本当の妻のように 作:ひよ
30代後半の私は、東京で会社員生活を送っていました。
ですが最近母が亡くなり、地方都市にある実家に戻ってくることになったのです。
実家で母と同居していた妹の涼子は気が強く、夫である正則さんを尻に敷くような生活を送っていました。
正則さんは働いていて妹は専業主婦ですが、家事が苦手な妹に代わり正則さんが家事全般を担当しているようで、彼はいつも疲れたような雰囲気を醸し出していました。
妹に文句ひとつ言わず家事全般を引き受けている正則さんを見て、私は尊敬の念を抱きました。
私は3年前にずっと付き合っていた彼氏に振られて以来男性とお付き合いをしていないので、正直寂しいんです。
実家に帰ってきて、そこから近い職場で働いていても出会いは無く、比較的年の近い正則さんがかっこよく見えてしまいました。
妹の旦那さんにこんなことを思ってはいけないわ、と思っていても、なぜかなんとなく正則さんを意識してしまう日々が続きました。
妹夫婦の仲は当然良くはなく、しょっちゅう喧嘩をしていました。
家事を分担しよう、という正則さんの話を聞くことすらせず、妹はソファに寝転がってテレビを見ていました。
妹にそのことについて話しても、かわいそうって言うんなら手伝ってやりなよ、というばかりで妹は一切家事を手伝おうとはしません。
自分の妹ながら、なんでこんな感じに育ってしまったのかしら、と悩みの種でした。
こんな妹に腹を立てていても仕方がないので、私は正則さんと家事を分担することにしました。
それに、性格のきつい妹に変わって、私が癒してあげたい、と思うようになっていたのです。
「そんな、真美子さんのお手を煩わせるなんて……」
正則さんは最初そう言って手伝わせてくれませんでしたが、やがて当たり前の日課の様に分担することになりました。
何回もお話してみて分かったことですが、正則さんは優しくシャイな方でした。
内気で臆病なだけだよ、と妹は言っていましたがそんなことは無く、とても魅力的な方でした。
人一倍優しいからこそ、強く主張することがないだけなのでしょう。
家事の手際は良くありませんでしたが、そんなところもドジっぽくて愛らしいところだと感じました。
高いところにある物が取れない時や、重い物を持つ時は手伝ってくれて、男性らしい太い腕にドキドキしてしまうこともありました。
「どうかしましたか?」
普段とのギャップに見惚れてぼーっとしている私に、正則さんが声を掛けました。
「い、いいえ。特に何も」
そう言って想いをごまかしていましたが、もう想いを隠せるような段階では無くなってきた日のことでした。
妹が週末に学生時代の友人と泊まりに出かけるというのです。
ということは、週末は正則さんと二人きりなのです。
私は休みでしたがその日、正則さんは仕事があり、夜遅くに帰ってきました。
私が貯めておいたお風呂から上がったらすぐに、ビールを注いであげました。
私が好きでしていることなのに凄く感謝してくれて、私も嬉しくなりました。
私たちはリビングでお酒を飲んでいると気分が良くなり、いろんなことを話し始めました。
「真美子さんって凄く気が利きますし、お綺麗ですよね。涼子とは違って癒されますし、疲れた体にあなたの優しさが身に染みて……好きになってしまいそうですよ」
その言葉に、私は思わず言葉を返してしまいました。
「私は好きですよ。ほんとに…」
心ではいけない、と思っていても、私の言葉は止まりませんでした。
「ずっとあなたに惹かれていたの。私が本当の妻だったら良かったのに、っていつも考えてしまうんです」
まるで時間が止まってしまったみたいに、私たちは見つめあっていました。
そしてどちらともなく引き寄せられるように口付けをしたのです。
頭の芯が蕩けそうになるようなキスでした。
もう私はこの人の虜です。
「今だけ……今だけでいいですから……」
私がそう言うと、彼は私を抱き寄せました。
私は嬉しくて、その言葉に体が震えてきました。
