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看護師の衝動~特別な対応~(官能小説版)

不倫関係

元小説はこちら→https://huroku-ch.com/737

 何度目だろう。身体が痒いと言う理由で深夜にナースコールを押す武彦。

 

 静かに病室のドアが開いてやってきたのは看護師の明子。

 武彦は明子を見ると身動きができない今の孤独な状態でも、癒しを感じる。

「今日も身体が痒いのですか? 」

 言わずとも察している明子に武彦は恥ずかしそうに頷いた。

 

 ホットタオルを持ってきた明子がベッドを起こして武彦のパジャマを脱がせ、背中から拭き始めた。痒がっているからと言って強くこするわけでもなく、優しくゆっくりと丁寧に拭いてくれる感触がとても心地よく武彦は幸せを感じる。

 ああ…女の人にこんなに優しくされるのはどのくらいぶりだろう。いつも妻は俺が稼いでくるだけのATMだと思っていて遅く帰ってきても食事の用意もしておらず、自分が食べた夕食の残りでもないのかと思ったが残っている様子もなくカップ麺を食べたり卵ご飯を食べたりしていた。

「…他に、してほしい事はありませんか? 」

 いつもより小さめの囁くような声で尋ねてきた明子に、武彦はドキッと鼓動が高鳴った。

「と、特には…」

「本当に? 」

 背中を吹いている明子の手がスーッと武彦の前に伸びてきた。そしてその手が武彦の乳首に触れた。

 ビクっと反応した武彦の体に、明子は息を交えた笑みを浮かべて見ていた。

「武彦さん」

 突然名前で呼ばれて戸惑いの目を向けた武彦に、明子はゆっくりと顔近づけてきた。

「…今夜だけ…武彦さんの奥さんの代わりシテあげる…」

 え? と武彦が驚くのも束の間。明子は武彦の乳首を指でクリクリといじり始めた。

「ちょっ…」

 抵抗したくても両手と両足が動かせない武彦はされるままだった。

 背中を拭いている手が止まってその手が武彦の下腹部へ降りてきて、パジャマのズボンを託し下げた。

「ここも綺麗にしましょう。背中ばかりじゃ…物足りないでしょう? 」

 武彦の下着の中へホットタオルを忍ばせると、まだ元気になっていない肉棒をゆっくりと拭き上げてゆく明子。その手つきは優しくそしてエロティックで、武彦の肉棒は刺激を受けどんどん育っていった。

「あ、あの…こんなこと…」

「え? やめる? 」

「あっ…」

 

 ゆっくりとベッドが倒されると、武彦はズボンを下着ごと下ろされてしまった。

「うっ…」

 自分でも見える直立に立ち上がった肉棒が恥ずかしく、武彦は目を反らし頬を赤めていた。

「本当は身体が痒いのではなく、ここが疼いていたようですね」

 ペロッと明子が舌で武彦の肉棒を舐めてきた。ビンビンに育っている武彦の肉棒は明子の舌に舐めまわされると、と脈打ってどんどん膨らんできた。

「あっ…ダメ…」

 武彦が吐息を漏らし声が漏れてきたのを見ると、明子は人差し指でそっと武彦の唇を制した。

「…声は押さえてね。夜中だから…」

 悪戯っぽく笑って明子は武彦の肉棒の先端を舌先で刺激して、手で肉棒を引っ張り口を激しく動かした。

「あぁ…」

 声を抑えつつも武彦は吐息が漏れてしまう。

 だめだ…こんなのどのくらいぶりだ? ずっとワンマンで頑張ってきて妻とはずっとレス状態。一人で慰める夜もあったが、やっぱり女性の口は違う。全く動けないから抵抗する事もできない。このままじゃイク…。

 

 武彦がイキそうになった時ピタッと明子が動きを止めた。

「出したくなった? 」

「は、はい…」

 

