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妻は、いつもよりやや照れた表情で「私はいいわよ」と言った。「えっ、そうなの?」私はさらに驚くが、次の瞬間彼女が「私も賛成よ、武史さんは?」と笑みを浮かべて聞いてきた。私は戸惑う様子を見せながら「じゃあそうしようか」とそのまま返答した。
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私は50代の普通のサラリーマン。家族は1つ年下の妻と2人の子ども。子どもたちはすでに独立をして家を出ていたので、現在は妻と2人暮らしである。
ある日、入社以来の同僚である親友から夫婦で食事に誘われていた。もちろん彼も妻同伴である。これまでも4人一緒に食事に行ったり出かけたりする仲であった。しかしその食事の場で飛び出した彼からの唐突な一言が、ただ繰り返す静かな毎日を過ごしていた私たちを波乱の展開へと突入させることになった。
その言葉とは・・
『今度一緒に旅行行かない?道中はで夫婦を交換して過ごさないか?』
私は「旅行はいいけど、何言っているんだよ~、ハハッ」とその場を苦笑いで流した。さすがに妻がどう思ったか気になったので、下手に「おっ、いいね」など話題を広げる勇気は持てなかった。私自身は興味が湧いてしまっていたのだが・・
食事を終え帰宅した私は、自宅のリビングで妻と向き合って慎重に言葉を選んで妻に聞いてみた。「さっきの話、どう思う?」
妻は問いかけに特に様子を変えることなく淡々と返答してきた。「旅行行きたいし、それに楽しそうだしいいんじゃない?」
私は一瞬、妻の肯定的な即答に「乗り気になっていたのか?!」と驚いたが、胸の高まりを抑えられないくらいドキドキした気持ちになっていた。それは彼の妻である。彼女の落ち着いた美しさと自然な魅力が、次第に私の心を揺さぶっていったのだ。この話題が現実味を帯びてくる中で、彼女に対して抱いていた思いが一気に膨らんでくるのを私は感じたのでした。
翌朝、私は前夜の話題からのことが頭から離れないままでいた。職場で再会した彼がニヤニヤしながら「帰ってから、奥さんはどう言ってた?」と聞いてきた。「楽しそうだし良いんじゃないってさ。」そう答えると、彼は「それじゃあ決まりだな、すぐにでも計画するか!」と言ってきた。「でも奥さんはいいのかい?」私は彼女の気持ちが知りたくて彼に聞いた。「妻は、はじめから乗り気だよ」、その答えに私はまた胸が高まるのを感じた。彼はさっそく具体化し始めたようで、翌日にはもう行先も彼女と決めてきて「じゃあ、来週の休みに早速旅行に行こう。」と提案してきた。
私は家に帰って妻に伝えた。
妻は相変わらず淡々と「いいじゃない!行きましょ!」と言ったが、私には妻はかなり乗り気なよう武史に見えた。「ひょっとして彼に関心があったのかな?」と思ったが、それよりも私にとっては彼女のことが気になってしまっていた。彼女の若々しい肌、色白で健康的な体、男心をくすぐる話術やスキンシップは、私の理性を揺さぶるものがある人だったから当然と言えば当然だった。
それから旅行までの間、私は期待感を抱きながらも若干の不安を感じていた。1つは妻がどう思っているのかやはり気になった。夫婦仲は特別良くも悪くもなく普通に一緒に過ごしてきたので、「今回の旅行をどんな気持ちで迎えようとしているのだろう?」など考えた。しかし私は妻に聞くことはできず、この話題に触れることなく過ごした。と言うのも、私はあまり積極的な性格ではなく、どちらかと言うと内気な性格だったからである。もう1つは彼女のこと。好意は抱いているが「うまく振舞えるだろうか?」など、自信が持てない不安を感じていた。「まあ、車中と日中だけの事だしな」と自分を落ち着かせた。
そして当日、車2台で目的地へ向かった。当然のことながら、彼と私の妻、私は彼女との組み合わせである。
運転する私はやはり緊張していた。彼女が窓の外を見つめながら静かに話し始めた。「こんなことになって嫌でしたか?」
真剣な問いかけに、私は心の中の思いを正直に話した。「正直、戸惑っているんですよ。あなたは美人過ぎるんで緊張してしまって。」彼女はこの告白に微笑み、少し和らいだ声で言った。「ふふふ、私も緊張しています。あなたの優しさにずっと心を動かされていましたから。」
その一言で私は正直嬉しくなり、緊張の糸がほぐれた。次第に会話ははずみだした。ふいに彼女が「今日は、デートだと思って楽しみましょ」と言いながら、私ののハンドルを握る手を上から優しく握ってきた。「ふふふっ、こんなことしちゃ危ないですね」、私は頭が真っ白になり黙ってしまった。さらに「駄目ですよ、奥さんのこと考えちゃ。今は私だけ見てください」といたずらっぽく笑みを浮かべた。「考えていないよ、あなたがあまりにも魅力的すぎて」「ふふっ、嬉しい!」積極的な彼女に嬉しさと恥ずかしさが交差する武史だった。
