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夫の交換 【官能レベル】★★★☆☆

夫婦交換
性表現は省いています

夫の交換 作:にい&セラ

「良いなぁ、菜緒さんの旦那さん」と会社の後輩、真里菜が言う。

今日もお昼休みに菜緒の夫のことを褒める真里菜。

彼女は会社の後輩で現在35歳の既婚者だ。結婚しているのに自由奔放な性格で、もうアラフォーだというのにすぐに人の彼氏や夫にちょっかいを掛けるいわゆる痛い人間でトラブルメーカーだ。

それまでほとんど話すことすらなかった彼女が話しかけてくるのにはきっかけがあった。半年ほど前、別の後輩の結婚式で私の夫を見た時から、やたらと私に声を掛けてくるようになったのだ。それまでは一緒に昼食を取ることなどなかったのに、最近ではほぼ毎日一緒に昼食を食べるようになっていた。

「うちの夫の何が良いの?」

「え~、優しいし、格好良いし~、頼りがいがある! 菜緒さん。また連れてきてくださいよ〜」

人の夫なのによくもまあ、いけしゃあしゃあと言えるものだと、私は逆に感心していた。

「ん〜…まあ、良いわよ。じゃあ今度ご飯でも一緒に食べに行く? 真里菜も旦那さんを連れてきなさいよ」 

「え~、良いんですかぁ?」

真里菜は旦那の都合も決めずにすぐにスケジュールを決めていた。

やはり噂通りの女である。人のモノに手を出したがる何でも欲しいと思う下心が丸見えだった。

まぁでも私の中ではこれは良いきっかけではないかと思うところがあった。

食事会当日、案の定真里菜は私の夫にずっと話しかけていた。

わざわざ席替えをしてまで、隣に移動し夫にちょっかいを掛けている。そしてそんな真里菜にバカな夫は満更でもない様子だ。

必然的に私は真里菜の夫、浩平さんと話をしていた。

「すみません、真里菜がご迷惑をおかけしまして」

「良いのよ、浩平さんは大丈夫なの?」

「はい、もう僕は疲れました」

聞くと、真里菜の自由奔放な性格にずっと振り回されっぱなしで、もう疲れ切っているとのこと。何度も浮気らしいこともしているらしい。私も夫がどういう人間かを話し始めていた。私たちが二人の愚痴を話しているのに、目の前にいる二人は自分たちの世界に入り込んでいるので、何も聞こえていない。

しばらくすると、夫も真里菜も酔いつぶれてしまい、お開きになった。真里菜は私の夫に寄りかかっている。

よくもまあ、自分の夫を目の前にして人の夫に寄りかかれるものだと、心の底から感心していた。浩平さんは何度も謝っていたが、私は会計時に浩平さんと連絡先を交換し合い、店を後にした。

似た者同士がくっつくとはよく言うが、その光景を目の前で見せられると痛感するばかりだ。

昨日の食事会がよほど楽しかったのか、翌日以降も真里菜の着きまといが酷かった。

あまりにしつこいので、夫に直接連絡して良いと連絡先を渡した。彼女は嬉しそうに、「また飲みに行きましょうね」と喜んでいた。

ただ、直接連絡を取れるようになったからかそれ以降着きまとわれることは無くなった。

分かりやすい性格だ。

私の夫は外見は良いが、かなり内弁慶なところがあってものすごく外面が良い。ただ、実情はモラハラが激しく、感情のコントロールが下手糞なのか時には暴力も振るわれたことがある。そして最後には泣いて謝るような小さな男だ。正直、他に女を作って出て行って欲しいと心の底から何度も思っていた。そんな時に真里菜からのアタックがあったのだ。

私はチャンスだと思い、浩平さんに連絡を取った。

彼も真里菜に振り回されっぱなしで疲れ切っている。

人様の旦那にこんなことを伝えるのはどうなのかと思ったのだが、私は浩平さんに考えていた作戦を伝えた。夫と真里菜をくっつけて、あと腐れなく夫婦関係を解消したいと。

すると浩平さんもすでに離婚を考えていたそうで、私の作戦にすぐに乗っかってくれた。そして私は浩平さんと密に連絡を取り合い、綿密な離婚計画を開始した。

その作戦とは、夫や真里菜が怪しい行動をしても絶対に止めないこと。そしてスマホの履歴などの証拠を掴んで、お互いが円満に離婚するように仕掛けた。片方だけじゃなくお互いが同時に離婚できるように証拠をつかむことにしたのだ。