 まるでペットが飼い主に言う事を聞かされているような返事をした武彦。

「もうちょっと待って…」

 言いながら明子はナース服を脱いだ。

 薄明りの中でも分かるセクシーな明子のボディーライン。キュッと引き締まったウェストに大きな桃尻。細身に見える明子だが胸はとてもグラマーで、清楚な白い下着から溢れ出ている。

 セクシーな下着姿のまま明子はゆっくりと武彦に覆いかぶさってきた。

「…私がしたい事をするから、武彦さんはそのまま動かないでね…」

 え? と、武彦は驚いた目を向けた。その瞬間、明子は武彦に添い寝して下着の肩紐を下げて胸を露わにした。

「はい、どうぞ」

 まるでお茶でも差し出すかのように明子は胸を武彦の口元へ持ってきた。見ているだけで吸い付きたくなる桜色の乳首は、武彦においでと呼び掛けているようで言われるまま武彦は吸い付いた。

 プルっと柔らかい明子の乳首を舌で転がし吸い上げてゆく武彦を吐息を漏らしながら見ていた。なんとなく赤ちゃんがお母さんのおっぱいを呑んでいるようにみえるが、武彦の舌先の感覚が気持ちよすぎて明子は我を失ってしまいそうだった。

「あっ…」

 乳首への刺激を感じながら空いている方の手で明子は自分の胸を揉み始めた。

「武彦さん…もっと吸って…」

 自分で揉んでいる旨の乳首を刺激しながら明子が吐息交じりに言った。

 言われるがまま武彦は明子の乳首を刺激し続けてゆく。だんだんと硬くなってゆく乳首を舌先で転がして唇で吸い上げて、次第に胸全体を唇で這って刺激を与えていった。

「あぁっ…」

 武彦に吸われた乳首がビンビンにしこってきて、受ける刺激が体中に響き渡ってきた明子の声が激しくなってきた。フワフワの白い胸にはいつの間にかポツポツと赤い蕾の跡が付き始めている。

「こっちも吸って…」

 反対側の胸も武彦の口に押し付けて乳首を吸わせて刺激させる明子。言われるままに武彦は明子の胸に吸い付き乳首を刺激してゆく。柔らかくプルプルしていた乳首が固くなりビンビンにしこってゆくのがたまらない。その度に明子の喘ぐ声が色っぽくなり武彦を興奮させる。

「あぁ…もうダメ…」

 下着をとった明子はショーツを脱いで、武彦の顔の上に両足を開いて股を乗せた。

 目の前に明子の潤ってきたクリトクスと膣が現れ、武彦は驚いたがねっとりとした蜜が溢れてきてすぐにでも武彦に舐めてほしいと言わないばかりに誘っているのを見ると、そのまま素直に舌を出しねっとりとした蜜を舐めクリトクスを上下に刺激してゆく武彦。

「武彦さん…もっと吸っていいわよ、私の甘いミルク」

 吐息を漏らしながら明子が挑発をかけてくる。

 ミルクと言われればそうなのかもしれないが、どちらかと言えばねっとりとした蜜のような液。だがミルクの様に甘いのかどうかはわからない。味がするようなしないような。だがねっとりと気持ちの良い蜜の中を武彦の舌がくぐり抜けクリトクスを刺激して、それに応えるように明子の膣からどんどんと溢れてくる液はまるで清らかな川の中に流れている聖水のようだ。

「あぁん…」

 かすれるような喘ぐ声を漏らした明子が腰を動かしだした。その動きに合わせて武彦が舌先で膣の入り口をこじ開けてゆく。

 経験がないわけでは無いようで、明子の入り口はこわばっているが開けやすい。指でできない分、武彦は舌で入口のこわばっている部分をほぐして行った。

 たまらない。女性の股を舐めるのは最高だ。妻はあまり舐めさせてくれなかった。まだ濡れていないと言うとローションか何かでごまかしてらして早く入れてと言うだけだった。膣から出てくる蜜がこんなに気持ちがよく、クリトクスも舐めると女性がこんな声を出すなんて思ってもみなかった。

