日はありませんでした。

大学の先輩と食事をしても、両親のすすめで何度お見合いをしても、ついに婚期を逃しても、彼以外に心奪われることは無かったのです。

あんなに私に優しくしてくれて、よく話を聞いて自分の事かのように一緒に悩んでくれるのは彼しかいません。

でも、この関係を変えるための勇気は私には足りませんでした。

ずっと想いを伝えられずに過ごしていたある日、父が入院することになりました。

母一人では心細いだろうと思って実家に帰ってきた日、お兄ちゃんも同じことを考えていたようでした。

「沙良、お前も同じこと考えてたんだな。やっぱり兄弟って考えが似るもんなんだな」

そう言って笑う彼に、私たちは本当は血が繋がってないのよ、なんて言えませんでした。

彼は本当に私のことをずっと本当の妹だと思っていて、これからもずっとそうなのでしょう。

そう考えていた日の夜、母が私たちを呼んであの話をしました。

兄はショックを受けているようでしたが、取り乱したりすることはありませんでした。

もう大人ですし、実はすでに気づいていたのかもしれません。

その日の夜、母が寝たあとにリビングで私たちは思い出話をしていました。

「私が小学校で男子にいじめられてた時、お兄ちゃんが庇ってくれたよね」

「そうだったっけ?いつもそんな事ばかりで覚えてないな」

そう冗談めかして笑うお兄ちゃんの横顔は昔と変わらなくて、私はどきどきしてしまいました。

その後も思い出話が盛り上がって、私たちは結婚について話し始めました。

「この歳になっても独り身なんて想像してなかったよ。心に決めた相手がいない訳では無いんだけどな」

「へえ、それってどんな人?」

「可愛らしいんだけど、危なっかしくて目が離せないような人だ」

「それが私だったらいいのに」

私はそう言ってお兄ちゃんの肩に寄りかかりました。

この歳になると恥ずかしくてなかなか普段はできないようなことでも、お酒のせいか自然に体が動いていました。

「それがお前だ、って言ったらどうする?」

「……それって……」

私たちはしばらく見つめ合い、そしてそっと唇を重ねました 。

「お兄ちゃん……やっと……」

「ずっと好きだった」

「私も……」

私たちは抱き合い、濃厚なキスを繰り返しました。

いつの間にか私の服ははだけていて、お兄ちゃんは私の胸元に手を入れてまさぐってきました。

「あんっ」

私は思わず甘い声を洩らしてしまいます。

お兄ちゃんは興奮したようで、私のおっぱいに吸い付きます。

「お、お兄ちゃん……恥ずかしい」

口ではそう言いながらも、私は決して抵抗はしませんでした。

なぜなら私の中にはもう、やっと女として見られた喜びが芽生えていたからです。

彼の愛撫はとても優しく、そして的確でした。

私の弱いところを的確に責めてくるのです。

「あっ、だめっ……そこはっ」

私はお兄ちゃんの手が私の大事な部分に触れた時、思わずそう叫んでしまいました。

私のそこはもうすっかり潤っていて、お兄ちゃんの手を受け入れたのです。

「沙良」

お兄ちゃんは私の耳元で囁きました。そしてそのまま耳たぶを甘噛みします。

「ああっ!」

それだけでも私は軽く達してしまいそうになりました。

お兄ちゃんはそのまま耳を舐め回し、そして舌を入れてきます。

「ああぁ……」

その舌はとても熱くて、そしてとてもいやらしいです。

私の耳の穴にまで侵入したかと思うと、今度は反対の耳を責められます。

私は両方の耳を同時に攻められた事で完全に蕩けてしまいました。

もう何も考えられないくらい頭の中は真っ白で……ただ快楽だけが私を支配しています。

お兄ちゃんは優しく、それでいて激しく私を責め立てました。そしてついに……

「あっ!ああっ!お兄ちゃんっ!」

私は大きく体を仰け反らせ、絶頂に達しました。

私のそこからは大量の愛液が流れ出します。

お兄ちゃんは私の頭を優しく撫でてくれました。

「はぁ……はぁ……」

私は息を整えながら、ゆっくりと起き上がります。そしてそのままお兄ちゃんに抱きつきました。

「お願い、もっとして……」

お兄ちゃんは私の求めに応じてくれました。

私たちは再びキスを交わして、最高の気分になりました。

「入れるぞ……」

「うんっ……きて」

お兄ちゃんは少しずつ私の膣内に入ってきました。それだけでもう軽く達しそうになるくらい気持ちよかったです。

やがて全部入ると、私はゆっくりと動き始めました。

最初はぎこちなかった動きも次第にスムーズになっていきます。

「あっ、あんっ!お兄ちゃん!気持ちいい!」

私は夢中で腰を振り続けました。

お兄ちゃんは私を抱きしめてくれます。

「俺も気持ちいいよ」

私たちは何度も口づけをして、愛を確かめ合いました。

私はもうお兄ちゃんなしでは生きられませんし、それほど彼への想いが強くなっているのです。

やがて限界が近づいてきたのか、お兄ちゃんの息遣いが激しくなってきました。

「沙良っ!」

お兄ちゃんは私の一番奥深くで果てました。

それと同時に私もまた絶頂を迎えました。

「ああっ!お兄ちゃんっ!」

私はお兄ちゃんに抱きつきます。そして耳元で囁きました。

「お兄ちゃん……愛してる……」

こうして私たちはお互いに想いを伝えあうことができました。

実家から帰った後も、私たちは何度もお互いの家を訪れて同じ時間を楽しみました。

一緒に映画をみたり、お酒を飲んだり、料理をお互いに作ったりなど楽しくて仕方がありませんでした。

「結婚したらもっとお兄ちゃんと一緒にいられるのにな」

「俺も同じようなことを考えてた。でも親父とお袋は許してくれるかな」

想いあっているけど、認めて貰えるか分からない不安を抱えたまま、私たちは実家で両親に相談しました。

「お前たちが幸せならそれでいい」

両親は反対する素振りすら見せず、私たちの結婚に賛成してくれました。

「結婚したらもっとお兄ちゃんと一緒にいられるのにな」

「俺も同じようなことを考えてた。でも親父とお袋は許してくれるかな」

想いあっているけど、認めて貰えるか分からない不安を抱えたまま、私たちは実家で両親に相談しました。

「お前たちが幸せならそれでいい」

両親は反対する素振りすら見せず、私たちの結婚に賛成してくれました。

「ありがとうお父さん。お母さんも」

私は両親に抱きついて涙を流しました。

今度の六月に行う予定の結婚式に向けて頑張って働きながら、私たちは仲睦まじく暮らしています。

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