正直、何も仕掛けなくても、すでに二人は連絡を取り合い、ちょくちょく会っているようだった。食事の用意をしなくても良い日が増え私は楽だった。後は決定的な瞬間を掴むだけだ。だが、浩平さんによると真里菜は脇が甘く、すでにスマホの写真も確保しているらしい。

最後の仕掛けとして、私は実家に用事があって、連休中実家に帰るから数日間家を空けると夫に伝えた。何も疑いもしない夫は

「え?三日間いないの?」

と聞き返してきた。

なんだか嬉しそうだった。

案の定すぐに餌に引っ掛かり、夫は真里菜に連絡したらしい。

その日の夜には、真里菜から浩平さんに「友達と旅行に行ってきても良い?」と聞いてきたらしい。

燃え上っている二人には悪いが、後は私たちが二人を尾行し決定的な写真を収めるだけだ。

浩平さんが真里菜のスマホをチェックしどこに行くかも既にわかっていた。

こんなにも単純だとは似た者同士が引き合うとはよく言うが、まさにその通りだと思う。

旅行の当日。

浩平さんと待ち合わせをし、二人で尾行を開始した。

何も知らない真里菜と夫は腕を組んで恋人同士のようにルンルン気分で歩きながら、まるで高校生の様にイチャイチャしながらで。遠目で見ていても、いい歳した大人が…と呆れるほどだ。

尾行されている事に気が付かないおめでたい二人を、この後地獄へ突き落せると思うと内心ワクワクしてきた私がいた。

旅館に入るところまで証拠を確保した。

作戦があまりにも上手くいき、その日は浩平さんと打ち上げをした。

「浩平さん、本当に良かったの?」

「はい、もう本当に清々していたので逆に良かったです」

「そう、私もよ」

二人は仕事をやり終えたような満足感と達成感を感じていた。

 打ち上げをしながら達成感と喜びに打ち震える程で。一息ついてお目と目があうと、私は浩平さんと見つめ合った。

 優しい眼差しで見つめてくる浩平さんを見ていると、なんだか私と同じ思いをしてずっと我慢してきたのだと痛感する。

「あの…実は真里菜は、自分が思うようにならなくなると暴力をふるう時もあるんです」

「え?」 

「力で叶わないと分かると、物を投げてきて。そのせいで僕は怪我をしたことがあります。怪我をさせても謝らないまま時間が過ぎて、ほとぼりが冷めるまで家に帰ってこないのです。」

 夫と一緒だ…。

 そう思ったら私は浩平さんに手を差し伸べていた。

 そんな私の手を浩平さんがギュッと掴んでくれた。

 そのまま引き寄せられて…私は浩平さんに抱きしめられた。

 打ち上げと称して夫達とは離れた場所に宿泊した私と浩平さん。

 部屋は別々にとっていたけれど、打ち上げは浩平さんが私の部屋にやって来ていたのだ。

 ダメだよ…夫と同じ事をしては。そう思う自分がいるが、もう離婚するのだから関係ないと思う自分もいる。このまま浩平さんと結ばれても離婚後はどうなるのか分からないのに…複雑な感情が入り乱れる中で私はただ浩平さんにしがみついていた。

「あの…実は僕、真里菜とはずっとレスだったんです」

「え? どうして? 」

「レスと言っても真里菜がいつも一方的に誘ってきて、僕には何もご奉仕しないままで。自分のアソコを舐めさせるだけで挿入はさせてくれなかったのです」

「なにそれ…」

 思わず浩平さんを見上げるとちょっとだけ涙ぐんでいた。

 その涙に私自身も、夫からひどい仕打ちをされた事を思い出していた。

 夫がモラハラからDVに変わった時のことを。

 夫は怒ると私に強制的に性的関係を求めてきた。無理やり迫られ夫のモノをひたすら舐めさせられたこともあった。「もっとやれ!」と強引に口の中に射精され、そのまま精液を呑まされたこともあった。まるで性奴隷のような扱いをさせられたこともあったのだ。