道中トイレ休憩などを挟みながら、束の間の淡い恋人気分を味わっているうちに旅館が近づいてきた。彼女が「ああ、もう着いちゃった。残念だね」と降り際に言った。私もそう思った。
一足先に着いた彼と妻が出迎えてくれた。「遅かったじゃん。まあ部屋入って温泉でも入ってゆっくりしようぜ」とそれぞれ部屋に入った。
もちろん、部屋は夫婦で泊まる予定だったので妻と旅館に入った。
妻が私に「どう?楽しかった?」尋ねてきた。「あ、あぁ、なんか緊張したよ」「君は?」「いつもと違う感じで新鮮な気分よ」といつもよりにこやかに言った。
しばらくして彼ら夫妻が部屋にやってきて一緒に風呂に向かった。その時、私と彼女の目が合い、彼女は優しく微笑んだ。その瞬間、私は再び鼓動の高鳴りを感じた。
男湯で彼が「どうだった? 俺の方は楽しくって!」と言ってきた。「ちょっと緊張したけどなかなかいいもんだね」ととりあえず答えたが、本当は楽しくてもっと一緒にいたかった。
一息つき、館内レストランでやや遅めの食事をとった。食事が進み終わりかけそうなタイミングで彼が言った。
「今から今日の続きで、明日の朝まで交換しようぜ!」
口の中のモノを吐き出すくらい驚いた私だったが、次の瞬間妻の反応が気になり横を見た。すると妻は、いつもよりやや照れた表情で「私はいいわよ」と言った。「えっ、そうなの?」私はさらに驚いたのだが、次の瞬間彼女も「私も賛成よ、あなたは?」と笑みを浮かべて聞いてきた。私は戸惑いつつも「じゃあそうしようか」と話の流れのままに返答した。
実際のところ、私の心中は複雑だった。妻が友人とはいえ彼に抱かれることを想像するとやるせない思いになった。また、妻がOKしたことに気持ちが揺れたのだ。しかし一方で、これから一夜彼女と過ごすかと思うと、熱い思いが噴出してくるのをもう抑えられなくなっていた。
部屋を入れ替える時、妻が「楽しみましょ!こんな機会はないわよ」と言ったので「そうだね、お互いにね」と返した。その時すでに私の頭の中は彼女のことでいっぱいになっていた。
妻が部屋を出たのと入れ替わりで彼女がやってきた。ひそかに抱いていた思いが現実になる時が来たのだ。私はもう緊張よりも、目の前の密かに思いを寄せていた女性と今から過ごす熱い夜に向かうだけになっていた。
少しの間、昼間の話の続きをしたが、浴衣を着てそばにいる彼女をそのままいつまでも待てるはずはなかった。
「こっちにきて」と私は布団に彼女を誘った。「恥ずかしいから少し暗くさせてね」と、部屋の明かりを落として彼女は私に抱きよってきた。まさかこんな展開になるとは思わなかったが、心の中で妄想が現実になってきている状況にさらに興奮度が上がった。
昼間や明るい場所で見る彼女より、さらに艶めかしさを漂わせる彼女を私は夢中で抱きしめた。
「キレイだ!」浴衣がはだけ露わになった白い肌を目の当たりにして、私は思わず口にした。「もう恥ずかしいじゃない」と言い「こんなに気持ちが高ぶるなんて久しぶりなの」と甘えてくる彼女だった。それは私も同じで、こんなに鼓動が激しく高鳴る気持ちはいつの間にか忘れていたくらいだった。二人にはもう言葉は必要なかった。ひたすら求め合い、抱きしめ合い二人の熱い夜が過ぎていった。
深夜、一息ついたころふと妻のことが気になった。「あっちはどうしてるんだろう?」私はポツリとつぶやいた。すると彼女が「同じよ。楽しんでるわよ。私たちもまだまだ楽しみましょ!」お互いに自然と抱き合い求め合うのでした。
翌朝、朝食に4人が揃った。妻が気になり様子を見たが、ニコニコしている。逆に妻に「あなた今朝はすごくにこやかじゃない?!」と言われた。彼ら夫婦も同様であった。
帰りの車も交換したまま私は彼女と共に帰路についた。行きとは全く違い、私は始めからカップルのようにドライブ中を過ごした。
自宅に戻った私と妻・・
お互いに具体的なことは言わないし聞かないままベッドに入った。
いつもならもう何も話すこともなく眠りに入る二人だったが・・
自然に寄り合い、触れ合い、きつく抱擁し、求め合った。
夫婦交換でお互いに忘れていた「求める熱い思い」が戻ってきたようだ。
その後、何度か同じ目的で4人で旅行に行った。
私は、相変わらず彼女の魅力に惹かれながら熱い夜を過ごした。
しかし、不思議と妻への思いもさらに強くなった私だった。少々の背徳感と嫉妬心があったのかも知れない・・・。
私は思った・・
「これはこれで人生楽しいや!」と!