 明子の股を舐めながら武彦はそう思った。

 入り口がほぐれてくると、ゆっくりと腰を上げた明子は武彦の肉棒に向かって降りてゆき自分から熱くなった武彦の肉棒を入り口に入れさせた。

「っ…」

 思った以上に武彦の肉棒が大きいのか、明子はちょっとだけ痛みを感じ苦痛な声を漏らした。

「大丈夫? 」

「大丈夫よ。武彦さん、見かけより大きいのね」

 そのまま腰を下ろして明子は武彦の肉棒を膣の中へ導いて行った。 

「はぁぁん」

 武彦の肉棒から出てくるヌルっとした液が、明子の狭いトンネルを進むために力を貸してくれていた。ドクン・ドクンと脈打つ武彦の肉棒を感じながら奥へ…奥へと進めてゆく。進みながら武彦の肉棒はパンパンに膨れてゆき、明子の膣の中でいっぱいに広がってゆく。

「武彦さん…気持ちいい」

 中に入ってきた武彦を感じると、明子は腰を動かしてどんどん奥へと導いてゆく。奥に進めば進むほど明子の喘ぐ声が激しくなってゆき、腰の動きも激しくなってきた。

 

 武彦さんってすごい。こんなにしっかり強いモノをもっている人には初めてであったかもしれない。ああダメ…もっと…もっとほしい。

 ベッドがギシッ…ギシッと音を立てるくらい明子の動きが激しくなってゆく。

 これが騎乗位というものだろう。本来動くのは男性だが、身動きができない武彦の代わりに明子が動いている。武彦は不思議な気持ちだったが、久しぶりの行為ゆえに気持ちよくて。それでいて女性から責められる事は、今まで味わった事がない経験ゆえに新鮮だった。

「た…武彦さん…」

 腰を動かしながら明子が両手で武彦の乳首を刺激してくる。その刺激が武彦を興奮させ肉棒がビクビクと動いていた。

「あ…明子さん…最高…」

「武彦さんも…すごくいい…」

「ごめん…何もしてあげられなくて…」

「いいの…今は、武彦さんが気持ちよくなってくれたら」

 ズプッ…ズプッ…と、激しい動きの中で二人の愛し合う音が病室に響く。深夜の病室で個室故に誰もいないが、音が外へ漏れてしまわないかと心配もあるが興奮する刺激が強くてそんな心配もどこかへ飛んで行ってしまう。

「あ、明子さん…で、出る…」

「いいわよ出して…」

「で、でも…」

「いいの…何も考えず出して…」

 吐息を交えて明子が言った。

 

 キューっと締め付けられた武彦は頭が真っ白になった。その瞬間、水道の蛇口が壊れるくらいの勢いで武彦の液が明子の膣の中に広がって行った。

 

 こんなにイッタのは初めてだ。妻に対しても、ここまで気持ちよくイッタことなんてなかった。しかも、俺は何も動かなくてもイカせてもらえるなんて。

 事故で入院して体の自由が奪われ何もできず妻にも見捨てられて孤独を感じて絶望していたが、こんなに癒される至福が味わえるなんて夢のようだ。

 絶頂を感じた武彦はもう何も考えられなかった。

 後処理をどうしようかとおもった武彦だったが、明子がすべて処理してくれた。しかも液を出し切った武彦の肉棒を綺麗に舐めてお掃除してくれて、精液がもったいないと言いながら丁寧に舐めて綺麗にしてくれた明子。

 

 行為が終わり武彦のパジャマも綺麗に着せてくれて、何事もなかったかのように整えて明子は名残惜しそうに病室を出て行った。

 