私たちは間接照明が優しく照らす寝室に行き、裸になりました。
「正則さん……」
そう言って私たちは、ベッドの上で裸で抱きしめ合いました。
彼の体はとてもたくましくて、力強さを感じます。
私の胸が彼のたくましい胸に押し当てられ、その鼓動が伝わってきます。
私たちは濃密に舌を絡ませました。
そして彼の手が、私の下腹部へと伸びてきます。
「あっ……!」
思わず声が出てしまいました。
彼の手が触れたそこはもうすっかりと潤っていて、私は恥ずかしさに身を捩らせました。
「んっ……んん……」
彼の指先がそこに触れるたび、私の口からはくぐもった声が漏れます。
「ああ……」
やがて彼の太い指が私の中に入ってきました。その異物感に私は思わず声を漏らします。
彼は指を出し入れし、私の中をほぐしていきます。
「あっ……あ……」
彼の指の動きに合わせて、私の口からは自然と声が漏れてしまいます。
そして彼はもう片方の手で私の胸を愛撫し始めました。
「んっ……んん……!」
両方の性感帯を同時に責められ、私はさらに高い声で喘いでしまいます。
やがて彼の指の動きが激しくなっていき、それと同時に私の限界も近づいてきました。
「あっ……ああぁ……っ!」
私は大きく体を震わせながら達してしまいました。
手だけでイカされたのは生まれて初めての経験でした。
彼は優しく微笑んで、私の額に口づけをしました。
そして彼は私の両足を広げます。
そして、彼のものが私の入り口にあてがわれました。
彼はゆっくりと腰を進めてきました。
「あ……ああっ……!」
彼のものが入ってくる感覚に、私は思わず声を上げてしまいました。
「大丈夫ですか?」
「え?おっきい…」
彼が心配そうに聞いてきます。
「はい……大丈夫…です」
私は微笑んで答えました。
彼がゆっくりと動き始めます。
最初は少し痛みを感じましたが、次第にそれも和らいでいきました。
彼のものが私の中で動くたび、私の口からは吐息混じりの声が漏れ出します。
「んっ……あ……」
彼が動くたびに、私の中が擦れて気持ちが良いです。やがて彼は動きを止め、さらに私の中で大きくなりました。
「あっ…!ああっ……!」
「大きい、大きいです」
私の中が彼のものでいっぱいになります。
彼はそのまましばらく動かなかった後、ゆっくりと動き始めました。
「あ……ああ……」
彼のものが私の中を優しく擦り上げます。
彼はカリの部分が大きく、今まで感じたことのないその刺激に私はさらに体が敏感になっていきました。
次第に腰の動きが速くなっていきます。
「ああっ!んんっ!」
ダメっ!もう何も考えられません。
ただただ快感だけが押し寄せてきます。
やがて限界が来たのでしょう、彼のモノが一段と膨れ上がり、下から精液が上がってくるのを感じました。大量の熱い精液が子宮にかかり私は絶頂し、私の意識は飛んでしまいました。
私たちはしばらくそのままの体勢でいましたが、やがて彼が私の中から抜け出ました。
彼のものが抜けた瞬間、私のあそこから大量の精液が流れ出しました。
こんなに出るの?と思えるくらい大量でした。
「はぁ……はぁ……」
私は肩で息をしながら彼を見つめます。
彼もまた、荒い息を吐いています。
彼は優しく微笑んで私にキスをしました。
そしてしばらくすると、正則さんは眠ってしまいました。
私はその寝顔をしばらく見つめた後にシャワーを浴び、しばらく自室でぼーっとしていました。私はあそこがジンジンと火照って中々眠ることが出来なかったのです。
翌朝、私はそっと正則さんの寝ている部屋にお邪魔しました。
「あなたが私の夫だったらよかったのに」
そう言って、私は正則さんの頬にキスをしました。
きっと、彼には気づかれていないと思います。
でも、そうなる未来ももしかしたらあるのかなと今は気長に彼との関係を深めていきたいと思います。
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