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叔父との交わり【官能レベル】★★★☆☆

官能小説

叔父との交わり 作:セラ

重く押し寄せる夏の空気の中、あゆみは心の中の小さな棘が少しずつ大きくなるのを感じていた。いつものお盆休みが、今年は特に重く感じる。田舎の大きな家には、夏の日差しが強烈に照りつけ、セミの鳴き声が耳を打つ。あゆみは専業主婦で、夫はサラリーマンの課長を務めている。仕事は順調で、夫婦仲に大きな問題はない。ただ、二人の間に子供ができないという事実が影を落とし、あゆみの心には常に不安が渦巻いていた。このまま子供を産める年齢を過ぎてしまうのではないか—その恐怖が、日々彼女を蝕んでいる。

 夫の実家は田舎で、由緒正しい地主の家柄だ。清宮家という名前には重みがあり、跡取りを作ることが当然のように求められていた。だが、その役割を果たせない現実があゆみを押しつぶしそうになっていた。今年のお盆も例外ではなかった。義母の厳しい言葉が、あゆみの心に突き刺さる。
「ねえ、あゆみさん、子供はまだなのかい?」
あゆみはうつむき、小さく「すみません」と答える。今年もまた、義母からの追及が続くのだろうと覚悟していたが、義母の言葉はいつも以上に刺々しく、冷たかった。
「そんなこと言ってると、もう時間がないでしょう?」
反論する気力もなく、あゆみはただ耐えることしかできなかった。その日の夜、夫が風呂に入っている間に、義母に呼び出された。
「…あゆみさん、ちょっと話があるから、こちらに来てちょうだい。」
義母の声はいつもよりも冷たく響く。あゆみが義母のもとへ向かうと、そこには義父の弟、つまり夫にとっての叔父が座っていた。あゆみは一瞬、自分が呼ばれた理由が分からなかった。
「ここに座りなさい。」
義母が命じるように言う。あゆみはおそるおそる腰を下ろした。
「あなたも分かっていると思うけれど、この家の血を絶やすわけにはいかないの。」
義母の言葉が、重く、鋭く響く。
「あゆみさん、もし子供ができなかったら、離婚してもらいますよ。」
あゆみはその言葉に凍りついた。足元が崩れるような感覚に襲われ、視界がぐらりと歪む。まさかこんな話になるとは、思ってもいなかった。
「…そんな…」
か細い声が喉から漏れる。
「あなた、ここにいる叔父と交わりなさい。」
義母は容赦なく告げる。目の前の叔父は60代半ばで、どこか陰のある目をしていた。彼が子供を8人ももうけた男だという事実を、あゆみはその場で初めて聞かされる。
「彼は婿養子に出ているけれど、清宮の血なの。彼なら必ず妊娠させてくれるでしょう。」
義母の冷たい視線に、あゆみは絶望感を覚えた。清宮家の血筋を守るためだけに、彼女がこのような立場に追い込まれることが信じられなかった。月のものの周期まで聞かれ、彼らは勝手にスケジュールを相談し始めた。
「どうするかはあなた次第。ここにいる最終日の夜にここに来なさい。」
義母の言葉が突き刺さる。ちょうどその時、夫が風呂から上がる音が聞こえた。あゆみは急いで涙を隠し、義母の前から立ち去った。
夜、夫の隣で眠れないあゆみは、何度もこの家から逃げ出そうと思った。しかし、夫を置いていくこともできず、義母の期待に応えることもできない。揺れ動く心の中で、あゆみはただ自分の無力さを噛み締めていた。
翌日から、あゆみは義母と叔父からの重圧にさらされ続ける。義母はあゆみに冷たく当たり、家事の手伝いを命じる。叔父はあゆみに視線を向けることはなかったが、その存在自体が重くのしかかってきた。何も知らない夫は、のんきに過ごしている。その姿を見るたびに、あゆみの胸は締め付けられた。自分が夫を裏切る決断をするのか、それとも義母の期待を裏切るのか—どちらにしても、あゆみに待つのは苦しみしかない。
ある夜、あゆみは一人で庭に出た。涼しい風が顔を撫でるが、その心は凍えるように冷たかった。涙が頬を伝い、地面に落ちる。あゆみは天を見上げ、心の中で叫ぶ。
「どうして…私がこんな目に遭わなきゃいけないの…?」
夫のことを考えるたびに、胸が締め付けられる。あゆみは夫が大好きだ。夫と一緒に笑い、夫と一緒に未来を描いてきた。それがすべて壊れるかもしれない現実が、あゆみを追い詰めていく。