「…私と同じだね…あの人も怒ると手が付けられなくて」

 そう言ったとき、どちらかともなく引き合い唇が重なった。優しい唇に我を忘れるくらいの激しいキスをした。 

ディープキスを繰り返しながらお互いの服を脱がしていく。久々に触れ合う肌と肌がたまらなく心地いい…浩平さんの体温はとても暖かく私の体を癒してくれる。そして見かけよりがっちりとしている浩平さんの体は逞しくてほおずりだけでは物足りなく唇を這わせていった。

スベスベしている彼の肌…そして程よく感じている彼の反応がかわいい。

唇を這わせながら私は彼の下半身を触れた。

既に彼の下半身は大きく育っていた。下着の上から触れても硬く大きくなっている。

私は彼の下着を下ろして太くて硬くなった彼の操を咥えた。

彼の操はかなり大きかった。

「あっ…」

咥えた彼の操はビクンビクンと脈を打っていた。口で上下に刺激を与えると彼の吐息が漏れてくる。

「あぁ…」

 なんて色っぽい声を出すのだろうか…

 舌先で操の先端を刺激すると

「あぁぁぁ…」

 甘えたような喘ぐ声に胸がキュンとなる。

「あっ…あっ…あぁぁ…ちょっ…ちょっと…待って 」

 

 と、同時に今度は私が押し倒された。

 そう言った彼がむさぼるように私の首筋に唇を這わせてきた。下着の肩紐をスルッとおろすと露わになった私の胸にしゃぶりつくように唇を這わせ、胸をワシ掴みに揉み始め、乳房を咥えると舌先で私の乳首を刺激してきた。

「あん…」

 吐息を漏らす私に挑発をかけるように激しく刺激してくる彼。空いている手で私の体を愛撫しながら、彼は私の下半身へ手を伸ばしショーツの中に手を忍ばせてきた。そしてぐっしょりと濡れているのを確認すると私のショーツを脱がし股に顔をうずめてきた。

「はぁん…」

 ショーツを脱がされると私の中からトロッとした蜜が溢れだしてきた。その蜜の中を掻い潜り彼はクリトリスに舌をあてて上下に刺激してきた。舌先のくりくりした感覚はたまらなく、私の体はのけ反るくらい反応していた。

 

 激しいクンニを繰り返されると私の腰は自然と動き出していた。

 クンニをしながら彼が私の膣を指で攻撃してきて広げてくる。

 久しぶりに広げられると少し痛みを感じたような気がした。

 夫が最後に挿入したのはもう何年も前…ずっとご奉仕ばかりでクン二なんてしてもらう事はなかった…。

 

 あぁぁ…どうにかなりそう…。

「いれるよ…」

 そう言われて彼の操が私の入り口に押し当てられ、グイっと入ってくるのを感じた時、広がる感覚と共に痛みを感じた。彼の操は思ったより大きく私の中をこじ開けてくれるようで…狭いトンネルも彼の大きな操で広げられていく…。

「あぁん…浩平さん……」

 彼の背中にしがみつき腰を動かしながら彼の操を受け入れていた私。

「気持ちいい…」

 グイグイ入ってくる彼の操は私の中でさらに大きく育っている。脈打つその刺激がたまらない。

「あぁん…気持ちいい…」

 彼の操が子宮にあたる。出し入れするだけでなく腰を回し子宮をぐりぐりとされると、体に電流が走りイキそうになる。

「あぁイキそう…もっともっと…」

彼の突きがはぎしくなる。ズンズン、ぬちゃぬちゃ、いやらしい音と吐息が部屋に響いている。

 

「もう、出る…出るよ…」

「来て…良いから来て!…」

 さらに激しい腰の動きと、彼の操は一段と太くなり頭の中は真っ白になっていた。

  

 彼の熱い精液が私の子宮に当たった時、私は絶頂を感じ意識が飛んでしまった。

 

