元ネタはこちら → https://huroku-ch.com/789
スワップ 作:セラ
それは酔った妻が言った一言で始まった。
妻の友人、菊池夫妻の家に食事に行かないかと誘われ驚く気持ちもあったが、あまり深く考えずに同意した。
楽しい食事会で他愛もない話をしながらも笑い合える時間が久しぶりに味わえ、ギクシャクしていた夫婦仲も少し改善されたかのように思えた。
そろそろお開きかと思ったその時、酔った妻がぽつりと「私と変わってくれない?」と、友人のえりさんに唐突に言い出したのだ。
「いいわよ」
あっさり答えたえりに私たち男どもは困惑と共に苦笑いを浮かべるしかなかった。
その日はそれでお開きに会った。
だが数日後。
妻から「今度あんた達交換して遊びに行くからね」と告げられた。
驚く気持ちもあったがなんとなく、えりさんに会えることに期待が静かに膨らんでいくのを感じた。長い間忘れていた高揚感が胸に広がった。年を重ねても若々しいえりさん。気配りもでき優しい姿に知らぬ間に魅了されていたようだ。
えりさんとのデートは買い物したり軽くお茶を飲んだりする感じだったが、彼女の気配りと優しさが心を癒してくれるのを感じた。こんな気持ちはずっと忘れていたと思う。
だが心が癒されていくと不意に妻の事が頭によぎる。
普段見えなくなっていた妻の良いところが、離れてみると次々と浮かび上がる。お互いが攻撃し合うばかりだった悪い癖を反省しつつ、妻の存在の大切さを再認識する一日となった。
帰宅すると妻が「えりさんとのデート、どうだった? 」と尋ねて来た。
「あ、あぁ。新鮮だったよ」と答えると、妻は「そう」と短く返し、視線をそらした。その一瞬、彼女の目に微かな不安の色を見た気がした。
その目を見た瞬間何故か妻を無性に抱きしめたくなり、ギュッと強く抱きしめた。
「なにするの! 」と突き飛ばされるかと思ったが、妻はそのまま素直に抱きしめられていた。
そのまま素直に俺の背中に手を回してきた妻。
久しぶりに感じた温もりに今まで心にあったわだかまりが解けていくのを感じた。
俺はゆっくりとそのまま妻を抱きかかえて寝室へ向かった。
「無理しないでね‥‥」
ベッドに寝かされると妻は久しぶりに俺をじっと見つめてきた。
こんな風に見つめ合うのはどのくらいぶりだろうか?
見つめ合うと自然と引き寄って唇が重なった。
キスがとても新鮮でどんどん求めていき、スルッと舌を滑り込ませると妻も俺を求めてきた。
寝室に激しいキスの音が響いた。
「久しぶりね…………」
トロンとした顔で妻が言った。
そのまま耳、首、鎖骨とキスを繰り返していく。
キスのたびに妻は「あっ……」「んっ」とか声を出していた。久しぶりに聞く妻の吐息と喘ぐ声に無性に興奮した。
キスをしながらお互いの服を脱がせて行くと、妻の豊満な胸が露わになった。
俺が妻の胸を揉むと息が激しくなってきた。
「あぁん! 気持ちいいぃ……! はぁはぁ……」
吐息と共に妻の激しい声が寝室に響いた。
俺は妻の激しい声に触発され、下着をとるとプルンと飛び出してきた乳首を咥えて激しく舌で転がし唇で吸い上げた。
「あ、あん……そんないきなり、両方はだめよ」
俺はそのまま両手を妻の下半身へと移動させ、ショーツを下ろした。ショーツを下ろすと既にぐっしょり湿っているクリトリスが顔を出した。
俺はそのまま妻の股間に顔をうずめクリトリスを舌で舐め上げた。
「あっ! あ、ああん」
妻の口からはたちまち喘ぎ声が漏れ始める。俺はそのまま妻の股間を舐め続ける。
妻の膣からは溢れんばかりの愛液がねっとりと溢れ出していた。
「準備できた? 」
妻の入り口に指を入れてみたが、まだちょっとこわばっているようだった。
「久しぶりだからね…」
グリグリと妻の膣を広げてゆくと。
「あっ、あっ、ああん」
と妻が腰をくねらせ喘ぎ声を荒げてきた。
「我慢できない、もう入れるよ」
妻の入り口を十分に広げた俺は、既に硬直して直立不動している俺のモノをゆっくり挿入させていった。
あふれ出す愛液で俺のモノがズブズブと入っていくと、妻が腰を大きく動かした。
久しぶりのセックスだがとても新鮮で、妻の中がこんなにも温かくフワフワしていたとは…ずっと忘れていた気持ちよさを改めて感じていた。
妻の中は激しく波打っていて、まるで精液を搾り取るように奥から入口まで強く締め付けられていた。
この気持ち良さ……妻に改めて惚れ直した瞬間だった。
「い、いっちゃう…」
俺がそう言うと妻が感じた目で俺見た。
「一緒に…イッて…」
俺の動きと妻の動きが激しくなり絶頂を感じた時。俺のモノの先端から液が勢いよく飛び出し妻の中へ広がった…。
「…最高だ…」
「私も幸せ…」
暫く二人で抱き合ったまま寄り添っていた。
感じる体温も鼓動も全てが新鮮で心地いい。
夫婦をスワップするという禁断の行為のようにも感じるが、俺たちには思いがけない効果をもたらしてくれた。
それ以来、俺と妻は以前よりずっと仲良くなり二人でデートする事も増えて行った。
後に聞くと、菊池夫妻も夫婦仲が改善したそうだ。人は慣れてくると当たり前のようになり、新鮮さを忘れる。マンネリ化すると相手の嫌な面だけが見えイライラすることが増えるが、こうやって実際には交換しなくても新たな刺激があるだけですぐに元通りになれるのだ。
END
むふふな画像
おすすめ動画
とあるマンションの302号室。矢野夫妻は両者とも妙に浮ついていた。と、その時、玄関のチャイムが鳴り、矢野夫妻は隣に住まう浅沼夫妻を招き入れた。こうして隣人同士が一堂に会した目的…。それは、世に言う夫婦交換プレイを行うためであった。「今日のこと、凄く楽しみにしておりました。」「よろしくお願い致します。」隣人同士による濃厚なスワッピングSEXを二篇収録!これが令和時代の住民交流だ!