時間が経つにつれて、義母の圧力は増していった。叔父との関係を強要される中、あゆみは何度も拒絶した。しかし、義母は容赦しなかった。
「清宮の血を絶えさせるわけにはいかないのよ。」
義母の言葉が耳にこびりついて離れない。あゆみは夫に相談することもできず、一人で苦しみ続けた。ある夜、義母はとうとうあゆみを直接問い詰めた。
「明日が期限よ。早く決めなさい。」
あゆみは何も言えなかった。答えは、まだ見つからない。心が引き裂かれるような思いで、あゆみは義母の言葉を聞き流すことしかできなかった。
その日の夜、あゆみは涙を流しながら一人で過ごした。夫が隣にいるのに、こんなにも孤独を感じたことはなかった。最後の決断を下す時が迫る。あゆみは、夫の顔を見ながら一言も口に出せない。
一人暗がりの中で泣いているあゆみは、そろそろ涙も枯れかけていた。
「あゆみ、どうかしたのか? 」
 背後から声がして驚いたあゆみが振り向くとそこには夫がいた。
「泣いていたのか?」
「い、いえ…」
「様子がおかしいと思っていたんだ。何があったんだ? 」
 尋ねられてもあゆみはなにも言えなく俯いた。
「話せないのか? 俺達は夫婦だよ? 」
「そうじゃ…ないけど…」
言葉を詰まらせているあゆみの手をそっと握った夫は、そのままあゆみを引き寄せて抱きしめた。
「とりあえず部屋に戻ろう…」
あゆみは複雑な気持ちのまま部屋に戻って来た。夫はあゆみを自分の布団に一緒に寝かせてギュッと抱きしめた。

「…お袋が何か言ったんだな?ごめんな、俺が悪いと思う」
「ううん、あなたが悪いわけではないわ」
「もしかして叔父さんが関係しているのか?あの人が来てから変だから」
あゆみはずっと閉まっていた思いをゆっくりと打ち明け始めた。
子供ができなければ離婚してもらうと言われた事、そして清宮の血を継ぐために叔父と交わるように言われた事も。
話を聞くと夫は今まで見たこともないような激怒の感情を露わにしていた。

子供ができないからと言って不貞行為を強いるとは…。
「あゆみすまなかったな、一人で背負わせてしまって」
「ううん…」
夫が優しくあゆみの頭を撫でてきた。
「歩みを犠牲にしてまで子供が欲しいとは思わない。そしてこの家を守ろうとも思わない」
熱い目で見つめてきた夫…その目を見ると、あゆみは安堵の笑みを浮かべた。
そのまま見つめ合うと、どちらかともなく唇が引き合い濃厚なキスを交わす。
何度も交わすキスが激しいキスへと変り、口の中で舌が絡み合う。舌先を絡ませ、ついばむようなキスを繰り返しながらお互いのパジャマを脱がせていく。
あゆみの首筋に這う夫の唇がいつも以上に強く感じた。吸い上げる刺激が強くゾクっとするほど感じさせてくれる。その感覚があゆみの沈んでいた心を溶かしてくれるようだった。夫の動きに合わせてあゆみも夫の下半身へと手を回した。そして下着を下ろすと既に夫の操はビンビンに起っていた。
「ずっと我慢していたんだ。あゆみが一人でなにか考え込んでいるから」
「え? そうだったの? 」「でも今日は我慢できない…」
夫の操からはドクドクと強く打つ脈が伝わってくる。こんなに脈打つのは初めてかもしれないと思えるほどに。
あゆみの手が上下に刺激すると、どんどんと大きく育っていく夫の操。熱くて太くなった夫の操をあゆみがパクっと口に咥えた。
「あっ…ん…」
小さな喘ぎ声が夫から漏れてきた。夫の喘ぎ声を聞いたのは初めてであゆみは喜びを感じて、さらに激しく刺激していった。
夫の操はあゆみの口の中でどんどんと大きくなり、今度は口から溢れてしまうほどになった。
「もう……いい?」
夫の操を咥えながら、あゆみがそう聞いた。
「うん……いいよ……」
夫は優しくそう答えた。
「私が上になっても良い?」あゆみは夫の上に跨った。
「あぁん…」
入口にこすりあてた夫の操がグイグイと中に入る。
正直夫はセックスはあんまり上手ではない。今までずっと正常位ばかりだった。入れたいが先に勝ち、私の準備が整う前に挿入しすぐに果ててしまう。そんなパターンばかりだった。だから今まで一度たりとも主人でイッたことはない。それでも夫とセックスをしていればいつか妊娠するだろうと思っていた。

「あゆみ…いい…気持ちいい…」

 あゆみの中に入った夫の操はドクドクと脈も激しくなっているのが分かる。それを感じるとあゆみの愛液も増えてきて、ヌルヌルと滑りがよくなり夫の操が出入りするいやらしい音が響いている。ああ…こんなの初めて…子宮の中まで伝わってくる夫の脈と操の太さ。今まで一方的だったような気がしたけど、夫も腰を振って責めてくる…そして私もたまらなくて一緒に腰を振っている。子宮の奥をつつかれるあゆみは体がビクビクと反応しだしていた。