 彼と私はしばらく放心状態になり、抱きしめ合っていた。

 お互い考えていたことは一緒だと思う。これは不貞行為ではない…既に夫婦は破綻しているのだから…。 そう自分に言い聞かせていた私と浩平だった。

 

 翌日。

 家に戻った私は夫の帰りを待っていた。

 何も知らない夫はいつも通り帰って来た。

「ねぇ貴方。ちょっと聞いてもいいかな? 」

「なに? 」

 テレビを見ながらめんどくさそうに返事をした夫に、私は満面の笑みを浮かべて尋ねた。

「私の事どう想っているの? 」

「はぁ? なに聞いているんだよ今更」

「いいから答えてほしいの。私の事をどう想っているのか」

 

 私は夫の隣に座って顔を覗き込んでみた。

 夫は不服そうな表情でテレビを見続けていたが、顔を覗き込まれるとちょっと怯んでいた。

「ねぇ、いいじゃない正直に言ってくれれば」

「…別に…」

「別にって? 」

「言葉のままだ」

「ふーん。じゃあ、私の事愛していないって事でいいのかな? 」

「はぁ? 愛している? 気持ち悪いこと言うなよ」

「気持ち悪いんだ、愛しているかどうか知りたかったのに残念だなぁ」

 そう言いながら私は夫の傍から離れた。

「…嘘でもいいから言ってほしかったなぁ。愛しているって…ううん、好きだよってくらいは聞きたかったけどね…」

 私はちょっとだけ悔し涙を浮かべていた。どれだけ無駄な時間を過ごしたのだろう。今更、悔しいと思っても悲しいと思っても何も変わらない。ずっと夫婦でいたのだからせめて最後くらい嘘でもいいから聞きたかったなぁ…。

 そう思いながら私は眠りについた。勿論夫とは別々の部屋で。 

  数日後。

 夫が務める会社に内容証明と一緒に真里菜と浮気している現場写真を送りつけた。

 夫が嘘でも好きとか愛していると言ってくれたなら、平和な円満離婚で終わらせようと思ったけど見事に期待を外してくれたことから最後に一発仕返しを選んだのだ。

夫の浮気現場の写真は夫の上司にも送った。そして真里菜は浩平さんから内容証明が会社に届いた。

 真里菜は気が狂ったかのようにわめきだして取り乱していた。そして私に「アンタがしかけたの? 」と食いついてきそうだったが、周りが止めてくれた。逆上した真里菜がかなり暴れ、止めに入った社員にけがをさせた事もあり、通報され彼女は警察に連れていかれた。

 浩平さんは離婚届も一緒に内容証明に同封していた事から、真里菜は渋々サインせざる終えなかった。

 夫は上司からたっぷり絞られ謹慎処分をくらったそうだ。

 その怒りを抱えてきた夫は案の定、家に入るなり怒鳴り込んできた。が、想定済みの私は一緒に両親に家に来てもらっていたのだ。私に突っかかろうとした瞬間、私の両親が現れ、夫は観念したのかそのまま離婚届にサインをしてくれた。証拠もそろっていた事から彼にはどうしようもなく晴れて円満離婚ができた。分与でこのマンションももらうことにした。

 

 それと同時に浩平さんも真里菜と円満離婚が成立。

 結局私も浩平さんも双方から無事に慰謝料請求に成功した。

 暴行事件は相手側が示談に応じてくれたことで事件にはならなかったが、真里菜は当然会社にもいられなくなっていつのまにか退職していた。

 

 円満離婚が成立して3ヶ月後。

 

 私と浩平さんは新しい一歩を踏みだしていた。

あれからずっと私と浩平さんとの関係は続いている。

驚いたことに元夫と真里菜はそのまま一緒に暮らしているそうだ。

もし私たちが結婚することになったら夫婦が入れ替わったことになるなぁと思わず苦笑いしていた。

ただ、彼らはお互いの本性が出始めた時、お互いに苦しむことは確実だろうと浩平さんとの酒のネタになっていた。

 新しい幸せに向かってお酒を飲んでいるって最高だと思う今日この頃である。

むふふな画像

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