夫婦交換~親友の妻~(別バージョン)
私の名前は伊藤武史。30年来の親友である安藤守から、夫婦で食事に誘われていた。静かな日常は『今度の旅行で、夫婦を交換しないか?』という唐突な提案によって、波乱の展開へと突入した。
その夜、自宅のリビングで妻と向き合った武史は、慎重に言葉を選んだ。「さっきの話、どう思う?」彼の問いに対し、妻は淡々とした声で返答した。「楽しそうだし、良いんじゃない?」思わず怪訝な顔になる。結婚して30年、最近では妻との営みもご無沙汰だった。妻を愛しているが、歳には逆らえない。50代になって体力と精力がガクンと落ちていた。しかし妻は未だ現役のようで、夜はセクシーなランジェリーに身を包み甘い香りを漂わせる。口には出さないが、その無言の圧力がすべてを物語っていた。
今回の夫婦交換も、妻にとっては渡りに船なのだろう。うまくいけばセックスレス解消。うまくいかなくても満足できればそれでいい。妻への苛立ちを感じたが、セックスレスの原因は私にあるので、うまく言葉を返すことはできなかった。
翌日、職場で守と再会した武史は、前夜の話題が頭から離れないままでいた。
「奥さんはどう言ってた?」
守の問いかけは軽やかだった。大学時代、ラグビー部で共に汗を流した守は、今でも合間を縫ってはラグビーをしており、歳をとって体にガタが来ている私と同じ年だとは思えないくらい筋肉質で若々しい。ふと妻の横顔が頭をよぎる。確かに守なら、妻を満足させることができるだろう。そう思うのと同時に、黒くもやもやしたものが心に広がっていく。
「楽しそうだし良いんじゃないってさ。」私がそう答えると、守は計画を具体化し始めた。「じゃあ、来週の休みに早速旅行に行こうよ。」
家に帰り、武史は妻にその決定を伝えた。表面上は受け入れたものの、私の心は荒んでいた。妻をほかの男に、守に寝取られるという異様な状況が私の心を蝕んだ。お前はそれでいいのか・・・妻に何度も問いかけようとするが、口に出すことはできなかった。妻への愛を貫きたいという想いとは裏腹に、妻が乱れ喘ぐ姿を想像し興奮している自分がそこにはいた。
旅行の日、四人はそれぞれの車で同じ目的地へ向かった。守と武史の妻が先行し、武史は守の妻である恵子と共に後を追う形になった。
車中、恵子は緊張しているのか、窓の外を見つめていた。恵子は守の好みを体現した様な女だった。豊満な胸、若々しくきめ細かい肌、色白で健康的な体を持っていながら、控えめで明るく、気配りができる。彼女のしぐさ一つ一つが男の理性を揺さぶるような人だった。なぜ守は夫婦交換をしているのだろうか。そんなことを考えていると、恵子が静かに話し始めた。「武史さん、すみません。こんなことになってしまって。戸惑ったでしょう?」
恵子の真剣な問いかけに、武史は心の中の思いを正直に吐露した。
「そうですね。正直、まだ戸惑っています。こういうことはよくするんですか?」
「まさか。私たちも初めてです。」
そういうと恵子は思い悩んだようにうつむいた。
「そうですよね。すみません。恵子さん、美人過ぎるので緊張してしまって。」
なんとか気まずい雰囲気を脱却しようと試みたのが功を奏したのか、恵子が気を使ってくれているのか、恵子はこの告白に微笑み、少し和らいだ声で言った。
「ふふふ、私も緊張しています。今日は、デートだと思って楽しみましょう。」
その一言が、二人の間の距離を縮めた。旅行が進むにつれて、彼らの会話は深まり、互いの理解も増していった。
「ドライブデートなんて久しぶり。」と言いながら、恵子は私の手を優しく握った。私は頭が真っ白になり黙ってしまうと恵子は
「駄目ですよ、奥さんのこと考えちゃ。今は私だけ見てください」といたずらっぽく笑みを浮かべる。