初めて味わう感覚。今まで感じた事のない快感があゆみの身体を突き抜けていく。動きに合わせ、あゆみも腰をくねらせる。
「いい……」思わず、あゆみの口から言葉が漏れていた。「あゆみ…気持ち良いよ…もっと動いて…」夫の言葉に誘導されあゆみはいつしか我を忘れ、その快感に酔いしれていた。

体の奥まで感じる刺激がたまらない。もっと突いて! もっと動いて! あぁ…どうにかなりそう…。

「あゆみ…イキそう…」

「あなた、私も…」

夫が下から激しく突きあげる。子宮をズンズンと突かれ、太い操がさらに太くなった。

「ああぁぁぁ。。。。」精液が噴射され、体の中に熱いモノを感じた瞬間、あゆみは生まれて初めて絶頂に達した。

息も絶え絶え、体を引きつかせていると、夫がさらに腰を動かし始めた。

「ちょ、ちょっとまって、あっ…」

今度は、正常位で始めからマシンガンのように突いてくる。
「あ、あなた。ま、待って…」
突かれる度に、体の先がビクつき体に力が入らない。
ズンズンズンズン、子宮を突かれる度に私の体は痙攣し、もう何も考えられなかった。

気付いた時には、朝だった。

リビングに向うと義母はすでに待っていた。

「決めたのね?」あゆみは静かにうなずいた。

「はい、決めました。」義母の目が鋭く光る。

「それで?」「仰せのままに。叔父様との関係に従います」

 そう答えたあゆみの目はどこか奥深い目をしていた。

「そう。…じゃあいらっしゃい」義母はあゆみを別の部屋へ連れて行った。

 あゆみは凛とした表情のままついて行った。

別の和室へ通されるとそこには既に半裸状態の叔父が待っていた。

「さぁ、後は二人でね…」含み笑いを浮かべて義母が去って行くのを、あゆみは横目で流しながら見ていた。

「さぁ…始めようか…」

ニヤニヤと笑いながら叔父が迫ってくるのを、無抵抗であゆみは受け入れていた。

「いいねぇ若い女は…子供ができないって、あいつ種がないだけじゃないのか? あゆみちゃんも、とんだハズレ引いたね…」

敷かれた布団の上にあゆみを押し倒すと、半裸の叔父はゆっくりと覆いかぶさって来た。

「私は子だくさんだが…まぁ詳しい事はいいだろう…」ニヤッと笑った叔父の笑みが気持ち悪く感じさせる。

 叔父があゆみの首筋を指でなぞって、唇を近づけてきた…。

「ちょっとあなた! 」

静寂な空間を蹴破る勢いで襖が開いた。驚いて叔父が動きを止めると、そこには中年の女性が立っていた。

「あなた!何をしているのかしら! 」
「お、お前…どうしてここに? 」
「どうしてもくそもないわ。まったく、いい加減にしなさい! 」ボコっと飛び蹴りをしてきた女性に叔父は吹き飛ばされた。
「あんた…さんざん浮気しまくって、今度は親戚にまで手を出してんのかよ! 」

 ボコッ! ボコッ!

 今度は拳で頬を数発殴られた叔父。

「ご、ごめんなさい! ごめんなさい! 許して下さい」

まるで子供がお仕置きされているかのようで惨めな叔父の姿を見ながら、あゆみはそっと和室を出て行った。

実は、昨晩、夫と激しい一夜を過ごしたあゆみに、夫から提案があった。叔母をここに連れてくる手配をしていたのだ。
叔父の奥さんは恐妻で激怒すると手が付けられないことで有名らしく、夫から連絡を入れておいたのだ。

遠目で、あゆみと夫は叔父が奥さんに引きずられて連れて行かれる姿を見ていた。
義母は何が起きたのか呆然としていたが、そのまま挨拶もせず二人は帰宅した。

その後、義母から激怒の電話があったが夫から

「絶縁する。俺は家を捨てる。必要なら叔父さんの家から一人くらい養子もらえば? 血が繋がっているからいいんじゃないか? 」

 と言い、夫は義母に絶縁宣言した。

 早々に引っ越しを決めて義母が追いかけてこられない海外へと移り住んだ。幸い夫の仕事はどこにいてもできる仕事で海外でも問題なく仕事ができている。
 子供ができない悩みを抱えていたあゆみ夫妻だったが海外へ移り住むと、数カ月で妊娠したそうだ。やはりストレスから妊娠できなかったのかもしれない。

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