 とうとう超えてしまった患者と看護師の境界線。

 こんな関係は入院中だけだろう。ずっと続いてほしいと思うのも贅沢だが…。

 武彦はそのまま朝まで眠りについた。

 その後。

 武彦は退院までの間、明子が夜勤で勤務の時はたっぷりご奉仕してもらっていた事から孤独な入院生活も楽しく久しぶりに純粋? な恋愛をしているように思えた。

すっかり骨折も回復して武彦は退院して自宅療養する事になった。

療養しながらボチボチ仕事への復帰準備をしようとできる事から始めていた武彦。だが妻はそんな武彦に目を向ける事はなく勝手気ままに家を空け食事の支度もしてくれなかった。自分だけ外食したり、武彦が寝ている間に自分だけご飯を作って食べてしまい残すこともしない。

 そんな中。武彦はふと明子がいてくれたらと思い出すことも増えてきた。

 武彦が自宅療養から3週間後。

 妻が事故に巻き込まれた連絡を受け、武彦は急ぎ足で病院へ向かった。

 病院へ向かうと妻は意識不明の重体。事故の様子を聞くと妻は助手席に乗っていたと。運転手はまだ20代の若い男で乱暴な運転をしていて、赤信号を見落として青信号で走ってきた大型トラックと衝突した。無意識の助手席側にハンドルを切ったことから妻は重体。運転手の男は両足を複雑骨折、この先歩行困難になるとみなされている。

 想像がつくが妻は浮気していた。そして若い男にメロメロなり貢いでいた。武彦は事故で使い物にならないと言って離婚すると話していたそうだ。

「奥さんもう目を覚まさないかもしれませんよ」

 意識不明の妻を見ている武彦の元へやってきたのは明子だった。

「明子さん…お久しぶりです」

「武彦さん。すっかり元気になりましたね」

 ニコッっと微笑む明子はまるで勝利を勝ち取ったような表情をしていた。

「武彦さん。奥さん浮気していたようですよ」

「ああ、そうだな」

「武彦さんが延命を希望しなければ。このままだと奥さん、半年もしないうちに自然と死亡しますよ。もう目を覚ますことはないと思いますので」

「さっき担当医も同じこと言っていたよ」

 そっと武彦の傍に来た明子は、武彦の手を取った。

「武彦さん。…私とずっと一緒にいましょう」

「え? だって明子さんは…」

 フフっと悪戯っぽく笑った明子は、握っている武彦の手をそっとお腹に触れさせた。

「…ここに、武彦さんを必要としている子がいるのよ」

「え? もしかしてあの時の? 」

「そうよ。びっくりした? 」

「ああ…まぁ…」

「奥さんも浮気して事故に遭った。このまま自然死してもらえば、何も思い残すことはないでしょう?」

「確かにそうだな」

 ギュッと武彦に抱き着いた明子は、スーッと流し目で意識不明の妻を見た。

「武彦さんの事はずっと私が守ってゆくわ。安心して眠っていいのよ」

 妻を見てほくそ笑む明子は、無様な姿をいい気味だと思っているようだ。

 武彦は明子が望むまま妻の延命は希望しなかった。

 相手の男はまだ生きている事から浮気に対して慰謝料請求をした。

 それから半年も経過しないうちに武彦の妻は息を引きっとった。

 葬儀も身内だけで終わらせ納骨は永代供養にして武彦は一切かかわらない事に決めた。

 妻の納骨も終わり一息ついた頃、 武彦の傍には生まれたての可愛い赤ちゃんと、患者と看護師という間柄で結ばれた明子がいた。

 まだ結婚はできないが子供は武彦の養子として籍に入れている。明子はまだ内縁の妻ではあるが、今は日勤のみで看護師を続け武彦を支え妻としての役目も果たしている。

 もちろん夜の相手もしっかりご奉仕しているのは言うまでもない。  事故でどん底を味わった武彦はワンマンであった自分を反省して、妻と子供を大切にする父親として生きていくことを決めた。すっかり優しくなった武彦には今まで以上にしっかり絆を結ぶ仲間が沢山ついてくるようになり今は仕事も右肩上がりだそうだ

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