「考えていないよ、君が魅力的すぎて」
「ふふっ、嬉しい!」繋いだ手を頬につけながら言った。道中トイレ休憩などを挟みながら、束の間の恋人気分を味わっていた。このまま元の関係に戻れるのかなどと考えているうちに旅館が近づいてきた。
そこには、守と妻が先に着いていて出迎えてくれた。
「おうおう、遅かったな。まあ部屋入って温泉でも入ってゆっくりしよう。」と各自部屋に入った。もちろん、部屋は夫婦別で泊まる予定だ。
夕食後、妻は私に「どうだった?楽しかった?」と尋ねた。私は「あ、あぁ、なんか緊張したよ」と返答したが、その時、部屋のドアが開いて守と恵子が現れた。
「風呂行こう」と守が提案した。守を見る恵子の目はとても愛情に満ち溢れていた。そんな恵子と夫婦交換をするなんて。この興奮に感情的な説明ができなかった。恵子と目が合い、彼女は優しく微笑んだ。その瞬間、私は自分の感情を抑えきれなくなることを悟った。このまま1日がすんなり終わるのだろうか。大きな不安を感じていた。
風呂から上がった後、私たちは守の提案で妻を交換し、三時間後に、とそれぞれの部屋に戻った。守にエスコートされ部屋に入っていく妻を見て、心臓が跳ね上がるのを感じていた。恵子が私の手を握った。一瞬ビクッとしたが、恵子の手が震えていたので突き返すわけにもいかなかった。やわらかい肌と甘い香りが下半身を刺激していた。
部屋の明かりを消して恵子と見つめ合う。童貞を喪失した時のことを思い出した。妻と出会う前、もう今から何十年も前に、同い年の恋人と安い小さなホテルで初体験した。その時も溢れんばかりの緊張と興奮を体験したが、いまもなかなかのものだった。初体験の時は好き同士だったけれど、いま目の前にいるのは親友の妻、人妻なのだ。恵子の館内着がはだける。恵子の体が震えているのが伝わってくる。他人の物を奪うという行為に興奮している自分に戸惑いながら恵子を優しく抱きしめると、恵子はゆっくりと顔を上げ私の唇を奪った。甘くやわらかい唇が私を求めるように小さくすぼみ、舌を絡めてくる。熱くなった体を密着させていると、果てたはずの欲望が少しずつ力を取り戻しつつあった。思わず恵子のメリハリのある体にこすりつけると恵子がはにかむ。
「うれしい。守さん、私じゃ、たたなくて。私のために夫婦交換を提案してくれて。」
恵子の右手が下半身に這っていた。私がその手を辿ると、指先に蜜があふれる。割れ目のふちをなぞると甘い声が漏れた。我慢できずベッドへ押し倒し、あらわになった秘境にゆっくり人差し指を挿入した。部屋には恵子のねっとりとした蜂蜜の香りが充満していた。恵子が誘うように体をくねらせ、私の息子を手であしらう。
「指じゃ、届かないから。もっと、奥まで。」
涙目でそう訴える恵子に私は吸い寄せられていた。
そうこうしているうちに三時間が経過し、妻は部屋に戻ってきた。
妻は女の自信を取り戻したような明るい表情で、
「向こうでシャワーを浴びたから。」
というとベッドのほうへ向かってしまった。冷水を浴びながら私はぼんやりと妻のことを考えていた。久しぶりの感覚に猛り、恵子の吸い付くような膣へ何度もこすりつけたはずの男の象徴が、未だに妻の裏切りに対して熱を上げている。
ベッドで無防備に寝息をたてる妻に我慢ならず、そっと部屋着を剥がす。まだ少しうるんでいる肉芽を嘗め回し、割れ目から奥にかけて舌を這わせる。はっはっと吐息が漏れだした。起きていても寝ていてもかまわなかった。あふれだした蜜を飲みほし、むくむくと盛り上がっていたいつもつを挿入した。妻の愛液の音だけが部屋に響き、私は守への劣等感と優越感を感じながら、妻の中で果てた。
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